中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 蓮花島

2016-10-27 00:24:00 | <蘇州>観光

蓮花島は陽澄湖にある島です。

地図を見ると、実際には半島で陸続きになっているみたいです。

 

 

市内からは、蘇州北バスターミナル始発の87路で行けます。

陽澄湖旅遊集散中心で下車です。

バスで1時間半ぐらいかかりますので、

確実に座れる始発駅から乗る方がいいかもしれません。

 

 

秋の陽澄湖と言えば、上海蟹(大閘蟹)。

特に10月~11月は蟹を食べに来る人たちで賑わいます。

島に行くには、陽澄湖旅遊集散中心の蓮花島埠頭から船に乗ります。

 

 

船はおよそ30分間隔で運航されています。

料金は、往復で40元(往路25元、復路15元)、子供は半額です。

 

 

船には空調も付いていて、混んでなければ快適です。

 

 

乗船時間は10~15分ほど。

島のレストランを予約していれば、小さな船で無料送迎してくれます。

 

 

島自体には、めぼしい観光名所があるわけでもありません。

でも、船で渡るという行為で、ちょっとした旅行気分が味わえます。

 

 

湖岸には遊歩道も整備されて、きれいな公園になっています。

島の名前通り蓮がいっぱい。

花が咲く頃に訪れるのも良さそうです。

 

 

広い芝生の広場には、ランドアート展なるものをやっていて、

いろんなオブジェが配置されていました。

自由に触れることができるので、子供たちの遊び道具になっています。

 

 

レンタル自転車もあります。

蟹のシーズンは、歩行者が多すぎて使い勝手が悪いかと。。

 

 

所々に、昔の足踏み水車などの農工具が置いてあって、

ちょっとした、体験ができるようになってます。

 

 

また、清代の科挙試験で、全ての科目に主席合格した蘇州の超エリート、

銭棨の住居を復元した三元府もあります。

三元とは、郷試、会試、殿試の3つの試験をすべて主席合格した者を指し、

中国の長い歴史の中で、13人だけだそうです。

 

 

遊歩道に沿って、新しいレストランがたくさんできていました。

でも、ここで食べるより村の中の農家料理レストランで

食べた方がいい雰囲気を味わえるんじゃないかと思います。

 

 

元々この島は、蟹の養殖や魚業で生計を立てていた小さな漁村でした。

遊歩道から少し外れて中に入っていくと、昔ながらの村がそのまま残っています。

 

 

今は、蟹と農家料理のレストランがずらりと並んでいます。

水揚げされたばかりの蟹が味わえるので大人気です。

 

 

私自身は、良い上海蟹を安く手に入れるルートがあるので、

わざわざ高いお金を払って、ここで蟹を食べることはありませんが、

こういう場所で、大勢で賑やかに季節のものを食すのは、

きっと楽しいだろうと思います。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする