本日の朝日朝刊によると、大雪山系トムラウシ山中、ツアー登山のパーテイ18人の内、8人が亡くなった事故で、前日宿泊したヒサゴ沼避難小屋を出発する際、複数のツアー客が、悪天候や増水、疲労の蓄積などから、出発を中止すべきとガイドに申し出ていたという。
前日も終日雨でずぶ濡れとなり、また、長距離の移動で疲労困憊していたツアー客もいた。また、当日早朝、すでに風雨が強まっていたことと合わせ考えれば、避難小屋に留まることが当然の判断だったように思う。
すでに後の祭りだが、もし、避難小屋に留まっていたら、翌17日は快晴だったから、ルンルン気分で、トムラウシ山頂からの大パノラマを楽しめたにちがいない。何とも痛ましいかぎりである。亡くなられた登山者の方々のご冥福を祈りたい。