のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ネバダ 音頭 Akimatsuri Dancers 2020 撮影

2020-09-05 | Akimatsuri
 約一週間、今日の為に髪結の練習をしたのですが、毎回毎回違う出来。確実に出来るまで至らず、本番の日を迎えてしまいました。一度まとめると、あまり好きではなく、やり直しました。二度目も、まあ良いでしょう程度。「典子さん、時間あるでしょ?やり直したら?」ともう一人の自分が囁き、
「はい。」
 と。
 三度目は良い出来。
「やり直して良かったね。」
 髪結をお願いしたい人は一度集まり、その他は各自で準備をして会場に集合しました。
 みなが集まると、早速長い梯子で屋上に登り、リハーサル。暑いので早々に済ませることにしました。
 梯子を下りる順番を待ちながら、カメラマンに撮影の流れやカメラ位置を伝えていました。
「三番でドローンを…。」
 と言い出すと、
「今日はドローンは無いわよ。」
「え!」
 ここの会場に決めた理由の一つがドローンでした。なのに、無いってどう言うことでしょう。連絡ミスだったのか…。とにかくドローンは無し。
 下りると、みなさん本番を楽しみにしているかのように、浴衣に着替えていました。
「ドローン無いんだって…。」
 小さく嘆くと、気を取り直し、私も支度を始めました。急なことへの対処は得意ではありませんが、頭を働かせ、撮影の計画を立て直して、カメラマンに伝えました。
 さあ、みなの支度が整いました。浴衣の裾をまくり上げ、草履を履き替え長い梯子を登ります。毎年秋祭りダンサーズをまとめて下さっているカラオケの先生が、今年の特別編成にもご協力下さり、梯子の下で写真を撮りながら声を掛けて下さいました。
     
 ドローンが無かった為かどうかは分かりませんが、カメラマンはよく動いて下さいました。そして、思ったより多くのショットを撮って下さいました。その為、踊る曲数は多くなりましたが、みなさん気持ち良く応じて下さいました。
 いよいよ終わりと思った頃の夕陽が、それは綺麗。そこで夕陽をバックにもう一曲、そして長い影ともう一曲…。
 終えた時には、全部で百曲踊ったかのような感じさえしました。下で待機していた先生は、曲が何度も何度も掛かるので、失敗を繰り返しているのではないかと心配されていたようです。そうではないことが分かるとほっとされ、私達に飲み物を、そして帰り支度が済むとサンドイッチを下さいました。
 予定と違い、今晩夢の中に出てくるのではないかと思うぐらい、最終的には踊って頂くことになりましたが、みなさん最後まで笑顔を絶やさず、踊り切って下さいました。気持ち良くご協力頂き本当に感謝です。
 私の頭の中は、“わっしょい、わっしょい!”がいつまでも流れていました。楽しい時間を思い出しながら、サンドイッチを美味しく頂き、心地良い疲れに浸っていました。
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