時々新聞社

慌ただしい日々の合い間を縫って、感じたことを時々報告したいと思います

小沢疑惑、「自民党なら議員辞職」??

2009年05月25日 | 政治問題
自民党の石原幹事長代理は24日のNHK番組で、小沢一郎民主党代表代行の公設秘書が逮捕・起訴された西松建設の違法献金事件に関し「自民党なら議員辞職だ」と指摘した上で「小沢氏は議員辞職しないし、代表を辞めて筆頭代表代行になった。何ら反省も説明もしていない。今の民主党の体質を表している」と強く批判したという。
確かに、献金疑惑についてはまったく反省せず、代表を辞任したと思ったら、涼しい顔(醜い顔であるが、)をして、筆頭代表代行に収まっている小沢氏の厚顔無恥と自民党と変わらない民主党の金権・腐敗体質を指摘せざるを得ない。
編集長も以前の記事で、議員辞職は当然と批判しておいたが、自民党の幹事長からそれを指摘されるようでは、民主党も情けないではないか。
もっとも、自民党も他党のことを批判する暇があったら、二階氏の辞職を勧告すべきだ。
また、自民党は今までの歴史の中で、さまざまな疑獄事件を引き起こしてきたが、秘書が逮捕されると、「秘書がやった」などと言い逃れをしながら、議員を続けていたではないか?
石原氏の発言は、「天に唾する」ものである。
そもそも、自民党の国会議員は、なぜあのように金持ちなのだろうか?
閣僚の資産公開もされているが、実勢価格ではなく、帳簿上の金額であり、実際の財産のほんの一部だろう。家族名義などで、溜め込んだお金は相当な金額になるだろう。
もともと、金持ちが国会議員になったということもあるかもしれないが、やはり、議員になるとカネが入ってくる仕組みになっているに違いない。
議員歳費だけでなく、政務調査費の私的流用、JRの無料パス(無料といっても、国民の税金で負担しているだけだが、)の私的利用、企業・団体からの献金私的流用などは日常茶飯事だろう。
ときどき表に出てくるのは、氷山の一角で、議員という立場を利用して私的な蓄財に励んでいるのが、自民党などの議員の実態ではなかろうか。
ちなみに、石原幹事長代行の親父は、海外視察に名を借りた「豪華海外旅行」や家族の重用、潰れかかった銀行へ税金投入など、人間として、数々の恥ずべき行為を行ってきたのだから、こういうことをまずやめさせ、都知事も辞職させるべきだろう。
自民か、民主か?と言われても、国民から見れば「どちらもカネまみれ」で、「どちらも願い下げ」というほかはない。