おしゃべり花ガーデンと手作り三昧

カリフォルニアで、季節ごとのお花を育てながら、手作りも楽しんでいます。

ガーベラフェスティバル

2018年06月10日 | おしゃべり花ガーデン
先日誘われてガーベラフェスティバルというチャリティイベントに行って来ました。

海の近くの広々とした畑が広がるワットソンビルという所で、一軒のファーム(農園)が年に一回行っているイベントだそうです。

ガーベラが安く買えるというのも魅力です。

通常一鉢$10.00ぐらいするであろうガーベラの苗が、5鉢で$5.00という安値。わたしとしては闘志に燃える所ですが、連れて行ってもらったので車に積む都合上、そう欲深い事は言えません。でも1セット買わせていただきました。

通常、お花見学をしてから帰りに鉢植えを買うという運びになるのですが、バーゲンハンターがハイエナのようにガーベラに群がっている光景が見えたので、私たちも先に購入し預けてから、ファームツアーに参加しました。

ファームではほとんどの花を温室で栽培していました。一つの温室が二階建ての家よりも高く広いのですが、そんな温室がずーっと向うの方まで続いているのですから、わたしには把握できない大きさでした。

















この農園は、日系一世の三兄弟が戦後始めたそうです。

日本ではあまり知られていませんが、第二次大戦中、アメリカにいた日本人は全て収容所に入れられていたので、戦争が終わって解放されてからも、とても苦労をされたと聞いています。

そんな中でも一生懸命働いて、カーネーション栽培で財を成した人、ランで財を成した人、米で財を成した人などがカリフォルニアにはいます。

この農園も一時は、カリフォルニア一の切り花栽培農家と言われたそうです。今も十分大きいですが。

わたしは、庭でのんびり花を眺めていますが、こうして大量に生産している花を見ているとなんだか別物に見えました。

買ってきたガーベラはまだ鉢のままです。5鉢でもわたしにとってはいっぱい。

どうしようどこに植えようかなあ・・・と、もうすでに花いっぱいの花壇を眺めています。


貴重な体験をさせていただけたことを感謝し、余韻にひたっています。

コメント (2)
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