桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

雪やこんこ

2012年02月29日 19時16分41秒 | のんびり散策

 ♪雪やこんこ 霰やこんこ
 降つては降つては ずんずん積る
 山も野原も 綿帽子かぶり
 枯木残らず 花が咲く

 ♪雪やこんこ 霰やこんこ
 降つても降っても まだ降りやまぬ
 犬は喜び 庭駈けまわり
 猫は火燵で丸くなる

 買い物に出るときは北方向へは行きません。この方面に行っても、二十分以上歩いてようやく出くわすのがコンビニです。しかも、このコンビニを除けば、ほかに店はありません。
 過疎の土地でもあるまいに、なんだかよくわからない条例みたいなものがあって、我が庵周辺では高い建物が建てられないことに加え、スーパーのようなものもつくれないのだそうです。

 我が庵から歩いてわずか三分、というところに小さな天満宮があります。

 ♪てんてんてん 天神さまのお祭りで
 てんてん 手まりを買いました
 てんてん 手まりはどこでつく
 梅のお花の 下でつく 下でつく

 ♪てんてんてん 天神さまの石段は
 だんだん かぞえていくつある
 だんだん かぞえて二十段
 段の数ほど つきましょう つきましょう

 一月二十四日、二月十七日と雪の朝があって、今朝もまた雪です。



 四年に一度しかない、二月二十九日朝の我が庭です。
 この日の最高気温は3・0度と一昨年二月十三日の2・4度に迫る寒さでした。いつにない大雪に悩まされている地方の方々には申し訳がないのですが、積もった雪を見ると、なんとなく心躍るものがあります。
 この日は午前中に約束をしていたことがあり、出かけなければなりませんでした。
 しかし、しばらく前から右眼がゴロゴロするようになっていて、窓を開けて雪を見るまではいま一つ気分が霽れませんでした。
 暮れに診察を受けるまで私も知りませんでしたが、眼瞼内反症といって、右眼下瞼の睫毛が内側に向いて、眼球をこすっていたのです。簡単な手術を受けて治ったのかと安堵しましたが、じきに元に戻ってしまったみたいです。
 担当医によると、皮膚がたるんで起きる症状らしいので、またしばらくすると再発するかもしれないということでしたが、「しばらく」というのが、いくらなんでも二か月や三か月ではないだろうと思います。



 外出の帰り、富士川まで足を延ばしてみました。画像奥が上流。



 富士川右岸(流山市側)の雪景色です。



 道路の雪はほとんど消えかかっていましたが、人や車が通ることのないところはすっぽりと雪をかぶったままです。さらに足を延ばしてみたら、寶蔵院も雪化粧。



 寶蔵院は富士川右岸の台地上にあります。高低差は8~10メートルぐらい。



 廣壽寺の参道です。バイクの轍が一本残されているだけで、人の足跡はありませんでした。



 観音菩薩を本尊として祀っている廣壽寺の本堂です。



 伽藍の屋根に積もった雪を見たい、と思ったときにイメージしたのは、最初に訪れた寶蔵院ではなく、この清瀧院でした。しかし、きてみると、屋根の雪はほとんどありませんでした。
 寶蔵院から廣壽寺を経由して、清瀧院までは1・3キロほど。十五分ぐらいで歩けるのですから、その間に気温が上がって屋根の雪が消えてしまった、というような距離ではありません。



 清瀧院境内の枝垂れ桜の樹。

 帰り途で雉(キジ)を見ました。前ヶ崎城址公園前から国道6号線に出る道 ― 私が名都借谷津(なづかりやつ)と呼んでいる道路を歩いていたときのことです。
 
私がかつて暮らしてきた東京の目白、浅草という土地に較べれば「田舎」の北小金周辺ではありますが、まさかキジを見るとは思いませんでした。

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