ひょうきちの疑問

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鳩山元首相、日本政府の制止を振り切ってイランへ

2012-04-12 10:06:18 | 国際・外交(日米関係)
新ベンチャー革命2012年4月8日 No.563
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/29018221.html
 
鳩山元首相、日本政府の制止を振り切ってイランへ:オバマとの絶妙の連携プレイか?悪徳ペンタゴン外務省よ、ザマーミロ!
 
1.鳩山元首相、周辺の制止を振り切って、イラン訪問へ
 
 鳩山元首相が2012年4月6日、イランに向けて出発しましたが、その直前、本人がブログに決意表明しています(注1)。
 
 本件、野田政権も日本政府も中止するよう要請していますが、鳩山氏はそれを拒否しています。
さらにルース米大使も懸念していると新聞報道されていますが、中止しろとは言っていないようです。
 
 鳩山氏はこれらの反応を承知した上、中止要請を振り切っています。
 
 本件を報道する日本のマスコミの記事を読むお人好し日本国民は、鳩山氏は何を考えているのか、非常識も甚だしいと感じるでしょう、
なぜなら、欧米諸国はイランの核開発に反対して、イランとの貿易を制限しており、日本もそれに同調しているからです。
 
 さて、本ブログでは鳩山氏のイラン訪問を批判的に報道する日本の大手マスコミを悪徳ペンタゴン日本人勢力とみなしています。
 
なお上記、悪徳ペンタゴン日本人勢力および彼らを動かす米国戦争屋の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
 
2.鳩山氏は悪徳ペンタゴン日本人勢力を挑発しているのか
 
 上記の悪徳ペンタゴン・マスコミの報道振りから、誰もがわかるのは、鳩山氏が悪徳ペンタゴン日本人勢力(野田政権含む)と対立しているということです。
本ブログは依然として民主党の小沢・鳩山グループ(小鳩グループ)を支持しています。
その最大の理由は、両グループはアンチ悪徳ペンタゴンであり、対米自立志向であるからです。
ここで断っておきますが、両氏は決して単なる反米ではなく、反・米戦争屋です、誤解なきように・・・。
 
 鳩山氏は2010年6月、無念の首相辞任を余儀なくされています(注2)が、
本ブログでは鳩山氏を辞任に追い込んだ元凶は外務省に巣食う極め付き悪徳ペンタゴン官僚だと思っています。
 
 だから、鳩山氏の行動は彼ら悪徳ペンタゴン日本人勢力に対する挑発である可能性があります。
 
3.鳩山氏は米国戦争屋の仕返しを恐れていない
 
 今回の鳩山氏の行動は米国戦争屋ジャパンハンドラー連中の神経を逆撫でする挑発ですから、
その仕返しが怖いので、普通ならこんな行動をとらないはずですが、あえて、挑発に踏み切っているわけです、なぜでしょうか。
 
 上記の疑問を解くには、直近のイラン情勢を観ておく必要があります。
アンチ戦争屋かつアンチ・ネオコンであるオバマ米大統領は米国をイラン戦争に巻き込みたくないという信念を持っていることはすでにわかっており、
オバマはこれまでイスラエルにイラン攻撃を自制するよう説得してきました。
その甲斐あって、12年いっぱいは少なくとも、イラン戦争はなさそうであることが確認されています(注3)。
 
 要するに、米国内において、対イラン戦略に関し、日本の悪徳ペンタゴン勢力を仕切る米国戦争屋(現在、米国政権から下野している)の意向よりも、
米国の正統政権であるオバマ政権の意向の方が、優勢になっていることを意味します。
 
 鳩山氏はこのような米国内政治情勢を踏まえて、イラン訪問を実行しているのは間違いありません。
 
 鳩山氏はイランに核兵器開発を止めるよう要請すると公言しています(注1)が、オバマがイスラエルにイラン攻撃を止めろと言っていることと辻褄は合います。
いすれにしてもオバマは立場上、イスラエル説得のためイスラエルには行けても、イラン説得のためイランに行くことは不可能ですから、
誰か代理を立ててイラン説得をしたいはずです。
 
 一方、オバマ派のルース米大使が鳩山氏のイラン訪問を懸念していると悪徳ペンタゴン・マスコミが報じています(注4)。
しかし、訪問中止を強く求めていないようです、
現に、鳩山氏はイランに旅立ったわけです。
 
 要するに、鳩山氏はオバマ政権からの暗黙の了解の上で、イランを訪問したことがわかります。
困ったのは悪徳ペンタゴン官僚の仕切る日本政府の方なのです。
 
4.今年の夏にイラン戦争が起きたら日本は大変なことになる
 
 2012年の夏、日本の54基の原発がほとんど停止します。
同じタイミングでイラン戦争が起きて、ホルムズ海峡が封鎖されたら、日本は深刻なエネルギー不足となります。
 
 世界の石油価格を操作しているのは米戦争屋ボスのRF財閥であり、
彼らはむしろこのようなオイル・ショックで儲けようと企んでいますから、
オバマ・鳩山ラインの連携プレイで2012年にイラン戦争が中止されれば、困るのは米戦争屋ボスであって、
われら日本国民にとって願ってもないことです。
 
 鳩山氏は日本の国益のためにイランに行って核兵器開発を止めさせると言っていますから、それはその通りなのでしょう。
その意味で、ルース大使の言う“懸念”の意味は、
アンチ戦争屋の鳩山氏が帰国後、米戦争屋に仕返しされるのではないかという“懸念”なのではないでしょうか。
 
 いずれにしても、野田政権、外務省、マスコミの悪徳ペンタゴン日本人勢力の鳩山批判姿勢は、
米戦争屋の利益となっても、日本国民の利益では決してないことを、われら国民はちゃんと理解する必要があります。
 
注1:鳩山由紀夫、2012年4月6日
 
注2:本ブログNo.136『小鳩W辞任:好事魔多し、狂喜乱舞のマスコミよ覚悟しておけ』2010年6月3日
 
注3:時事ドットコム“イラン攻撃、年内はない?=米国の懸念が背景に・・・イスラエル”2012年4月5日
 
注4:毎日新聞“ルース駐日大使:鳩山氏のイラン訪問 政府に懸念伝える”2012年4月8日

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