先程、FAZER Mk.2 スポーツクラスのバッテリーについて質問があったので文章にしておきます。
バッテリーについてはいろいろ考え方があるので、
あくまでも個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。
(*´∀`)
オネガイシマス。
ラジコンのバッテリーは人によってノウハウや考え方が違うと思うので、参考の一つにして頂けたら幸いです。
今回からFAZER Mk.2 スポーツクラスのバッテリーが「ニッケル水素バッテリーのみ」になりました。
数種類の選択ができるのですが、出力と容量が違います。
今回から指定モーターは「540モーター G27」なので、8分間なら2200mAhでもバッテリーの容量は心配は無いと思います。
では、どのバッテリーを選べば良いのかと言うと、
路面状態によって選択するのも一つの手段と考えます。
容量が足りているなら、常設コースで路面状況が良ければ2200mAhバッテリーの軽さが活きてきます。
しかし、3600mAhバッテリーの「重さ」もメリットの一つと考えます。
路面にホコリがある様な特設コース、グリップの低いタイル路面、グリップ剤とタイヤウォーマーが使えないコース等は絶対的なグリップが下がってしまいます。
そこでバッテリーを含めたシャーシの「重さ」で安定感とグリップ感を稼ぐ事ができます。
今回のレギュレーションの変更で一番困ったのは、「ニッケル水素バッテリーのみ」となった事だと考えます。
ラジコン用のニッケル水素バッテリーは安価で取り扱いも簡単なバッテリーです。
しかし、ラジコン用のニッケル水素バッテリーは、バッテリーとして高性能な物なので性能維持の管理が難しくもあります。
(もちろん、Li-poバッテリーも十分な管理が必要です。)
最大の難点として、Li-poバッテリーと違い「追い充電」は避けた方が良いという事です。
詳しい説明は出来ないのですが、追い充電をすると「メモリー効果」により容量がどんどん減っていきます。
ニッケル水素バッテリーを10回も使っていないのに、ほとんど充電出来なくなった事もありました。
Li-poバッテリーの場合はバッテリーが1本あれば追い充電で、その日のレースは回す事ができます。
実際に前回の地元チャレンジはLi-poバッテリーを1本で走りました。
しかし、ニッケル水素バッテリーの場合では追い充電はしないので、予選用と決勝用の走行回数分だけの本数が必要です。
(普段はLi-poバッテリーで練習しましょう。)
なので、
思ったより費用がかかります。
(;´∀`)
ホントダヨー。
自分の場合は「ニッケル水素バッテリー」をレース時にどの様に運用するかと言うと、
22HVと36HVのバッテリーを各2本づつ用意します。
予選走行が2回の場合は22HVと36HVのバッテリーで走り比べ、感じの良かった方を決勝で使います。
(予選走行が3回の場合は余ったバッテリーを予選に使います。)
その日の使用が終わったら、保管電圧まで放電をして保管をします。
バッテリーによっては「自然放電」をしてしまうので、未使用時の電圧にも注意が必要です。
最後に、ニッケル水素バッテリーもLi-poバッテリーも消耗品なのですが、
大切に扱って楽しくラジコンを走らせましょう。
(*´∀`)
コレガイチバンダイジ。
今回の内容が何かの参考になれば幸いです。