昨年2月にあの子が逝ってから、しばらく頭も心も空っぽでした。
体だけが忙しく働いて、心と頭は置き去りでした。
ふと気がつくと、いろんな事が思い出せないのです。
悲しみから逃れるための自己防衛なのでしょうか。
本当にこのまま呆けてしまうのでは?と思っていました。
ちょうど、そのころ会社から「建築士」の免許をとることを推奨するメールが来たのです。
この歳ではもう無理だろうと諦めていたこと。
あの子に向かって「まだ呆けるには早いよね?頑張るか。」と話しました。
それからが大変。
申し込み締め切りは目前に迫っています。大急ぎで資料を集め手続きに向かいます。
準備期間が短かったこともあって、昨年の結果はひどいものでした。
「今年はどうしようかな?」と迷っている所にまたまた会社から
「6月から建築士の免許がないと出来る仕事が限られてきます。」という旨のメール。
もともと私の仕事は、欧米では1級建築士でないと出来ない仕事です。
日本ではまだ制度が確立されていないので、勉強さえすれば「普通のオバちゃん」の私でもその仕事が出来たのです。
でも「いつかはこういう日がくるだろうな」とは思っていました。
これはやるしかないな。
姉歯問題発覚以来、建築士の試験は難しくなっているそうです。
「1級建築士の問題が2級に降りて来ている。独学では合格はむずかしい。」と言われました。確かに去年の試験には丸暗記で挑んだのですが応用が利かないため落ちました。
でも総合資格学院などのコースでは60万円かかります。受かる可能性のないものにお金はかけられません。以前、仕事仲間の1人が受験したときに通った教室を紹介してもらい、そちらの講座をうけることにしました。
行ってみると...なんと、そこの講師は、○十年前に訓練校でお世話になった先生でした。こんな出会いもあるんですね。
それから6ヶ月コツコツと頑張りました。歳のため記憶力は半減(いや~それ以上かな)昨日覚えたことを今日は忘れている。そんなことを繰り返しながら昨日の本番を迎えました。
もう少し点がとれると思ったのですが厳しかったですね~。ギリギリでした。
明日からは製図試験対策が始まります。
今年になってから始めたのでは、きっと落ちていたと思います。
去年からの積み重ねがあったから、ここまでこれました。
昨日は、もちろんあの子と一緒。
あの子の贈り物....。
体だけが忙しく働いて、心と頭は置き去りでした。
ふと気がつくと、いろんな事が思い出せないのです。
悲しみから逃れるための自己防衛なのでしょうか。
本当にこのまま呆けてしまうのでは?と思っていました。
ちょうど、そのころ会社から「建築士」の免許をとることを推奨するメールが来たのです。
この歳ではもう無理だろうと諦めていたこと。
あの子に向かって「まだ呆けるには早いよね?頑張るか。」と話しました。
それからが大変。
申し込み締め切りは目前に迫っています。大急ぎで資料を集め手続きに向かいます。
準備期間が短かったこともあって、昨年の結果はひどいものでした。
「今年はどうしようかな?」と迷っている所にまたまた会社から
「6月から建築士の免許がないと出来る仕事が限られてきます。」という旨のメール。
もともと私の仕事は、欧米では1級建築士でないと出来ない仕事です。
日本ではまだ制度が確立されていないので、勉強さえすれば「普通のオバちゃん」の私でもその仕事が出来たのです。
でも「いつかはこういう日がくるだろうな」とは思っていました。
これはやるしかないな。
姉歯問題発覚以来、建築士の試験は難しくなっているそうです。
「1級建築士の問題が2級に降りて来ている。独学では合格はむずかしい。」と言われました。確かに去年の試験には丸暗記で挑んだのですが応用が利かないため落ちました。
でも総合資格学院などのコースでは60万円かかります。受かる可能性のないものにお金はかけられません。以前、仕事仲間の1人が受験したときに通った教室を紹介してもらい、そちらの講座をうけることにしました。
行ってみると...なんと、そこの講師は、○十年前に訓練校でお世話になった先生でした。こんな出会いもあるんですね。
それから6ヶ月コツコツと頑張りました。歳のため記憶力は半減(いや~それ以上かな)昨日覚えたことを今日は忘れている。そんなことを繰り返しながら昨日の本番を迎えました。
もう少し点がとれると思ったのですが厳しかったですね~。ギリギリでした。
明日からは製図試験対策が始まります。
今年になってから始めたのでは、きっと落ちていたと思います。
去年からの積み重ねがあったから、ここまでこれました。
昨日は、もちろんあの子と一緒。
あの子の贈り物....。