中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

長春 寝台列車で大連へ

2013-11-21 19:20:21 | <長春>生活

長春から大連への出張では、経費削減も兼ねて寝台列車をよく使います。

 

今は、大連-ハルピン間には高鉄が繋がり、高鉄を使えば、

長春から大連までの所要時間は3時間30分ほどになりましたが、

朝一番からの打ち合わせとなると、高鉄では間に合いません。

 

 

大連行きの夜行列車は、今でも毎日数本運行されています。

いずれも早朝に大連に到着します。

 

長春駅の工事が終わるまで、大連行きの寝台列車は、

長白路の臨時ホームを使用しています。

駅からは結構遠いので、利用する場合は注意が必要です。

 

 

まだまだ工事の続く長春駅前(長春駅南広場)を通り過ぎて。

 

 

長白路に出ます。

 

 

案内看板も出ています。

夜は道が暗いので少々不安になるかもしれませんが、

とにかくまっすぐ進みます。

 

 

臨時ホームでも、切符の購入や受け取りができます。

 

 

待合所はいつも人でいっぱい。

 

 

寝台は、硬臥(2等)と軟臥(1等)の2種類あって、

2等は3段ベッド、1等は2段ベッド×2(4人の個室)です。

1等車両はこんな感じです。

 

 

列車が発車してしばらくすると、車掌が切符を番号のついたカードと交換しに来ます。

車掌は預かった切符で、乗客がどの駅で降りるのか把握します。

自分が降りる駅に着く少し前に起こしに来てくれるので安心です。

起こしてもらってカードを渡すと、切符が返ってきます。

 

ベッドは上段か下段かは好みが別れると思いますが、

下段のほうが少し値段が高くなります。

 

 

下段の場合は、テーブルが使える。窓から景色がよく見える。

天井が少し高いので圧迫感が少ない。

上段の人の上り下りが少々気になる、上段の人が勝手に下段に座る。。

 

上段の場合は、足元(通路側)にそこそこの収納スペースがあるので、

服などをたたんで置いておける。知らない人が座ることがない。

 

大きな荷物がない時や静かに寝たい時には、上段の方がおすすめで

いろんな人と交流したければ、下段がおすすめかもしれません。

 

列車の連結部は喫煙スペースになっています。

 

 

食堂車もあります。

 

 

ここでで調理したものを提供しているのかは分かりません。

車内で弁当を買ってもここで食べることができると思います。

深夜は営業していない感じですが、カップめんぐらいは買えそうです。

 

大連に着いたら腹ごしらえして仕事です。

 

 

さすがに帰りは高鉄で。

 

 

寝台列車は、定刻通りに運行されることはまずないです。

特に内モンゴルや黒龍江省など、遠方から来る列車は、

必ずと言っていいほど、大連到着が1時間ぐらい遅れます。

大連で仕事する時は、あまり早く着いてもしょうがないので、

この遅れがちょうどいい具合になってます。

 

 

 

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