『面白き味わひ』 2010年07月09日 | 中学受験 行雲流水録 能の先駆者、世阿弥は息子観世元雅に書き残した『花鏡』の中で、こんなことを言っています。 『面白き味わひを知りて、心にてする能は、さのみの達者になけれども、上手の名をとるなり』 →「面白い味わいを知って、心から演じると、未熟な演技でも、うまいと言われる」~そのあとに続けて、 「面白いと思う段階を超え、無意識に「あっ」と言ってしまう段階が感動である。初心の時からだんだんに上達しているだけではよい演技 . . . 本文を読む