ヘルパーを始めてから、なんとなく落ち着かない。
細切れの日程で、訪問日時を間違えてはいけない。緊張の日々である。
初めての訪問は緊張する。利用者さんの人となりがわかるまでは緊張が続く。
頑固で文句の多いおじいちゃんが、ふと見せてくれる本音。
だんだん、利用者さんに親しみを覚える。
どの人にも人生があって、生活があって、心がある。
自分に介護が必要になったとき、来てほしいと思うようなヘルパーさんになること。
利用者さんの体を拭きながら、ふと、あなたのことを思う。
あなたの体は痛いところが多すぎて、触れることが出来なかった。
ギュッと抱きしめるjことも出来なかった。
亡くなってはじめて、体を抱きしめた。
よく頑張ったね。