2023年6月22日(木曜日)午前6時30分:[ 18c/25c/100% ]{ Getup0500 } 雨のち曇り、また雨
予報は終日雨で、この時間は本降り。昨日とは大違い。奥山集落のゴルフコンペが昨日で、実に良かった。18人の田舎者、8割は60代以上、半数は70代。で、運良く、ハンディに恵まれて、思いがけず、2位になってしまった。
優勝は相変わらず、先日福井カントリーに私を乗せていってくれた、ひとつ後輩の元厚労省の役人。私は、障害者のような地元悪友は相手にせず、越前町の小柄で少し、足の悪い、元大工のTさんを相手に、思いっきり喋りながらプレイして、「楽しかった!わしゃ、こんな楽しいゴルフをしたのは、生まれて初めてだ」と、何度も言わせた。
彼は、私と同じ昭和23年生まれ。しかし、3月だから、学年ではひとつ上になるのだが、武生カントリーのメンバーの25年生まれのKさんの友人で、大工仕事はほぼ引退後の近年にゴルフを楽しむようになったらしい。
変則だが、よく飛ばすし、ルールも詳しくない。飛んでいく先をよく見てあげないと、一人遅くなってしまう。グリーン上では「どっち、曲がるかのお?」などと、長いパターラインを同伴競技者に聞いてくる。競技では、もちろん、ペナルティなのだが、そんなルールなど、全く気にしなくていい会。
「あっち曲がるよ」「こっち曲がる」などと、私も適当に答え、2、3mだと「大丈夫、大丈夫、気にせず、穴に向かって打ちなさい!穴に入ったら、こっちのモンだから!」などと適当なものだ。
「Kさん、見ていてよ、ボールを左側から、ビューンと曲げて、ピンの手前にトンと落として、コロコロ、バーディチャンスにするから」などと、自分が打つ前に解説する。彼は、それを非常に喜ぶのだ。
悪友と後輩は、「早く、打てよ!」と後ろから急かすのだが、私とTさんは気にしない。
大工のTさんは、釘を金槌で打つように、ボールをクラブで叩いて、まっすぐ飛ばすことしか考えたことはない。もちろん、結果は大いに左右に曲がるのだが、当事者は、当然のように、全部、まっすぐ飛ばそうと考えている。それを私のように、最初から「曲げよう」と言うのだから、不思議で仕方がないのだろう。
宣告通り曲げると感心し、失敗して、真っ直ぐ飛んでしまうと、実に大喜びするのだ。私は、バーディーも取れたし、パーもいくつも取れた。ダブルスコアもダボも叩いたが、結果的に悪友とは10打も差がついてしまった。
楽しい1日が、奥山集落の共同農作業保管庫の建物を開放して、そこでミニ表彰式と飲食のパーティを開いて大いに盛り上がって、終わった。
今朝は多少体中筋肉痛だが、雨の完全休養日。小雨程度なら、山椒畑周りの草刈りをしようとさえ考えていたが、この雨では、一日静かにしているしかないだろう。