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羽村市議会議員研修会が開催。
講師は大日向雅美先生。内閣府の社会保障制度改革国民会議委員
子ども子育て会議委員も務めていらっしゃいます。
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前自民党政権時代から、少子化対策、子ども・子育て施策に関わっていらした
先生、経緯についても、詳細に説明してくださいました。
自民党から民主党に政権交代したときに
「退歩してしまう、御破算になってしまうのでは?」と
危惧されたそうですが、民主党は
「しっかりと引継ぎ、「子ども・子育てビジョン」として
「社会全体で子育てを支える」と打ち出してくださった」と
評価。
社会保障については、「高齢者にばかり予算が使われ過ぎというけれど、
高齢者が手厚くなるのではなく、限られたパイを奪い合う不毛な争いにせず、
高齢者施策の充実は若い世代にとっても必要。
社会保障の充実は社会の活力の基盤。いずれの世代にとっても負担ではなく
今の困難をわかちあい、未来の社会に強力しあうためにあるという
哲学を広く共有することが大切」。
スエーデンには「「オムソーリ」という哲学が国民の間であるそうです。
ワークライフバランスについても、しっかりと噛み砕くように
説いてくださり、私にとっても新たな視点も見出すことができました。
「産む」「働く」を選択する社会ではなく、働くなかで「産む」ということが
当たり前の流れとして生きていける社会はまだまだ・・・・遠いようです。
子ども・子育て支援法についても、丁寧に説明してくだしました。
施設給付によって「財源が一本化」されたことは
幼稚園、保育園、にとってもメリットがあるのではないでしょうか?
また、地域型保育(箱ものではない施設。例えば、保育ママ、
ベビーシッター(居宅訪問型保育)など)にとっては
人的資源の確保、養成がこれから自治体に求められていくと思います。
地域の人が一定の研修を受け、子育て支援を支えて行く・・・
羽村市ではどこまで取り組みが進んでいくか??
改めて、WLB、子育て支援について考えた研修でした。