息子が「足の付け根が痛い。」と言う。
学校の部活でハンドボールをやっていて、今週末、最後の大会がある。
普通なら、「練習のやりすぎで筋をいためた。」で片付くけど、我が家の場合、それだけでは終われない。
いつものように、娘の主治医だった先生の医院へ向かう。
股関節ではなさそうだから大丈夫!と自分に言い聞かせながら車を走らせる。
診察が近づくにつれ、不安が大きくなる。
「ひょっとしたら...」
先生が、「使い過ぎで筋肉が悲鳴を上げてるね。」と言われほっと一息。「念のためレントゲンを撮っておきましょうか。」
帰りの車の中で、安心したためか、涙が出てきた。
あかねの時も、これくらい気をつけていれば早期発見で、ひょっとしたら治っていたかもしれない。
もっと早く気づいていれば...