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よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

暮らしに寄り添うKOGEI

2020-01-02 | 陶芸


阪急梅田本店9階催場にて上図の催しがあります。
その一環にて、下図の「暮らしに寄り添うKOGEI」として
ギャラリールンパルンパさんの計らいにより出品することになりました。



当方作品はへんてこなものが多いのですが、ご笑覧頂ければ幸いです。

阪急さんのHPがこれ ↓↓
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/kanazawa2020/page03.html

あけまして おめでとうございます

2020-01-02 | 陶芸


1月8日(水)~14日(火)まで、
めいてつエムザ5F美術サロンにて
「新春作品展」(石川の作家15人で彩る~)と題して
展示販売が催されます。
金沢へ行かれる機会がありましたら、是非是非ご高覧いただきたく
お願い申し上げます

というわけで、今年も陶芸に精を出していきたいと思います。

趣膳食彩 「奇想の一服」 しつらえ

2019-12-04 | 陶芸


お借りした店舗「香土」さんは八百屋さんにて、それなりの"しつらえ"が必要とのことで、
今まで撮り溜めた写真を壁やウィンドウに貼ることになりました。



プリントはM先輩にお願いし、
横5m×縦約42cmのものを3枚。
横1180mm×縦420mmのパネルを12枚用意しました。

横幅5メートルの印刷物って印刷するのに1枚一時間ほどもかかって大変でした。
でも、それなりに面白い体験になりました。


趣膳食彩を終えて

2019-12-04 | 陶芸


なにしろ初めてのことだから、不安でしょうがなかったけれど
やりだしたら、それどころじゃなくなって、傍からみればドタバタでしょうが、
なんとか楽しんでもらえたようでした。



関わった多くの皆さん、お世話になりました。
ありがとうございました。


奇想の一服「桃太郎」豊穣-戦慄の果実

2019-12-03 | 陶芸
さて、器がどんなに立派であるよりも、どんなに趣向を凝らしたとしても、
人間の想像は自然から学んだことばかりで、自然ほど素晴らしものはありません。

というわけで経木に乗せた主食と今が旬の青カブです。


かぶと三つ葉のお粥


・・・じつは、お腹を満たしている間に合戦は終わっています。

どちらが勝って、どちらが負けたのか?
それは、皆様のご想像にお任せするとして

負けた方は、海に放り出されます。
そして流れていくのですが、辿りつくのは竜宮城です。


亀ゼリー(亀エキス入り)・髑髏の器

辿り着いた頃には、骨だけとなり、浦島太郎の前に出されるのでした。"


後日談・・・

鬼ヶ島で死んだ犬は焼かれて灰になり、撒かれた灰が枯れ木に花を咲かせます。
満開の桜の下で、猿と臼が仲良く花見するのでした。

「臼さん、そろそろ下りて貰えんかな?」とか言いながら・・・

めでたしめでたし。

終わり

お帰りに渡すのは、浦島太郎に因んで「けっして開けてはなりませぬ」


奇想の一服「桃太郎」沸血踊肉

2019-11-29 | 陶芸

四神饅頭ほか





桃太郎の目の前を過ぎていったキジの羽を追い空を見上げると、風
神・雷神に替わって龍が見下ろしています。龍とともにいるのはかぐや姫です。
かぐや姫は、合戦の結果を待たずして、さっさと月へと帰るのですが・・・

それを見た桃太郎が叫びます「薄情ものぉ~」
   返ってくるのは姫の笑い「おほほほほ・・・」

 というわけで、話しは無茶苦茶になってきましたが、いよいよ鬼との合戦になります。

しかし、その前に・・・鬼とはいったい何者なのでしょうか?


 時代を遡ること平安時代。関東にいたのが平将門です。
 平将門は、国府の横暴に耐えかねて挙兵し、一時的には新皇を自称し独立します。
 しかし2ヶ月ほどで朝廷側に討取られ、首だけが京に運ばれて晒されます。 
 ところが、その首が夜な夜な数ヶ月、眼を見開き大声を上げて歯軋りし、
    空を飛んで地元の関東へ帰った・・・などという何とも怖いお話があります。

 そもそも鬼という言葉には「死者の霊、怨霊」といった意味があるそうで、
 すなわち平将門=鬼というわけです。

 そこで怨霊となった将門の祟りを鎮めようと神田明神に祀るわけですが・・・。
 
 体制側は平将門を邪鬼とみなし、これを成敗したと正当化するわけですね。
 そして大衆に知らしめるため物語を流布。これが桃太郎というわけです。
 ところが祀られて時間が経つと大衆から敬われるようになって、
 いつしか神として祀られるようになるのです。

 ですから、人が死んで鬼になり、鬼はやがて神に昇華するというわけです。
 というわけで、たち位置により見方は変わり、善悪は表裏一体、
 必ずしも鬼が悪とは限らないわけですね・・・

つづく


奇想の一服「桃太郎」驚愕の荒野

2019-11-28 | 陶芸

風神雷神図皿

柿のくるみ和え

・・・つづき

さて、なんだか心配です。この先大丈夫なんでしょうか? 

とかなんとか、そうこうするうちに鬼が島に到着です

待ち受けるのは、またしても風神と雷神。風が吹き雷鳴を轟かせます

さて、鬼ヶ島に着いた一行ですが、

犬は飲まず食わずで船を曳いて疲労困憊、ほぼ虫の息です。

猿は相変わらず臼の下でもがいています。そして言います「柿を盗ったのお前だろ!」

「ええぃ役立たずども、キジ、キジはどこだぁ!」

と、臼の下の猿が「お前の腹の中だろが・・・・」

そのとき、足元に落ちていたキジの羽が一陣の風とともに舞い、桃太郎の眼前を過ぎて空へと昇っていくのでした。

孤軍奮闘の桃太郎、はたしてその運命や如何に! いよいよ鬼との合戦です。♪



↑しつらえ用パネル

奇想の一服「桃太郎」

2019-11-27 | 陶芸


さて、唐突に「桃太郎」が登場したのですが、
予てより鬼をモチーフに作品を作っていまして、
今頃になって鬼って何だろうという疑問について、
ここらで整理しといたほうがいい・・・と思いました。

それと、自分の作風と「奇想」という言葉が合うだろうということで
シナリオをイロイロ考えたのですが、周りから何回もダメだしを食らった結果
落ち着いたのが鬼が登場する「桃太郎」の御話しです。

しかし、ただの桃太郎ではなくて、もう無茶苦茶。
以下、そのシナリオをどうぞ・・・


趣膳食彩 「奇想の一服」

2019-11-27 | 陶芸


そもそも、こういう告知は始まる前にやって宣伝しなきゃ意味ない・・・と言われそう。
とはいえ、過ぎてしまったものはしょうがない。 日記代わりの自己満足?(^^;
そもそも、準備の間、悲しいかな頭がそこまで回らなかったんですね。
でまぁ、事後報告・・・



さて、上はこの日のお献立。