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ちくわブログ

ちくわの夜明け

連合赤軍を巡る 【5】 スナックバロンへ再び

2011-01-23 04:09:34 | 映画制作
この写真!!
分かる人なら分かる、非常に貴重なショットというかww
漫画の中の若き日の本人と、その40年後です。

昨年「文化庁メディア芸術祭賞 優秀賞」を受賞した、山本直樹先生による連合赤軍事件を描いた漫画『レッド』。
その登場人物の一人、主人公格で描かれている「岩木」が、植垣さんにあたります。
このサインは山本先生がバロンを訪れた折、自ら書いて置いていったそうです。



先日急に思い立ち、再び静岡はスナックバロンへ、元連合赤軍兵士・植垣康博さんを訪ねました。

植垣さんについては前回の訪問記「連合赤軍を巡る 【1】 スナックバロン・植垣さん」を参照下さい。


今回の主な目的は実際の撮影に関することを決めるため。
結果、来月中に撮影させていただけることになりました。

いろいろお話しするうち、夜中の5時頃まで飲んでいました。
常にお客さんがいる状態でしたが、常連さんたちともお話しすることができ、普段のバロンの様子を垣間見ることができました。



以下はそんな常連さんの一人、わたしとさほど年の離れていない、バロンの近くでバーを営んでいる女性から聞いたお話。

ある日、普通に飲んでいたお客の一人が突然「あんた人殺したじゃないか、どうなんだ」と植垣さんに絡んできた。
植垣さんはだまって調理場へ行き、包丁を持ってきてそのお客の前に置いた。
冗談じゃないと思った彼女はそっとその包丁を取り、自分のバッグにしまったとか。




多分なんですけど。
そりゃお子さんもいるし、死ぬのは嫌だろうけど、覚悟だけはできてるんじゃないですかね。
常々「連合赤軍に関する著書や発言について、どう感じるかは相手にゆだねる」と言っていますが、まさにこのことかなと。
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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown ()
2015-01-13 22:33:54
その包丁でなにをする気だったのやら…
覚悟だかなんだかしらんが、所詮はならず者だな
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