懐かしい人が尋ねてきました。10年以上前、講師としてフル回転してくれた彼。今は故郷で教職に就いています。向かって左手がその彼です。右手は当時の教え子。彼も来年から教師です。
思い返せば、熱意溢れる指導をしていました。ほとばしる熱情が多くの子供達を感化していきました。右手の教え子もそのひとり。彼を見るたびに教育とはまず教えるものの気持ちなのだという思いを新たにしたものです。きっと郷里でも熱い授業を . . . 本文を読む
年末恒例の記事。受験の意味を教えてくれたエピーソードのアップです。風に向かって立つライオンのお話にしばしのお時間を…。敢えて、本文の訂正はしていません。最初に書いた時の思いが少しでも伝われば幸いだと思っています。全ての受験生へ明日を切り開くエールとしてお贈りします。
『今日から本格的な中学受験日程の開始です。お預かりした小6生のあれこれを思い出していると、以前指導し . . . 本文を読む
先日、卒塾生の一人T君から電話がありました。甥御さんのことで塾長に相談に乗って欲しいとのこと。会いました。現在、4年生でH塾に通塾中。伸び悩みとのことで、今後のことを考えて12月より転塾していただくこととなりました。
それにしても、卒塾生の彼とは長い付き合いになります。最初、小6生の秋口に中学受験をしたいとのことで指導開始。それまで何も取り組んではいなかったのですが、それからの日々の努力には目を . . . 本文を読む
昨日、当塾の新ホームページがリニューアルアップしました。計画から5ヶ月、製作開始から約2ヶ月。試行錯誤の連続でしたが、ナントか辿り着きました。
今回の全面リニューアルの理由は、1.拡大するスマホご使用の方への情報提供の円滑化、2.完全に独立する3部門のページをアルゴ・システムズへ合同化することです。よって、当然スマホ版も同時に製作することとになりましたし、以前のホームページは私がヒマを見つけ . . . 本文を読む
体の細胞は、常に新陳代謝をしています。新陳代謝の期間は場所によって異なり、皮膚は約1ヶ月、筋肉は2ヶ月、骨は3ヶ月と言われています。爪を怪我すると、その怪我のあとが根元からだんだんと先の方へ移動していきます。根元から先端まで行く期間が約6ヶ月と言われ流ことを考えれば、人間の体全体も、約6ヶ月ですべて新しく生まれ変わると言っていいのかもしれません。ところで、脳は新陳代謝をしません。脳の細胞は生まれた . . . 本文を読む
国語の得意な子と苦手な子を分けるものは、読み取る速さの違いです。あっけないほど簡単な話で拍子抜けされると思いますが、これが真実です。 以前、小学6年生のお子さんのお父さんが、「国語があまりできないんです」と、模試の答案を持ってこられたことがあります。中身を見てみると、最初の方の問題はそれなりにできていましたが、最後の方になると×が多くなっていました。これは、最初の方に時間をかけすぎて、 . . . 本文を読む
10月某日、娘が嫁ぎました。思えば20年余。彼女と一緒に暮らしてきました。長いといえば長い、短いと言えば短い、そんな日々でした。ただ一つ思うことがあるとすれば、巷間よく言われる「親はなくても子育つ」というのはウソだということです。確かにこの言は、苦労の状況の中でも子どもたちが逞しく育つ様を言い表しているのでしょう。しかし、近年、頓にこの言を安易に使えない状況が生まれています。
幼児虐待やDVによ . . . 本文を読む
「愚公移山」…「愚公山を移す」「北山愚公者、年且九十。面山而居、懲山北之塞、出入之迂也。聚室而謀曰、吾与汝畢力平険、指通予南、達于漢陰。可乎。」-列子・湯問-『昔、愚公という者が山を他に移そうとして、永年努力し、 神はその志に感じ山を 移したという中国の寓話から』怠らず努力すれば、大きな事業も成就するというたとえ。に由来し、中学受験においてコツコツと努力し続けることの大切さを、一人で . . . 本文を読む
極論に聞こえるかも知れないけれど、人へ伝える思いはチョット冷たいぐらいが丁度いいと思っている。ただ、このチョット冷たいぐらいがナカナカ難しい。
熱過ぎると相手が必要以上に気を遣うし、うっとうしく感じる人もいる。冷たすぎる思いの情は伝わらず人間関係は崩壊してしまう。丁度良い適度な温度だと相手に馴れが生じ有り難みを感じずこちらの徒労感だけが増幅することにもなりかねない。受け取る側の感受性にもよるのだ . . . 本文を読む
教育の問題を考えるとき、多くの人が共通して挙げる対策は、教育の自由化です。朝日新聞(2015年5月20日)に、「義務教育を学校に限らず認めるという法案が、超党派の議員でまとめられた」という記事が載っていました。この流れは、これから加速していく様相を呈しています。
ところが、、今の学校で行き詰まっている問題を、民間の創意に任せれば解決するかというと、事はそれほど単純ではありません。今現在でも学校外 . . . 本文を読む