先月の帰省中、舟越桂展をやっていたので寄ってみた。
何故か自分が帰省する時に日頃気になってた作家の個展とタイミングが合うことが多い。それはきっと必要があってタイミングが合うのかもしれないと最近は思う。
場所はメナード美術館(愛知県小牧市)の25周年イベントで、中部地区では初めての個展だったらしい。木彫第1作目から新作まで22点とドローイング、版画までの貴重な展示。
作品の写真が本などの装丁によく使われたりしているし、雑誌でもよく取り上げられるので、割と目にする機会はあるけれど実物を見るのは初めてで行く前から少し緊張。
小部屋に別れて展示してあり、まずひとつめの部屋に入る。
「うわっ!ホンモノだ!」と、感動しながら横に目をやると作風の異なる彫刻が展示してある。ん?
説明を読むと舟越さんが好きな作家の作品でマリノ・マリーニ「馬と騎手」1949年作と書いてあった。素朴で大胆で力強い作品。これも木彫だったのだが自分の好きなタイプの作品で、釘付け!動けません!急いでメモする。
その後は、部屋を進み舟越作品を次々観ていく。見据えられる眼差し、凛とした美しさ、蓄積されたゆるぎない技術に圧倒される。キレイなだけじゃないんだ。今でもデッサンの勉強をされているご自身が放つ言葉の数々に思わずメモメモメモ。
メナード美術館所蔵作品をピックアップして解説してくれる言葉もメモメモメモ。なかなか自分では解釈できないことを言葉にして説明してくれて講義を聴いてる気分になった。
現役作家の言葉は重い。
「ぬかりがないものより手応えのある作品を」
「新しいものは自分の中にみつけよう」
郊外のこじんまりとした小さな美術館だが内容は濃かった。
庭のケヤキの大木も気持ちが良くて。
何故か自分が帰省する時に日頃気になってた作家の個展とタイミングが合うことが多い。それはきっと必要があってタイミングが合うのかもしれないと最近は思う。
場所はメナード美術館(愛知県小牧市)の25周年イベントで、中部地区では初めての個展だったらしい。木彫第1作目から新作まで22点とドローイング、版画までの貴重な展示。
作品の写真が本などの装丁によく使われたりしているし、雑誌でもよく取り上げられるので、割と目にする機会はあるけれど実物を見るのは初めてで行く前から少し緊張。
小部屋に別れて展示してあり、まずひとつめの部屋に入る。
「うわっ!ホンモノだ!」と、感動しながら横に目をやると作風の異なる彫刻が展示してある。ん?
説明を読むと舟越さんが好きな作家の作品でマリノ・マリーニ「馬と騎手」1949年作と書いてあった。素朴で大胆で力強い作品。これも木彫だったのだが自分の好きなタイプの作品で、釘付け!動けません!急いでメモする。
その後は、部屋を進み舟越作品を次々観ていく。見据えられる眼差し、凛とした美しさ、蓄積されたゆるぎない技術に圧倒される。キレイなだけじゃないんだ。今でもデッサンの勉強をされているご自身が放つ言葉の数々に思わずメモメモメモ。
メナード美術館所蔵作品をピックアップして解説してくれる言葉もメモメモメモ。なかなか自分では解釈できないことを言葉にして説明してくれて講義を聴いてる気分になった。
現役作家の言葉は重い。
「ぬかりがないものより手応えのある作品を」
「新しいものは自分の中にみつけよう」
郊外のこじんまりとした小さな美術館だが内容は濃かった。
庭のケヤキの大木も気持ちが良くて。