中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 上海から蘇州への移動(2020年労働節編)

2020-05-07 00:05:07 | <蘇州>生活

今年の中国は5月労働節のゴールデンウイークが復活しました。

蘇州市街の観光地、平江路も観光客で賑わっていました。

 

 

以前にも試行的に連休にしたこともあったのですがここ数年はありませんでした。

連休と言っても前後の土日などが出勤日になるので休みが増えたわけではありません。

5日間の連休中、上海にいてもすることがないので蘇州へ戻ることにしました。

相変わらず上海駅は厳しい規制もなくもう普段通りの人混み。

 

 

日本の知事さんたちが見たら卒倒するような三密状態かも。

ただし、連休として考えるとこれでもまだ人は少ない方かもしれません。

 

 

北京の規制も緩くなり、海外からの入国者と国内の一部の感染者の多い地域からの

移動を除いては、14日間の隔離をしないとの通達が出たので、

連休以降は本格的に企業活動や人の移動も再開されることになると思います。

 

 

高速鉄道の乗車率も100%に近くなっています。

上海~南京間の高速鉄道は減便と8両編成の措置をとっていましたが、

5月1日の高速鉄道では16両編成が復活していました。

 

 

ただし、蘇州駅での外国人及び海外からの帰国者に対する措置は以前と変わっていません。

いつものように全員検温、その後パスポートでは通過できない改札で係員にパスポートを渡して、

蘇州での滞在先、連絡先、どこから来たのかなどを申告書に記入。

毎日あるいは毎週程度で蘇州~上海を往復している場合、

申し出れば面倒な手続きを省くことは可能だそうです。

 

 

今までと同様、補警さんに連れられて北広場の赤テントに行きます。

同じように改札を通過できない人達を眺めてみると、

外国人と外国のパスポートを持つ中国人が半々のようです。

 

 

もうこの手続きは3回目なので、我ながら手慣れたものです。

白い服の人に指示される前に携帯の移動履歴を提示するためのコードをスキャン。

蘇州には仕事先がないので、これもいつも通り空白のまま提出。

上海で仕事です、蘇州の家に帰りますと伝えるとOK。

今回は蘇城码の提示は不要でした。

 

 

蘇州も上海と同様、駅や街中、観光地は普段通りの賑わいになっています。

連休中、蘇州の有名な観光地は全て予約制になっていましたが、

それでも観光に来る人はもうかなり増えているのかと思います。

 

 

でも、まだ油断はできないなぁと思うことも。

蘇州新区の繁華街から少しだけ離れた濱河路×馬運路に見覚えのある赤テントが。。

なんでこんなところに蘇州駅北広場と同じものがあるのかと思ってよく見てみると、

 

 

どうやら交差点にあるビジネスホテルチェーンの如家酒店が、

コロナ隔離用ホテルに変わっているように見えます。

2週間前は普通のホテルとして営業していたのに、ちょっとびっくりです。

隔離用のホテルが増えているということは、

感染の疑いのある人がまだ一定数存在するということでしょうから。

 

 

たらればの私見になりますが、日本も早くからしっかり対応しておけば、

他の国より早く復活できたのでは。。と思ってしまいます。

あれだけの数の中国人観光客が来ていたのに、大袈裟に心配する必要なしという感じだったし。。

中国人や中国に在留している日本人なら1月末~2月の時点で、

日本が遅かれ早かれこうなるだろうとみんなそう思っていたかと。

また、5月6日に緊急事態宣言が解除できるなんて誰も思っていないはず。

逆に中国で、あの人日本人だよ大丈夫なのと言われているのがちょっと悔しくて残念。

 

 

コメント (6)
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