のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

あなたこそ Stay safe

2020-04-15 | COVID-19
     
 セロリを切った後に、中心が再び伸びてくるのは知っていましたが、茎と茎の間に出てくる芽が成長するのか分からずにおりました。水に浸けておくと成長しません。今回のセロリは元気なので、土に植え替えてみました。同じく水に浸けていた大根もお隣に。土から栄養をもらって元気に育ちますように。
 グリーンオニオンは良く育ったので昼食に薬味として頂きました。

 「対策が無ければ四十万人死亡」と言う日本のニュースが、毎時五分間くらいの短いニュース番組で流れました。貴重な五分間に、日本のこの推計を取り上げたのは驚きでした。

 食料を買って外に出ると、カート一台一台を消毒して下さっている店員さんがいました。お礼を言うと、
「ステイ・セイフ。」
 涙が出そうになりました。Stay safeは、今、みなで掛け合う言葉です。「Take care!」と言う「気を付けてね!」より、“安全で”や、“無事で”と言う思いを含み、地震や台風などの災害時に使われるように思います。今日、日頃耳にするStay safeが胸にグッときたのは、日本のニュースを聴き、日本のことを考えていた後だからなのでしょうか。
 ウイルスを持っているか分からない客は毎日何百人と訪れ、その何百人が使ったカートを一台一台消毒しているお兄さんは、私の何百倍もウイルスに感染する可能性が高いのです。そのお兄さんからのStay safe。詰まる声をなんとか整え、改めて感謝しながら、
「あなたこそ、Stay safe。」

 もう一軒行く必要があったのですが、その周辺のお店は外に列。約一カ月前、多くのお店が閉まることになり、人々が少しパニックになった時以来、初めて見ました。いつもと出掛ける時間が違ったからかもしれません。
 この時の気温は二十五度くらいで暑かったです。もっともっと気温は上がります。早く落ち着いて、炎天下で並ばなければならない日が来ませんように。

 郵便番号別の感染者数が出ていました。私の住まい周辺は、四十一人から六十人の感染者が居るようです。ネバダ州の感染者数は三千三百二十一人、死者は百四十七人でした。
     

 トランプ大統領が経済活動の再開を再び口にし始めました。ラスベガスのグッドマン市長は、州が早くから街を閉めたのは極めて無謀だったと市議会で声を上げ、根拠が無いまま突発的に街を閉めた州を批判し、早く再開するよう求めていました。
 ネバダ州の人口は、三百二十万人。その内の二百六十万人がラスベガスのある南に住んでいるそうです。失業者は九十万人、三十万人が失業保険に申請。観光の街ラスベガス。カジノが全てと言えるほど観光に頼る街。早期の閉鎖は医療崩壊を防いでいることと思いますが、多くの人が食べ物も買えず、光熱費も家賃も支払えない程の影響を受けています。

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