四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

第60回横浜俳句大会(その二)

2015-10-28 06:48:22 | 俳句

 素晴らしいお月さまが連日目を和ませる時節ですね。亡くなった両親はじめ、お釈迦さまも、聖徳太子も松尾芭蕉翁も見上げた月です。天皇皇后両陛下もむつましく見ておられるでしょう。横浜の港の見える丘公園の秋バラが素敵な香りを放っていました。神奈川近代文学館では柳田國男展を開催中です。


◯朝日新聞社賞

    呼びにきし母も踊の輪の中に    岩渕 直

◯神奈川新聞社賞

    夕焼の人を吐き出す造船所     浮田雁人

◯産経新聞社賞

    長生きを許されてまた敗戦忌    中島修之輔

◯毎日新聞社賞

    武者震ひして噴水の立ち上がる  杉山定子

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