隠し金物工法、設計(意匠・構造)承ります。
2016年7月14日【隠し金物工法、設計(意匠・構造)承ります。】を参考まで。
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それでは、実践編。 ウォーリーをさがせ! (^-^)凸
興味のある方は、N邸関連過去記事で、ロフトや屋外以外に構造金物が見えている箇所をさがしてみてください。(^O^)
★N邸関連過去記事 【2013年4月5日 N邸地鎮祭】 ~ 【2014年1月25日 N邸Web内覧会9】
全ての構造材が現わしであるにもかかわらず、構造金物が一切出てきていない事に気付くはずです。つまり『あんどん』等の極めて危険な断面欠損を回避した木組みと隠し金物使用を、緻密かつ周到に設計してあるからです。構造金物を省略した建築基準法違反建築ではありませんよ (^-^)凸
【2013年10月8日 N邸設計図面の枚数は120枚超】 過去記事を参考までに。
私は『最低の基準』の仕事、『安かろう悪かろう』の仕事、『大地震時に人命を奪う様な危険な仕事』は絶対にしません。
画像は過去記事から。黒丸や白丸で囲んだ箇所は、高い次元で設計しなければ、全自動PCプレカット加工に見られる【座彫り】の巨大穴と構造金物が見えてくる部位 \_(・ω・`)。 N邸では全てきっちり、隠し金物で緊結接合しています。(^-^)凸
注)筋違い金物は除く。
どうでしたか? 過去記事で構造金物を室内で発見できましたか? (^O^)
N邸は、奇抜さで人目を引こうとするデザイナーや、木造無知・構造無知の意匠設計建築士によるデザインではありません。
日本の杉と桧の天然乾燥構造材の美しさを引き出し、かつ強度・耐久性、それに何より気持ちの良い住み心地を真摯に追求しようとする伝統大工兼1級建築士であるアーキテクト・カーペンターによるデザインです。
伏せ図の描けない(=構造設計の出来ない)単なるデザイナー設計士(=プランナー。1級建築士であっても)には到底真似の出来ない、木造を知り抜いた次元の高い設計です。そして、現在主流の大量生産を前提にした住まいづくりのアプローチを採用している企業では、そもそもこういう技術は無理。頼むのも時間の無駄。
何故か?
愛が無いからですよ (^-^)凸
さて、素材の素晴らしさを活かすということ、それは料理での ”刺身” が理解し易いのではないでしょうか。素材そのものがとても素晴らしいのだから、美味しさを引き出す料理方法は刺身が最上級でしょう? 大間産天然生黒マグロをわざわざゴチャゴチャ煮込んだり焼いたりなんてしないでしょう?
木造も、木という生物材料としての素材を活かす点では、料理と同じなのではないかと私は考えます。しかも、歴史的建造物に見られる構造材現わしである真壁(しんかべ)構造は、耐久性能最上級。しかしながら、1300年以上の耐久性のある法隆寺を現在主流の平均寿命26年住宅構法でもし作っても、100年程度(ベニヤ板使用だとやはり26年程度かも)しか持たないのではないか?
構造金物1つとっても、緻密かつ周到に設計してあります。私が建て主さんから直に依頼を受けた設計のN邸では。
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隠し金物工法、設計(意匠・構造)承ります。
2016年7月14日【隠し金物工法、設計(意匠・構造)承ります。】を参考まで。