Chage & Aska『On Your Mark』原発事故後の街

私が大好きなブログの一つである『ただひたすらChage & Aska』

この日記を読んで、この『On Your Mark』のプロモーション映画に描かれていた街が、原発事故で地上に住めなくなり、地下に造られた街だという事を知ったのです。

あの当時(１９９５年）、もしかして聞いてたかもしれないのだけれど、ちょうどオウム真理教問題が世の中を騒がしている時期だったし、カルト教団との戦い…というイメージが大きく残っていました。

天使を放す為に地上に出ているんだけど、緑豊かで美しい村…

でも、人は住めないんだよね。

それが、現実だなんて。

あの当時から警鐘を鳴らしていた宮崎駿さんって、やっぱり凄い人ですよね！





原発事故を見ていると、政府も東電も全て『想定外』で済ませている事に、驚くというよりもあきれ果てます。

ディズニーランドは『震度７』を常に想定して訓練を重ねてきたと言います。
今度の地震は彼らにとっては『想定内』だったわけです。

『地震は想定してたけれど、津波は想定してなかった』って、それはもうありえない話ですよね。

前にも書いたかもしれないけれど、私の元上司がもう２５年くらい前かな？
『Prepare for the worst』という言葉を教えてくれました。
お客様の命をお預かりしている仕事でしたし、その考えって、日ごろのちょっとしたピンチも常に最悪の事を想定していたら、軽く乗り越えられるな、素晴らしい考えだな。と思っていました。

政府や東電には、この考えは全くなかったのだな…　とつくづくがっかりします。


私は、まったく気づかなかったけど、１７年前、宮崎駿さんの、この映画を観て警鐘を感じていた人はちゃんといただろうしね。

前を向いて、つらい事から目をそらさずに歩いて行かなくちゃ！

頑張りましょう！