全国各地で相次いで発生する災害時に、いつも犠牲になるのは高齢者や障害者などの弱者であり、我が町内会でも安否確認や避難支援体制の構築が急務の課題となっている。
災害時に高齢者や障がい者などの要援護者を守るためには、地域による地域のための支援体制づくりが不可欠であり、今回は広島豪雨土砂災害がもたらした課題を踏まえ、平常時からの要援護者支援の体制を作っていくために必要な関係団体との連携・協働をどのように進めるのかを考えるには又とない機会となった。
この20年間、我が地域は台風や大雨などによる自然災害が少ない安全な場所だと信じ暮らしてきたが、ここに来て「土石流危険渓流」に指定されていることを初めて知り、もはや他人事とは思えなくなった。
※土石流危険渓流は、都道府県の行う土砂災害危険箇所基礎調査によって、土石流が発生する恐れがあると認められた川や沢で、国内には18万超もの渓流が土石流危険渓流に指定され、砂防ダムなどの防災施設の建設が進められているという。
果たして我が地域は大丈夫か? 備えあれば憂いなし!