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四生の盲者日記

妄想による愉快な国際時事ネタ解釈

いわゆる報道規制

2007-03-19 20:24:55 | 雑感

 土曜日に速報を入れた、「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示す記述は見当たらなかった」とする答弁書の件。5時間後に速報を入れて以降、中国のマスコミは沈黙を保っている。
 いや、環球時報が慰安婦問題に触れてはいるのだが、「日本政府が強制連行を認めず」といったような内容ではなく、「日本右翼と慰安婦問題」といったようなとらえどころのない総合記事。
 明らかに中国はこの問題を規制しようとしている。温家宝訪日に向けてのムードつくりなのだろうが、韓国政府が正式に抗議している現実においては、ここで騒いでおかないと上の答弁書を認めたことになろうかと思われる。
 日本としてはいい流れかと思えるのだが、なんともすっきりしない。

・日本右翼が中国に汚水をかける、中韓が慰安婦問題を騒ぎ立てていると(中文、環球時報)
http://news.xinhuanet.com/world/2007-03/18/content_5861303_1.htm


空母の件

・「建造中の中国製空母、3年以内に完成」 (和文、朝鮮日報)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/03/19/20070319000034.html
 
 中国は航空母艦を独自に建造していることを初めて公式に認めた。
 中国国防科学技術工業委員会の張雲川主任(長官級)は16日、「自国の技術で空母を建造しており、準備作業は順調に進んでいる。2010年までに空母を完成させられるだろう」と述べた。これまで中国は空母建造について「推進可能」(秦剛外務省副報道局長)というあいまいな態度を示していた。 (後略)

 中国メディアの裏が取れないのでなんともいえないのだが、ここ数ヶ月の報道内容を見ているとあながち嘘でもなさそうだ。
 あなどることなく、冷静に対応してもらいたい。