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四生の盲者日記

妄想による愉快な国際時事ネタ解釈

物権法

2007-03-06 20:28:24 | 雑感

 全人代という予定調和の学芸会が開催されております。それについて産経の2連発、詳しい内容そのものは記事を読んでいただきたい。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070306/chn070306000.htm(和文、産経)
http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070306/chn070306001.htm(同上)

 中国では土地公有が原則だった、それを農村の活力を上げる目的で使用権を改めて認め、その譲渡も認めるとする内容が今回の全人代に出される。
 日本のように国土全体の所有状況が緻密に記録されている体制ならまだしも、中国でこれをやったらどうなるだろうか。建築用地への転用は認めないと記載されているようだが、そこはかの国の話、昨日まで耕していた畑に突然ビルが建つことになり無理矢理追い出される百姓が(今以上に)増えるだけのような気がする。
 しかも、立ち退かせる側は「法律の保護を受け、いかなる団体・機関、個人も侵犯することはできない」私人の物権、を主張するのであろう。

 筆者は中国については社会主義というより、伝統王朝的な中央集権統治で眺めたようが理解しやすいように思っている。


 こんなニュースを連続で見せられたら、心の底からそう思う。
・「ペンキではげ山緑化」に続き、「風水で真っ赤な山」が出現!―雲南省昆明市(和文、Yahoo)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070306-00000006-rcdc-cn