桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

初阿弥陀

2021年01月15日 20時17分27秒 | 寺社散策

 今日十五日は阿弥陀如来の縁日です。今年最初の縁日です。
 本尊に阿弥陀如来坐像をお祀りしている、東漸寺に参拝してきました。お賽銭をあげ、阿弥陀様に拝礼しているときに、ふと、そういえば……と思うことがありました。
 一週間前の八日は初薬師です。三日後の十八日は初観音です。ともに今年最初の縁日ですから、「
初」がつきます。私のほうでも、何年も「初」であることを意識してお参りしてきましたが、しかし、同じ「初」なのに、初阿弥陀という言葉は馴染みがないなぁ、と思ったのです。
 初薬師という言葉、初観音という言葉はともに国語辞典に載っていたり、それぞれをお祀りしている寺院のホームページで見つけることができますが、同じ辞書には初阿弥陀、あるいは初弥陀という言葉はないのです。
 代わりに初六、あるいは初六阿弥陀めぐりがありました。京都だけにある霊場巡りのようで、第一番の真如堂から第六番の誓願寺までを「順番」に巡るのです。毎月十五日かというとそうではなく、年ごとに変わる功徳日という日があって、必ずしも十五日ではありませんが、年の最初だけは一月十五日と決まっています。



 東漸寺本堂。こちらに阿弥陀様がおわします。



 去年暮れからこのような掲示板が建てられていますが、年が明けて半月も経つとほぼ無用。私以外に参詣人はいませんでした。



 いまどきならでは、かもしれませんが、ちょっと風情がないんではないの? と訝ってしまいます。



 阿弥陀様に参拝するのが目的で東漸寺にきたとき(観音様が目的でくる日もあるので)は、開山の経譽愚底上人のお墓にも参拝します。



 東漸寺から帰って一服したあと、毎日の日課である慶林寺に参拝しました。

 

 境内にある河津桜です。葉っぱを出している枝が一枝だけありましたが、蕾はまだ小さく硬そうです。

 一輪か二輪に過ぎませんが、毎年立春のころに開花を見ることができます。
 今年の立春は二月三日ですが、去年の立春は二月四日でした。あと半月と少し。


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