8日間の寒中読誦修行が今日、めでたく終了しました。最も寒い朝ぼらけに家を5時に出て横浜駅西口の立正佼成会横浜教会にて6時から声を合わせて読みあげます。
本尊釈尊像のおん前で感謝と祈願と込めて心を聖浄にし、節分からの新しき年を迎えるためです。聖壇上のお導師さんや鐘、木鉦、太鼓のお役はプロの僧職ではなく皆在家信者が担当します。少年少女の小学生から後期高齢者までの男女、坊主頭やお下げ髪、見事なハゲや豊かな黒髪までさまざまです。読誦時間は最短55分、最長で95分あります。仕事現役の人は途中で立ち職場へ向かわれます。寒さと眠けと怠け心との内なる戦いで勝たないと修行参加できません。敵はまさしく自分です。
法華経にはお釈迦さまや両親や先祖さま、周囲の私への慈愛が書かれていて、その「愛に気付けると」感動して涙が滲んでこぼれます。私は家内安全、世界平和、両親への感謝、脳梗塞の友人の回復、俳句の上達などを祈願しました。今年は風がなく穏やかな天気に恵まれさして寒くなく無事に満了となりました。信仰に反対する夫や子供たちに車で送ってもらい、それを機縁に仏教へ親しませる方便が出来て感動される方もいました。