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▲第87回自治体議員勉強会in滋賀/嘉田知事と語る「分権時代の地方政治」

 日進市議の山根さんらと一緒に、名古屋から「青春18きっぷ」で、自然豊かな景色を眺めがら大津市の「ピアザ泡海」に向かいました。

 最初に、嘉田さんを知事に送り出した「対話でつなごう滋賀の会」代表の寺川さんから、公職選挙法を知らない嘉田さんや仲間の方々が、どんな選挙をしたのかを伺いました。

 そのあと、嘉田知事からは「分権時代の県政の行方・・・滋賀県政、2年の経験から・・・」の題目で、お話を伺いました。 


  


 愛西市の現状と照らし合わせながら、講演を聴きました。その中で、愛西市の行政運営や自分の議員活動に参考となることをたくさん聞くことが出来ました。

●次の課題を感じ、知事になった。

(大きな課題)右肩上がりの高度経済成長から、人口減少社会の地域政治はいかに?
 →量的な拡大から質的な向上をめざす社会への変革が必要



(課題1)高コスト体質の行政からの脱却(財政再建)
→孫子にツケまわしをしない公共事業の模索
(課題2)中央集権から地域主権による地域自治へ
→琵琶湖再生。コミュニティー力
(課題3)政治に関心を示さない若者世代の拡大
→人こそが日本の未来をつくる。子育て支援


●知事選での3つの約束



(1)「税金のムダ使い、もったいない

 財政再建、公共事業の高コスト体質からの脱皮、新幹線駅、ダム、廃棄物処分場建設の見直し


(2)「自然のめぐみ壊したら、もったいない

 琵琶湖自然再生、水質改善・・・

(3)「子どもや若者の自ら育つ力、そこなったらもったいない

 教育、育つ力


●みつこの感想


 行政は、「次世代の人たちも施設を使うのだから、借金は次世代も公平に負担すべき」と借金を正当化するが、次の世代が本当に必要と言っているのか?見極めているのか?と嘉田さんは語った。私は拍手をしたくなった。私たちの身勝手さが、子どもたちに多大なツケを回そうとしている。

 また、国の抱える借金や地方で抱える謝金の話しもされ、後で地方交付税で補填するからと「1億円で20億円の事業ができる」と言うが、どこかで払わないといけない。負債の先送りであるとも語られた。

 議員になって、環境・子育て・財政問題を中心に取り組み、「広域農道」・「総合斎苑」などに異議を唱えてきた私は、今日のお話で、自分の向いている方向に自信を持つことが出来ました。

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