いつも通るたびに気になっていた寿司屋の「二階建て祭」の看板。
「寿司ネタを二枚重ね」の増量サービスのキャンペーンでした。
魚が売れなくて漁師さんが大変な折り、少しでも役に立ちたいとの思いで6月から始めた「復港応援企画」だそうです。
テイクアウトだけでなく、宅配もやっているということで、試しに取ってみることにしました。
専用のアプリで注文すると確認の電話がかかってきて、テイクアウトか宅配かを選択して注文完了となります。
宅配はタクシー会社と提携しており有料ですが、感染リスクを考えれば安いもんです。
確かに「二階建て」だけあって、マグロもホタテも豪華で食べ応え十分でした。
面白かったのはニシンの握りで、他の二階建てとは少し様子が変わっており、二枚重ねではなくニシンの上に数の子を乗せた親子寿司で、「二世帯ニシン」のネーミングに思わず笑ってしまいました。
コロナ禍で不況の飲食業界も、あの手この手で生き残りを賭けているのですね。
少し残念だったのは、ネタが二枚重ねの割にはサビの量が少なく、物足りなかったことです。どうせならネタとネタの間にもサビを入れて欲しかったと思います。
もちろん食べ方は自由ですので、今度は一枚目を酒の肴として刺身で食べ、残りを〆として寿司で食べてみようと思っています。
~お値段そのまま、今年最後の期間限定フェア~と銘打って、今が旬の “真だち” や “寒ぶり” などを含め全部で9品の豪華二階建で、12月1日~1月12日までやっています。