おしゃべり花ガーデンと手作り三昧

カリフォルニアで、季節ごとのお花を育てながら、手作りも楽しんでいます。

植えられたところで咲きなさい

2022年06月23日 | おしゃべり花ガーデン
6月だと言うのに暑いです。昨日は102℉(39℃)  今日は97℉(36℃)
外に出ると熱風が吹いていました。庭の花たちが心配でしたが、出かける用事があったので10時頃出かけて4時頃に帰ってきたら、案の定紫陽花がぐったりしていました。





外には出たくなかったけど、弱っているプラントに水をやり、鉢植は日陰に移しました。
わたしは、エアコンの中にいられますが、動けない花たちは厳しい状況の中で頑張るより他ありません。



数年前にこんなマグカップを買いました。



Bloom where you're planted (植えられたところで咲きなさい)
どこかで聞いた言葉だと思いませんか?

渡辺和子さんの著書「置かれた所で咲きなさい」という言葉と同じ意味だと思って、思わず買ってしまいました。

彼女の著書の最初のページには、「一人の宣教師が短い英詩を手渡してくれました。 Bloom where God planted you. (神が植えた所で咲きなさい)咲くということは、仕方がないとあきらめるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすることなのです。 このことは、置かれた所こそが、今のあなたの居場所なのですと告げるものでした。」とありました。


笑顔で生き、周囲の人々も幸せにする・・・なるほど素晴らしいです。
ただ置かれた場所がいつも順風満帆ではありません。大変な状況になることがあります。そんな時笑顔は難しいかもしれません。周囲の人のことを考えられなくなるかもしれません。

わたしは、「他人に迷惑をかけないように・・・」と教えられて育ちました。それが一番良いことだと思っていました。でも困っている時は「助けて!」と言うべきです。弱さを見せることを恥ずかしいと思って、心の中に困っていることを仕舞い込んではいけません。
うちの紫陽花が、暑い中でしおれたように、困っているというサインを出さないと、気づいてもらえません。
うちの紫陽花は、ぐったりしていたから水をやることができました。
助けてと言えた時、助け手が与えられるでしょう。だれかに助けられて試練から抜け出せたら、それはそれでいいのです。心から感謝をしましょう。感謝の気持ちが残れば、今度は弱っている人を助ける人になるでしょう。結果、助けられた人と助けた人が共に喜ぶことができるのだと思います。
置かれた所で笑顔で生き、周囲の人々も幸せにするというのは、上から目線での親切ではない気がしました。

しおれた紫陽花からちょっと飛躍してしまいましたね。

コメント (2)
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