私はライダーです。現在は125ccの原付2種スクーターに乗っています。
令和6(2024)年5月、人生2度目の甲辰(きのえたつ)の節目を迎え、
それに跨り、テント生活をしながら、京都と奈良へお墓参りツーリング。
還暦の翌日に出発して、旧灌仏に、無事帰って来る事が出来ました。
過去記事【ソロ・バイクツーリング、私の旅】のその後、2024年編。
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気を付けて行ってきまーす( 'ᴗ' )و
妻におにぎりを作って貰って出発!
2年前のお盆時期に同様のお墓参りツーリングをした際は、直射日光対策で白装束。
今回は日較差対策で、アウターに防水・防風・透湿素材のライダーウェアで旅に出た。
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道中、歴史的町並みの保存・整備・活用を行っている
《重要伝統的建造物群保存地区》(Wikipediaによる説明はこちら)を訪ね、
歩き、見て感じ、観じ、豊穣のひとときを過ごしていました。
【全国伝統的建造物群保存地区協議会(伝建協)】ホームページはこちら
長いので『重伝建』とか『伝建地区』と言う人が多いようです。
今回の旅で訪れた重伝建地区。
旧北国街道・海野宿(長野県東御市)→旧中山道・奈良井宿(長野県塩尻市)
→旧中山道・妻籠宿(長野県木曽郡南木曽町)→越中五箇山・相倉集落(富山県南砺市)
→越中五箇山・菅沼集落(富山県南砺市)→白川郷( 岐阜県大野郡白川村)
→郡上八幡重伝建地区(岐阜県郡上市)→美濃市美濃町(岐阜県美濃市)
→彦根市河原町芹町(滋賀県彦根市)→東近江市五個荘金堂(滋賀県東近江市)
→近江八幡市八幡(滋賀県近江八幡市)→若狭街道(鯖街道)・熊川宿(福井県三方上中郡若狭町)
→小浜市小浜西組(福井県小浜市)→南丹市美山町北(京都府南丹市)→京都市産寧坂地区(京都市東山区)
→京都市嵯峨鳥居本(京都市右京区)→宇陀市松山(奈良県宇陀市)→旧東海道・関宿(三重県亀山市)
→名古屋市有松(名古屋市緑区)→焼津市花沢(静岡県焼津市)→早川町赤沢(山梨県南巨摩郡)
→甲州市塩山下小田原上条(山梨県甲州市)。22の歴史的町街並み。
《白川郷・五箇山の合掌造り集落》は、世界文化遺産(文化庁によるHPはこちら)。
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海野宿へは旧中山道ルートではなく、国道299→国道462を行く🛵。
志賀坂峠にて。埼玉県からトンネルを抜け、群馬県へ。
520人の死者を出した1985年8月12日の《日本航空123便墜落事故》の
慰霊の園(墜落事故の慰霊塔と納骨堂)のある群馬県多野郡上野村にて、旧黒澤家住宅を訪れた。
群馬県多野郡上野村による旧黒澤家住宅の説明はこちら
十石峠を越える。群馬県から長野県へ🛵。
十石峠はWikipedia(の説明はこちら)によると、『かつて米のとれない上州地方西部の山間部に、
信州佐久盆地から一日十石の米を運び込んでいた道であることからこの名がつけられたとされる』らしい。
十石峠を下り佐久盆地に出て、雄大な風景の中を走り、旧中山道の宿場町だった望月宿へ。
佐久市観光協会の散策マップpdfはこちら。旅籠「大和屋」の真山家住宅は国の重要文化財。説明はこちら。
そして夕刻少し前に、ついに重伝建地区の北国街道・海野宿(うんのじゅく・長野県東御市)へ。
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エンジンを切り、ヘルメットも脱ぎ、スクーターを押し乍ら、静かに街並みを歩く。何度も。
私の遊学。文字通り『遊びながらの学び』。
感性が澄んでいく。心地いいなぁ、ずーっと居たいなぁ、と思う。
良いものです。自然環境と共生した、自然素材によるヒューマンスケールの街並みでの滞在。
感覚を錯乱させるノイズが殆ど無く、やわらかく抱かれる。こころが癒され、なごみ、ほっこりします。
いにしえの日本人が作って来た日本の美しい街並み、景観。
現在や未来の街並み作りに是非活かして欲しいと、私は切に願っています。
【私の旅・2024お墓参り《重要伝統的建造物群保存地区》を廻りて②】へ続く。
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