あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

社会保障と子ども・子育て・・・全ての世代間でわかちあう

2013-12-17 17:14:25 | Weblog
 



羽村市議会議員研修会が開催。

講師は大日向雅美先生。内閣府の社会保障制度改革国民会議委員
子ども子育て会議委員も務めていらっしゃいます。

 

前自民党政権時代から、少子化対策、子ども・子育て施策に関わっていらした
先生、経緯についても、詳細に説明してくださいました。

自民党から民主党に政権交代したときに
「退歩してしまう、御破算になってしまうのでは?」と
危惧されたそうですが、民主党は
「しっかりと引継ぎ、「子ども・子育てビジョン」として
「社会全体で子育てを支える」と打ち出してくださった」と
評価。

社会保障については、「高齢者にばかり予算が使われ過ぎというけれど、
高齢者が手厚くなるのではなく、限られたパイを奪い合う不毛な争いにせず、
高齢者施策の充実は若い世代にとっても必要。
社会保障の充実は社会の活力の基盤。いずれの世代にとっても負担ではなく
今の困難をわかちあい、未来の社会に強力しあうためにあるという
哲学を広く共有することが大切」。

スエーデンには「「オムソーリ」という哲学が国民の間であるそうです。

ワークライフバランスについても、しっかりと噛み砕くように
説いてくださり、私にとっても新たな視点も見出すことができました。

「産む」「働く」を選択する社会ではなく、働くなかで「産む」ということが
当たり前の流れとして生きていける社会はまだまだ・・・・遠いようです。

子ども・子育て支援法についても、丁寧に説明してくだしました。
施設給付によって「財源が一本化」されたことは
幼稚園、保育園、にとってもメリットがあるのではないでしょうか?
また、地域型保育(箱ものではない施設。例えば、保育ママ、
ベビーシッター(居宅訪問型保育)など)にとっては
人的資源の確保、養成がこれから自治体に求められていくと思います。

地域の人が一定の研修を受け、子育て支援を支えて行く・・・

羽村市ではどこまで取り組みが進んでいくか??

改めて、WLB、子育て支援について考えた研修でした。