明日の厚生委員会

明日は厚生委員会が開催されます。
「保育制度改革に関する意見書提出を求める陳情」
が付託され、審議されるのです。

しかし、この陳情、肝心の「意見書」が示されてなく、
具体的に何を訴えたいのでしょうか？という陳情なのです。
幼保一元化を拙速に進めないで、ということはわかります。

この問題で、相当に会派で議論、資料読破・・・
私の政府のＷＴ検討会の議事録を読んだり、ここ数日
進めてきました。

12月6日に第６回の基本制度ＷＴが開かれているのですが、
そこでは、また「振り出し」に戻った？ような結果。
本来通りの「すべてこども園法に基づいたこども園にする」を目指し、
「こども園法にもとづいたこども園のなかに幼稚園、保育園、幼保一体型を
つくる」「幼稚園、保育園はこれまでの法律に基づいて実施。それ以外に
こども園法に基づいたこども園をつくり3類型とする」をプロセスと
して捉えるという意見に落ち着いているのです。

また、財源にしても、政府の基本的な考えは
子どもの予算を「子ども・子育て勘定」として、財源の一元化を
図り、実施主体である基礎自体（市町村）に特別会計として
渡すということです。
しかし、拠出する国、都道府県、実施主体となる市町村、労使関係の
負担率、安定財源の確保もまだまだ、不明。

子ども・子育て新システムは幼保一体化だけでなく、妊婦健診や
病後児保育、一時保育、乳幼児全戸訪問、保育ママなどなど
多岐にわたるもので、ワークライフバランスも絡んでくるし、
この陳情がうったえたいことは「重々わかります！」でも・・・といった
ことで、悩み、ヒアリングを重ねて、きました。

明日、態度は表明します。

それはそうと・・
水島ヒロさんの小説、読まれたかた、もういらっしゃるかしら？