「留魂録」の義 2011年09月08日 | 中学受験 行雲流水録 今年は、9月とはいえ残暑厳しく、秋の訪れは10月を待たねばならないようです。10月と言えば、その30年の生涯を自意識過剰と言うほど熱く駆け抜けた吉田松陰が処刑された月です。以前、私は松蔭を白皙の隠者然とした国士と思っていましたが、よくよく見るとその生き方は、賢くはあるのですが熱血漢そのもの。どちらかと言えば子どものように純粋な行動の人だったようです。 そんな松陰は、処刑される前日、門下生に向けて . . . 本文を読む