心にうつりゆくよしなしごと / 小嶋基弘建築アトリエ

山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし

垂木は910ピッチの大垂木

2013年06月01日 | 日記・エッセイ・コラム

屋根の骨組みである垂木(たるき)。手加工併用プレカット工場の特殊加工の一つ。
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茨城県産八溝材の天然乾燥の杉が美しいですね。遠くの山並みもとても美しい。
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垂木は、普通の家では幅4.5cm×高さ4.5cm~6cmで、ピッチが30.3cm~45.5cm。
N邸の垂木がいかに大きいかが理解頂けるのではないでしょうか。

棟梁曰く『こういうの、良いよなぁ』
(右端に少しだけ写っているのが棟梁。スミマセン棟梁、構図からはみ出ちゃいました

建て方当日は大工として参加した私ですが、設計監理者としてもボルトの締まり具合やナットからのネジ山の出など、全ボルトのチェックもしました。

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伝統の木組みだけでなく、構造金物についても、私は一切妥協しません。

高品質な施工を設計監理者として現場監督や職人さんに要求して『良いモノ』を作って貰います。
コンクリート一体打設工法ベタ基礎がそうであった様に。

そして、建て主さんの期待に見事に答えて、プロが見ても素晴らしい仕事をしてくださる施工管理者、現場監督、そして何より腕の良い職人さん達に、感謝致しております。



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