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心にうつりゆくよしなしごと / 小嶋基弘建築アトリエ

山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし

バルコニーの上棟に先立ち

2013年11月07日 | 日記・エッセイ・コラム
北バルコニー布基礎は画像の通り、フーチング部と立ち上がり部のコンクリート一体打設工法。アンカーボルトも画像の通り、支持金物固定工法。(主屋ベタ基礎部も含め、コンクリート一体打設工法の出来る、真に腕の良い基礎業者さんによる施工です。)
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木造住宅の基礎で、これ以上は望めない高品質の基礎工事。
説明はバックナンバー【2013/04/30コンクリート一体打設工法ベタ基礎】をご高覧ください。


北バルコニー設置位置。
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バルコニー下は屋根付き玄関ポーチ兼駐車場になります。


バルコニーの梁成に応じて、バルコニー梁受け金物を使い分けています。
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バックナンバー【2013/09/03焼き杉外壁とバルコニー梁受け金物の関係】参考。


シルバーの金物は特注品。私が図面を描き、金物メーカーに作って貰いました。
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めっきもスペシャルだそうです。焼き杉のテクスチュアーが良い感じです。


軒の出が1.2メートル、けらばの出が1.0メートルあります。
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敷地と建物の関係さえ許せば、屋根の出を大きくする事は住まいにとって良い事ずくめ。


バルコニー梁受け金物を使用して、床梁及び笠木手摺を建物本体と接合します。
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耐久性重視の設計により、建物本体の構造とバルコニーの構造の縁を切る為です。


ゴールドの金物は既製品。
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シルバーのめっきに比べ性能は落ちますが、軒の出が1.2mもあるので、暴風雨以外の雨で濡れる事はほとんど無いようです。なので、錆については神経質にならないで良いようです。


南バルコニー設置位置。
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こちら側の軒の出は1.0メートル。バルコニー下1階部は濡れ縁を計画しています。


南バルコニー柱脚部独立基礎。
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ここもフーチング部と立ち上がり部のコンクリート一体打設工法。アンカーボルトは柱引き寄せ金物用。ちなみに地中梁はありませんが、根入れ深さを大きく取っているので手で揺すっても微動だにしません。(注・私が知る建物の独立基礎で、グラグラ揺れるものを知っています。)

N邸の設計施工はバルコニーだからといって、品質の低化は一切無し。

さて、明日はバルコニー上棟。天気予報も
私は朝4時に自宅を出発です(-_-)゜


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