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四生の盲者日記

妄想による愉快な国際時事ネタ解釈

速報

2007-03-27 20:19:03 | 雑感

・光華寮訴訟判決、1審に差し戻し…台湾の代表権認めず(和文、読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070327i211.htm

 中共勝訴
 下の記事を見ても分かるように、日本国内が微妙に反大陸になっているので、温家宝訪日目前に面子を丸潰しにするようなあこぎな判決を出すかとおもったが、日本社会もそこまで未熟ではないようだ。
 それならもっと塩漬にしておけばいいものを。

 

 


戦略変更

・2007/03/26-18:02 新書記、胡主席に「忠誠」=党大会へ地方の基盤固め-中国 (和文、時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007032600534
 【北京26日時事】中国共産党は上海、天津両市と浙江、陝西両省などのトップに当たる党委員会書記を刷新したが、これらの新書記が「わたしは断固として中央の決定に服従し、胡錦濤同志を総書記とする党中央の指導の下、新任務の履行を決心した」(習近平上海市党委書記)と表明するなど、胡総書記(国家主席)やその政策に忠誠を誓ったことが26日までに分かった。地方が中央の指示を聞かず、腐敗や職権乱用、過熱投資などの問題が深刻化する中、胡氏は今年秋の党大会に向け、自分に従う地方指導者を抜てきして、権力基盤を着実に固めていく方針だ。

 強制連行の中国人原告敗訴、日本政府の河野談話と矛盾するあからさまな発言、があるにも関わらず、先週まで結構にぎやかだった新華網の反日報道が今週は下火。上の茶番で新華社の中の連中が空気を読んでいるのか、温家宝訪日に向けて中共が必死になっているのかは不明。
 前々から言われていたことだが、反日=反胡錦涛、という傾向がより分かりやすくなってきている。念のために断っておくが、逆は必ずしも真ではない。


備忘
・ニューズウイークに日本右翼が寄稿、中国侵略史を歪曲(中文、中国新聞網)
http://news.xinhuanet.com/overseas/2007-03/27/content_5902021.htm

 ニューズウイークに加世秀穎(Hideaki Kase)なる歴史学者が寄稿した。いわゆる「慰安婦」の40%は本土出身者だとか、そもそも「妓女」しかいなかっただとか、現在の日本なら中道と呼べる歴史認識で書かれた文章について、「世界抗日史実維持会」丁元常務副会長がニューズウイークに対して歪曲だとクレームをつけた。と米紙が報道。
 孫引きの孫引きなので、信憑性が非常に低い記事である。

 記述を読む限り、常務副会長とやらが、非論理的かつ感情的に抗議をしているようだ。正確にいうと論拠を提示していないので「抗議」以前の行動ではある。
 さりげなく南京事件の被害者数を4万人上乗せして34万人にしているあたりの抜け目無さが、なんとも小悪党を思わせる。

 国民性として、根拠なく自信に満ち溢れ、理由無く他国民を見下す人民が分布として多いので、この手の「自分が学校で習った内容以外は認めない」という態度は今後変わる事はあるまい。まして1989年以降「嘘」を教えられ、科学的な思考法を教えられなければなおさら。
 歴史問題が基本的に難しいのはそこに理由があると筆者は思う。

 ところで、加世秀穎(Hideaki Kase)=加瀬英明?