中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 西北料理 西貝

2018-01-18 00:07:00 | <蘇州>食事・喫茶

お店の正しい名前は西貝莜面村(xi bei you mian cun)で、

中国各地に展開している西北料理(西北菜)のチェーン店です。

 

 

蘇州新区の緑宝広場にあるお店に行ってきました。

結構人気のある店で、食事時には行列になります。

 

 

大西北は新疆や内モンゴルなど回教と呼ばれるイスラム教徒の多い地域なので、

牛肉や羊肉を使った料理がメインです。

待っている間に注文しやすいようにするためか、

大きなメニューが店の外に出ています。

 

 

やっぱり羊肉が一押しのようです。

 

 

でも羊はちょっと。。という方にお勧めなのは牛大骨。

重さで注文します。1斤(約500g)で43元。

よく煮込んであるので肉はとても柔らかく、骨からすぐ取れます。

 

 

この店のニラと卵の餃子、莜面蒸餃は結構好きな味です。

皮はなんだろう、普通とちょっと違ってもっちりしています。

 

 

莜面魚魚羊肉湯は、魚が入っているわけではありません。

魚魚湯とは、ジャガイモ練ったものを小魚のように細長くちぎって、

スープに入れる料理のようです。

 

 

橄欖油三種蘑菇は、きのこのオリーブオイル炒めです。

メニューに書かれている通り3種類入ってます。

あまりオリーブオイル感はないですが、とても食べやすい味で気に入りました。

 

 

肉夹饃もイスラム教徒の多い地域の食べ物ですが、

どこでも見かける中華バーガーです。長春でもよく見かけます。

イスラム教徒のお店なら具材は羊肉や牛肉を使いますが、

それ以外なら豚肉や叉焼などを使っていたりすることもあります。

 

 

葱香烤魚は高温の油で焼いたか揚げてあるのか、皮がパリパリになってます。

鉄板に乗って出てきて火もつけますが、

既に火は通っているのですぐ食べられます。

淡水魚はちょっと苦手なんですが、これなら大丈夫。

 

 

烤羊腿はお店一押しのひとつ。なのでとりあえず発注。

こちらも鉄板で出てきますが既に火は通っています。

ハーフサイズで頼んだので、メニュー写真のような大きな骨はついてません。

でも半分でも十分すぎる量です。

肉自体に濃い味付はされていませんが臭みはほとんど感じません。

唐辛子などが入ったスパイスを付けて食べます。

 

 

口直しやデザートにちょうどいいのが黄米凉糕。

黄米は粟の一種です。

もち米の上に黄米が乗っていて、中にはナツメや干しブドウが入ってます。

しつこい甘さはありません、さっぱりしています。

 

 

だいたいいつも人が並んでいてスルーしてしまう西貝だったのですが、

確かにまた行ってみてもいいかと思えるお店でした。

値段がすごく安いという店でもないので、

蘇州の人達も味が気に入って並んでいるのでしょう。

勝手な想像ですが、”西北”と”西貝”は四声が違うだけで

読み方が同じなのでこの店名を付けたのでしょうか。。

 

 

コメント (2)
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