バイデン再選に危険信号!? :230715情報
2024年大統領選挙に向けバイデンvsトランプの再戦が注目視されているアメリカ。
そんな中、6月22日にバイデン大統領に対する弾劾決議案が提出されました。弾劾決議案の採決強行は回避されましたが、ローレン・ボーバート議員が「特権決議」として提出した弾劾決議案を国土安全保障委員会と司法委員会に送ることを219対208で決定しました。
この意味するところを、国際政治学者は、「バイデン政権は、もうどうしようもなくガタガタになってきているんです」と述べています。いったいバイデン大統領に何があったのでしょうか? 解説を求めました。
■バイデンに対する弾劾決議の理由
6月22日バイデン大統領に対する弾劾決議案が提出されました。弾劾決議は、通常司法委員会を通さなければいけません。ですが、今回司法委員会の共和党議員の意見が一致しなかったので、共和党のローレン・ボーベルトという議員が「特権決議」として弾劾決議案を提出しました。そして下院は、この弾劾決議案を国土安全保障委員会と司法委員会に送るという決議を、219対208で決定させました。
ボーベルトさんによると、「バイデン大統領は、移民関連法の施行と、合成麻薬オピオイドフェンタニルの密輸をめぐる、メキシコ国境の安全対策を怠ったため、宣誓に違反した」とのことです。
簡単にいうと、「ほぼ全ての移民を自由化し、南部国境をほとんど開放してしまって、国境管理を必要としない 違法難民や違法移民をどんどん無制限に受け入れている。また、合成麻薬フェンタニルの取り締まりも、ちゃんとやってない。これは大統領として宣誓したことに相反するじゃないか」ということです。
■ガタガタになるバイデン政権
また、共和党のマージョリー・テイラー・グリーンさんも、バイデン大統領やレイFBI長官、ガーランド司法長官に対する同様の弾劾決議を計画しているとのことです。この決議が通るとそれぞれの委員会で、2日以内に採決しなければなりません。
これは米下院がバイデン大統領の弾劾に向けて第1歩を踏み出したと言えるのではないかと思います。バイデン大統領としても政権がもうガタガタなのです。そして、これ以上、無制限に大規模な戦争予算を、ウクライナにかけることはできなくなってきています。
これはアメリカの下院を中心にして共和党が止めているということを意味しています。
■ウクライナ戦争の終わり?和平への道筋
そうすると、戦争はもう長くは続けられません。そのあたりは、プーチンも見ておりあまりやり過ぎても、国内の政治的安定を失われてしまうと理解しています。また、6月13日にプーチンはプリゴジン率いるワグネルを潰すよう命令を出しました。あまりにも大きくなりすぎた力を抑えるためです。
プリゴジンは、元々プーチンの右腕で秘密裏にロシアの軍事力として働いていましたが、今回の反逆行為によりプーチンにとっても手に余るものになってしまいました。
ロシアの軍事力を失ってまでもワグネルを潰すよう命令を出したという事実を見ると、プーチンも、戦争を終息に向かわせた方がいいと思っているのではないでしょうか?
バイデンやプーチンの動きから、和平への道筋がだんだん見えてきたということです。
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