エンジンが故障した前回の続きで、エンジンをばらしていきます。
O.SエンジニアリングのMAX-12TG Ver.Ⅱです。
2年以上使用してきたエンジンですが、今までに何度か部品交換しています。
・ コンロッド折れによるピストン、シリンダー、コンロッド交換 - 1回
・ 摩耗によるコンロッド交換 - 2回
・ ベアリング交換 - 2回
とりあえずフライホイールを手で回してみます。
ベアリングが痛んでいる時の「ゴリゴリ」といった感触ではなく、なんだか「ざらざら」という感触です。
しかも圧縮がすぐに抜けてしまいます。
(;・∀・)
コレハダメッポイデス。
クーリングヘッドとインナーヘッドを外していきます。
傷が数箇所と小さい金属片が食い込んでいます。
次にシリンダー内部を見ていきます。
多数の縦傷があります。
その中でも一本、大きくて深い傷があります。 これが致命傷みたいです。
シリンダーをケースから取り外し、ピストンを見ます。
あれ? シリンダーが簡単に取り外せたぞ? なんだか少し緩いような気がします。
( ・◇・)?
これも縦傷が多く、ダメみたいです。
クランクシャフトを抜いてベアリングを見てみましたが、感触が少し痛んでいる感じでしたが、よくわかりません。
しかし、ベアリングから小さい金属片が取れて、燃焼室に入ったと思われます。
とりあえずショップに相談に行きます。
「修理するといくらかかりますか?」
(*・∀・*)ノ
店長「今回はピストン、シリンダー、コンロッドとベアリングですね。」
店長「前回コンロッドが折れたとき、ケースから結構無理してシリンダーを抜いたけど ・ ・ ・ 」
店長「どうします?」
・ ・ ・ ・ ・
全損扱いです。
( ノД`)…
ナンテコッタイ。
しばらくエンジンカーはお休みです。