桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

紫陽花日記(3)

2009年05月20日 23時03分24秒 | 

 今朝、目覚めたら八時十三分……。
 いつも庵を出るのは八時二十分です。飛び起きて、服を着て、顔を洗うのもそこそこに庵を飛び出す、という芸当ができぬわけでもなかったのですが、そこまでしゃかりきになることもないか、と思って、まずは布団の上であぐらをかき、煙草を一服……。

 歳をとると目覚めが早いといいますが、私も知らず知らず目覚めるのが早くなって、ふだんは六時には目覚めています。枕許にアラーム付きの時計を置いてはいますが、滅多なことではアラームをセットしたことがない。
 昨夜も寝たのがとくに遅かったわけではないので、寝坊するとは思ってもみなかった。

 プヮーッと煙を吐き出して時計を見ると、八時十六分。点けたテレビではNHKの「つばさ」が始まっています。私の大嫌いな、うるさい女優がレギュラーで出ていて、おそらくは地そのままに、ギャーギャーと喚いています。
 いくらなんでもあと四分では飛び出すこともできません。そこでもう一服して、いまの勤めに出るようになってからの来し方を考えました。

 そろそろ五年目になりますが、遅刻は二、三回。それも電車の遅れという不可抗力が一、二回。
 欠勤は一回。理由は入ったばかりのころに、隔週土曜休みというのを勘違いして、休みではない土曜日に休んでしまったこと。
 そのときは昼ごろに電話がかかってきて、勘違いをしていたとわかったあと、直前の休日出勤の代休、ということになったので、欠勤扱いとはなりませんでした。

 休日出勤は日常茶飯事。むろん代休はなし。
 二年目から一週間、三年目以降十日という有給休暇は一日たりとも消化していない。と、いうよりできない。
 まあ、能書きはともかく……一日ぐらい遅刻しても罰は当たらぬだろうと、自分で自分を納得させるために、煙草を一服二服したのでした。
 結果、一時間遅い電車に乗りました。

 遅刻ついでに径を一本遠回りして、紫陽花を見て行くことにしました。
 今年の紫陽花を初めて見たのは六日前です。六日間ではそれほど変化はないだろうと思っていましたが、色づきは日々進んでいるようです。
 ただ、全部で何株あるのか、数えたことはありませんが、全体から見れば、まだ数%というところ。



 左手がずっと崖になっていて、数十メートルにわたって紫陽花が植えられています。崖の上は市川万葉植物園と小学校です。


 
 崖下の紫陽花径(あじさいみち)の途中に小公園があります。そこではピンク系の花も色づいていました。
 市川大野の駅から歩いてくると、崖下の径はまだつづきますが、紫陽花の群落はその小公園のあたりで終わります。
 花のあるあたりでは、犬を散歩させている人や歩みを停めて花に見入る人もいましたが、花のなくなった先は行き交う人もありません。

 朝飯を食っていなかったので、カメラを鞄にしまい、戻す手でコンビニで買った握り飯を取り出して、パクリパクリとやりながら出社に及びました。


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