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●《表現の自由は、民主主義の根幹でもある。しかし出自を理由に人を深く傷つける差別表現は、人権を侵害する行為であり決して認められない》

2022年07月26日 00時00分00秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]


(20220710[])
【<金口木舌>リプレイスメント・セオリー】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1526872.html)。

 《中国語やハングルで表記された沖縄本島中北部の観光地案内板をインターネットに上げてこんな書き込みがあったという。「沖縄が中国、韓国に占領されつつある」。ノンフィクションライターの安田浩一さんが伝えている ▼現地に赴き外国語表記の案内板からやや手前に引いて撮影すると、そこには日本語表記の案内板があった。あたかも外国語の案内板しかないようにフォーカスし「占領」とするデマだった》。

   『●「アベ様広報」…安田浩一さん「現地の人に話を聞く、
      裏取りするという取材の基本ができていない…デマ」
    「沖縄タイムスの記事【津田大介さん・安田浩一さん、「ニュース女子
     問題でMXテレビ出演辞退】…《津田大介さんと安田浩一さんが
     18日までに同局が放送する別のニュース番組への出演を辞退した。
     「取材がずさんで事実でない」「報道に値しない」と2日の番組
     批判している》」

   『●「差別意識に基づく、官憲による歴史的暴言」…
      ガルトゥング氏「非常に深刻な状況となる兆候…」と警鐘
    「やはり「歴史的暴言」でした。アベ様定義の「積極的平和主義」の
     産物な「歴史的暴言」。「本土」による差別意識が顕在化し、
     表面化した「歴史的暴言」。安田浩一さん《社会的少数者や弱者を
     たたき、引きずり降ろすのを楽しむ空気が日本社会の一部に
     流れている》。歪んでる」

   『●安田浩一さん「沖縄の新聞は本当に『偏向』」? 
      …沖縄への「思い込みによる差別で、それを許す日本社会」
   『●《国民の2割強しか支持を得ていない政治勢力が国会の3分の2
     支配できているところに問題がある》…#投票倍増委員会 会員として…
   『●青木理さん✕安田浩一さん対談 ―――《「この国」には、いったい
     いつから、どういう理由で「憎悪と嘲笑」に満ち溢れてしまったのか》?

 アベ様の取り巻き連中の醜悪さときたら…(青木理さん、安田浩一さん)『この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体』。ヘイトも含めて、その源流は《空疎な小皇帝》石原慎太郎元東京「ト」知事。さらに、メディアあるいはジャーナリズムについて、…青木理さんと安田浩一さん。《「この国」には、いったいいつから、どういう理由で「憎悪と嘲笑」に満ち溢れてしまったのか》?

 東京新聞の記事【DHCテレビ「ニュース女子」の名誉毀損を認定 高裁も一審判決支持「番組に真実性は認められない」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/181448)《判決は、辛さんが組織的に参加者を動員して過激な反対運動をあおっているという番組の内容に、真実性は認められないと判断。現在もDHCのサイトで番組が閲覧できる状態で「韓国人はなぜ反対運動に参加する?」などとテロップで表示されているとして、「在日朝鮮人である原告の出自に着目した誹謗中傷を招きかねない」と言及した》。
 沖縄タイムスの【社説[「ニュース女子」名誉毀損] ヘイト止める仕組みを】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/970199)によると、《大勢が視聴した番組のうそが再び認定された。制作したDHCテレビジョンは判決を重く受け止めるべきだ。テレビ番組「ニュース女子」で名誉を傷つけられたとして市民団体「のりこえねっと」の辛淑玉(シンスゴ)共同代表が損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で東京高裁は、一審判決を支持し、DHCテレビに550万円の支払いと、謝罪広告の掲載を命じた。問題となったのは2017年1月に放送された2回。同社が制作し、東京MXテレビなどで放送された》。
 さらに、琉球新報の【<社説>ニュース女子二審判決 差別扇動は許されない】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1529440.html)によると、《判決は、原告側が求めていた差別の認定について一審判決より踏み込み「在日朝鮮人である原告の出自に着目した誹謗(ひぼう)中傷を招きかねない構成になっている」と番組の構成に言及した。番組が差別を扇動したと指摘しており、判決の意味は重い。番組は反対運動をする市民をテロリストに例え、辛共同代表を名指しして「黒幕」などと報じた。辛共同代表は判決後の記者会見で、差別認定が前進したことを評価しつつも「ベースにあるのは沖縄差別だ」と述べ、悪質なヘイトを規制する法律の必要性を訴えた》。

 最後に、沖縄タイムスの記事【「ヘイトスピーチは魂の殺人。暴力だからこそ認められない」作家の安田浩一さん、社会の崩壊を懸念】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/970606)によると、《ノンフィクションライターの安田浩一さん=写真=を講師に招いた学習会では、取材してきた差別と偏見の現場について説明しながら「誰かが差別に苦しんでいる人や地域、社会が壊れていくのをこれ以上、見たくない」と語気を強めた》。

   『●「日本の恥と呼ぶべき存在」
    《鶴橋で行われた街宣で、女子中学生が「鶴橋大虐殺」の演説をしたことは
     ネットで話題になっていましたし、韓国でも報じられていたようです》

   『●ヘイトスピーチ、自らの言論の自由を狭めている
   『●『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を落としているでしょうか?
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》
    《その急先鋒になってきたのが「そよ風」というヘイト団体だった。
     「そよ風」はヘイト団体・在特会の関連団体で、慰安婦問題や
     関東大震災朝鮮人虐殺の否定などを主張しており、2013年には
     大阪・鶴橋で「いつまでも調子にのっとったら、南京大虐殺では
     なく鶴橋大虐殺を実行しますよ」などとジェノサイドを
     先導したヘイトデモに協力。北海道支部長の女性は桜井誠
     前在特会会長の「日本第一党」の副党首まで務めている》

   『●自民党亜種トファ・キトの「反作用として期待される
       リベラルの結集」…それが最後の望み・希・希望
   『●「植民地気分」な日米共犯・両政府から
      「犠牲だけを強いられる沖縄」…両国に「真の文明」はあるのか?
    《大阪の鶴橋で女子中学生がこんなことをがなった。
     「…もう、殺してあげたい! いつまでも調子にのっとったら
     南京大虐殺じゃなくて鶴橋大虐殺を実行しますよ!」》

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
     ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
   『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
       「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん
    《そのひとつが「日本女性の会 そよ風」というヘイト団体だった。
     「そよ風」はヘイト団体・在特会の関連団体で、「慰安婦」問題や
     関東大震災朝鮮人虐殺の否定などを主張しており、2013年には大阪・
     鶴橋で「いつまでも調子にのっとったら、南京大虐殺ではなく
     『鶴橋大虐殺』を実行しますよ!」などとジェノサイドを先導した
     ヘイトデモに協力。北海道支部長の女性は桜井誠・元在特会会長の
     「日本第一党」の副党首まで務めている》

 琉球新報のコラム【<金口木舌>ヘイトクライムを生まないために】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1529019.html)によると、《▼ヘイトクライムは米国だけの問題ではない。昨年8月には朝鮮半島出身者が暮らす京都府宇治市のウトロ地区で放火があった。被告は「韓国が嫌いだった」と供述している。2016年には障がい者が殺傷される事件も起きた ▼人種や国籍、性別、障がいという属性を理由にマイノリティーが暴力の標的にされ命を奪われるこんな理不尽なことがあろうか ▼ネット上の悪意に満ちた言葉、日常生活で聞こえる誹謗中傷偏見ヘイトクライムにつながりかねない「芽」はあふれている。異なる文化や歴史を知り、互いを認め尊重しあう。ヘイトクライムを生まない社会は一人一人の日常の一歩から始まる。》

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1526872.html

<金口木舌>リプレイスメント・セオリー
2022年6月2日 05:00
金口木舌 リプレイスメント・セオリー

 中国語やハングルで表記された沖縄本島中北部の観光地案内板をインターネットに上げてこんな書き込みがあったという。「沖縄が中国、韓国に占領されつつある」。ノンフィクションライターの安田浩一さんが伝えている

▼現地に赴き外国語表記の案内板からやや手前に引いて撮影すると、そこには日本語表記の案内板があった。あたかも外国語の案内板しかないようにフォーカスし「占領」とするデマだった

▼こうした事象はリプレイスメント・セオリー(置き換え理論)といわれる。古くはグレイト・リプレイスメントと呼ばれた。白人至上主義に基づき、白人以外の人種に国土が乗っ取られると危機感をあおる陰謀論という

▼那覇市若狭に建つ龍柱をめぐっては「中国の属国か」とする主張もあった。県内でも顕在化する排斥の動きに改善策はないものか

▼作家の落合恵子さんが、微力ではあっても「一人一人がつながる」大切さを提唱していた。確かに身内や友人、知人が差別されてはいたたまれない。社会が分断されては未来は描けないだろう
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/181448

DHCテレビ「ニュース女子」の名誉毀損を認定 高裁も一審判決支持「番組に真実性は認められない」
2022年6月3日 22時08分

     (控訴審の判決後、記者会見をする辛淑玉さんら
      =3日、東京都内で)

 沖縄の米軍基地反対運動を取り上げたテレビ番組「ニュース女子」で名誉を傷つけられたとして、人権団体「のりこえねっと」の共同代表辛淑玉(シンスゴ)さんが、番組を制作したDHCテレビジョンなどを訴えた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(渡部勇次裁判長)は3日、名誉毀損を認めてDHCに550万円の損害賠償などを命じた一審・東京地裁判決を支持した。

 判決は、辛さんが組織的に参加者を動員して過激な反対運動をあおっているという番組の内容に、真実性は認められないと判断。現在もDHCのサイトで番組が閲覧できる状態で「韓国人はなぜ反対運動に参加する?」などとテロップで表示されているとして、「在日朝鮮人である原告の出自に着目した誹謗中傷を招きかねない」と言及した。

 番組の司会者だった本紙元論説副主幹の長谷川幸洋氏の責任については「番組の制作や編集に一切関与がなかった」とし、一審と同様に認めなかった。長谷川氏が辛さんに損害賠償を求めた反訴も同様に退けた。

 番組は東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)で2017年1月に放送された。昨年9月の一審判決は、DHCに賠償と自社サイトへの謝罪文掲載を命じた。

 判決後の会見で辛さんは「名誉毀損が認められてうれしいが、沖縄に対して申し訳ない気持ちもある平和運動や沖縄を、在日である私を使ってたたくという、二重、三重に汚い番組だった」と振り返った。金竜介弁護士は、判決が出自に絡む誹謗中傷に言及した点に「人種差別をきちんと認めたことは評価できる」と話した。(小嶋麻友美)

【関連記事】DHC吉田会長、ネット上で「コリアン系」ヘイト声明 荒唐無稽な主張次々
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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/970199

社説[「ニュース女子」名誉毀損] ヘイト止める仕組みを
2022年6月5日 10:10

 大勢が視聴した番組のうそが再び認定された。制作したDHCテレビジョンは判決を重く受け止めるべきだ。

 テレビ番組「ニュース女子」で名誉を傷つけられたとして市民団体「のりこえねっと」の辛淑玉(シンスゴ)共同代表が損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で東京高裁は、一審判決を支持し、DHCテレビに550万円の支払いと、謝罪広告の掲載を命じた。

 問題となったのは2017年1月に放送された2回。同社が制作し、東京MXテレビなどで放送された。

 高裁判決では、番組が東村高江の米軍ヘリパッド建設での抗議行動を取り上げ「過激」「襲撃」「警察でも手に負えない」「テロリスト」といった表現を用いたことに対して、実際の抗議活動に比べて「異質のものというべきである」とした

 事実に基づかない報道であり、放送を通じて多くの沖縄県民を深く傷つけた

 また判決では、市民団体が地元の沖縄以外から参加者を組織的に雇って動員したとする番組の主張に対しても「煽動(せんどう)しているとは認められない」とした。

 司会者と出演者とのやりとりや、さまざまなテロップなどを使うことで、辛氏が抗議活動を煽動する危険な人物であると印象付けたとも指摘した。

 判決を受けDHCテレビ側は「不当判決だ」とした。現在もネットで閲覧できる番組の削除は求められなかったとして「プチ勝訴」とするが詭弁(きべん)だ。番組構成全般に瑕疵(かし)が認められたことを率直に受け止めるべきだ。

■    ■

 判決は、くしくもヘイトスピーチ解消法施行から満6年の日に言い渡された。番組は「在日朝鮮人である辛氏の出自に着目した誹謗(ひぼう)中傷を招きかねない」と指摘し、ヘイトスピーチを誘導する危険性があったと認めた。

 解消法は、外国にルーツを持つ人々などへの差別を許さない社会を目指して2016年に施行された。国や都道府県の責務を定める一方、規制や罰則などの定めがない理念法にとどまっている。

 しかし今回のケースを見れば、より踏み込んだ対応が必要だ。東京MXテレビは同番組の放送を打ち切ったが、ネット上ではいまだに配信されている。

 判決後に辛氏は「たたいてもいい存在と見なした沖縄を、在日である私を使ってたたく、二重三重に汚い番組だった」と振り返った。

 ヘイトを放置しない仕組み作りが求められる

■    ■

 表現の自由は、民主主義の根幹でもある。

 しかし出自を理由に人を深く傷つける差別表現は、人権を侵害する行為であり決して認められない

 個人に対する差別表現であれば、訴訟で刑事や民事上の責任を追及する道もある。一方で特定の地域や国、民族をターゲットにした差別表現についての責任追及は難しい。

 沖縄差別が沖縄出身者にも向けられるように、不特定多数への差別表現は個人の人権を侵害する危険性もあるヘイト根絶は社会の使命だ
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https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1529440.html

<社説>ニュース女子二審判決 差別扇動は許されない
2022年6月7日 05:00

 東村高江周辺の米軍ヘリコプター発着場建設への抗議行動を中傷したテレビ番組「ニュース女子」の人権侵害が改めて認定された。名誉を傷つけられたとしてヘイトスピーチ反対団体「のりこえねっと」の辛淑玉(シンスゴ)共同代表が制作会社DHCテレビジョンなどに損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は制作会社側に再び損害賠償550万円と同社ウェブサイトへの謝罪文の掲載を命じた。

 判決は、原告側が求めていた差別の認定について一審判決より踏み込み「在日朝鮮人である原告の出自に着目した誹謗(ひぼう)中傷を招きかねない構成になっている」と番組の構成に言及した。番組が差別を扇動したと指摘しており、判決の意味は重い。

 番組は反対運動をする市民をテロリストに例え、辛共同代表を名指しして「黒幕」などと報じた。辛共同代表は判決後の記者会見で、差別認定が前進したことを評価しつつも「ベースにあるのは沖縄差別だ」と述べ、悪質なヘイトを規制する法律の必要性を訴えた。

 辛共同代表はそれまでの活動でもネットでの誹謗中傷を受けてきたが、地上波で公然と行われたことが深刻な人権侵害につながった。国会内で国会議員も参加して「辛淑玉氏等在日朝鮮人による反日反米工作を糾弾する国民集会」が開かれたり自宅前に何時間も不審者がいたりするなどした。危険を感じてドイツに生活拠点を移した時期もあったなどと、法廷で訴えた。

 番組の司会だったジャーナリスト長谷川幸洋氏にも「共同不法行為責任」を負うとして損害賠償を請求した。長谷川氏側は辛共同代表の記者会見での発言で名誉を毀損(きそん)されたと反訴した。双方とも一審で棄却され控訴していたが、再び棄却された。

 ジャーナリストを名乗る立場で司会をした長谷川氏は、差別や誹謗中傷をあおった責任を問われた。だが、判決は「番組収録時点で各出演者がどのような発言をするかを具体的に把握しておらず、どのようなテロップが付されるかも知り得ない」「名誉毀損の結果を招来することを認識し得たということは困難」として認めなかった。

 問題の番組は、その後の「検証番組」も含め、今もDHCテレビジョンのホームページに掲載されている。判決は削除を命じなかった。基地反対運動と辛共同代表に対する誹謗中傷は今も続いている。DHCテレビジョンは全く反省しておらず、差別をあおりながら、誹謗中傷で沖縄の基地反対運動をおとしめ続けている

 裁判に先立って、番組は放送倫理・番組向上機構(BPO)によって人権侵害を認定されている。それにもかかわらず、差別と誹謗中傷が放置されている。法整備を待つだけでなく、ジャーナリズムとメディア界が自浄作用を発揮すべきだ
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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/970606

「ヘイトスピーチは魂の殺人。暴力だからこそ認められない」作家の安田浩一さん、社会の崩壊を懸念
2022年6月6日 07:47

     (「ヘイトスピーチは魂の殺人」と訴える安田浩一さん
      =5日、那覇市久茂地のブックカフェ&ホール「ゆかるひ」)

 ノンフィクションライターの安田浩一さん=写真=を講師に招いた学習会では、取材してきた差別と偏見の現場について説明しながら「誰かが差別に苦しんでいる人や地域、社会が壊れていくのをこれ以上、見たくない」と語気を強めた。

 安田さんは「在日特権を許さない市民の会在特会)」に迫った著著「ネットと愛国」で講談社ノンフィクション賞を受賞。2016年のヘイトスピーチ解消法の施行以前から問題を指摘し、学習会でも被害者の声なども紹介した。

 昨年3月、名古屋出入国在留管理局の施設に収容中だったスリランカ人女性が死亡した事件についても触れ、「背景にある外国人への憎悪は、以前から日本社会にあった」と指摘した。

 また、基地問題に関連して「沖縄は外国に乗っ取られる」などとの言説があることや、過去に機動隊の「土人」発言擁護する声があったことを挙げ、差別を正当化する理論として危惧。「ヘイトスピーチは魂の殺人暴力だからこそ認められない」と訴えた。

(社会部・平良孝陽)
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●『琉球新報』は「警察国家」と指摘…「反対運動つぶし」「国策捜査」「狙い撃ち」な山城博治さん「拉致」

2017年01月18日 00時00分14秒 | Weblog


琉球新報の【<社説>山城議長長期勾留 「警察国家」への危機感募る】(http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-427892.html)。

 《名護市辺野古の新基地建設現場と東村高江のヘリパッド建設現場での行為を巡り、逮捕・起訴された山城博治 沖縄平和運動センター議長の拘束が約3カ月に及ぶ。今回の長期勾留に関し、政治的な表現の自由を脅かす異常な人権侵害であり、今後、市民運動が標的になりかねないという懸念が国内外で急速に広がっている》。

   『●沖縄差別:目取真俊さん「多くの日本人が
     その嘘っぱちを信じている、というよりも、信じたいんでしょう」
   『●番犬様=米軍「拉致被害者」を
     アベ様達が「逮捕」ってどういうこと? 本当にバチアタリな人たち
   『●アベ様らによる辺野古破壊・沖縄差別、
       「対立激化で県民にケガ人が相次ぐ異常事態」
   『●沖縄平和運動センターの山城博治さん…
      イジメ・見せしめな「反対運動つぶし」「国策捜査」「狙い撃ち」

 山城博治さんの「拉致」に関連して、『日刊ゲンダイ』は、反対運動つぶし》《国策捜査》《狙い撃ちと言います。そして、『琉球新報』は《政治的な表現の自由を脅かす異常な人権侵害》《警察国家と指摘。壊憲特定秘密保護法共謀罪外交音痴政治音痴人治主義国家・王国、…アベ様の「政」、酷くなる一方です。

   『●『創 (8月号)』読了(2/2)
    《1. 輸入農産物の自由化 (関税障壁の撤廃など)
     2. 公共部門の民営化 (鉄道、郵便、医療、水道、教育に民間企業が参入)
     3. 労働の柔軟化 (労働法制の基準緩和、非正規雇用の推進)
     4. 規制緩和 (資本規制、安全基準、環境規制などの緩和)
     5. 警察国家化 (テロ対策、移民管理の強化)》

   『●「世紀の大悪法 特定秘密保護法案」
      『週刊金曜日』(11月15日、968号)についてのつぶやき
    「編集部【あなたがテロリストにされる日】、「「国家の安全」優先」
     「完全な警察国家になる」「私たちが大切にしてきた民主主義
     「国際平和」「主権在民」が、消し去られようとしている」。猛毒
     (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/48272cd76b5adc03ece0c6295eef6308)」

   『●「「秘密」は秘密」:
      「国家の秘密はときに悲劇を生」んでいた時代に逆戻り
    《「秘密」は秘密って ばかな話 作家・沢地久枝澤地久枝)さん…
      沖縄返還の日米密約に迫った新聞記者が逮捕された
     外務省機密漏えい事件を、著書「密約」で取り上げ、密約の
     文書開示請求訴訟にも原告として加わった。「法案が成立すれば
     警察国家のようになる。特定秘密の保護措置として警察庁長官は
     いろんなことができる。戦争中の日本人は『警察ににらまれたらまずい』
     と思いながら話していた。そういう時代に戻る可能性が非常に大きい」》

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http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-427892.html

<社説>山城議長長期勾留 「警察国家」への危機感募る
2017年1月16日 06:02

 名護市辺野古の新基地建設現場と東村高江のヘリパッド建設現場での行為を巡り、逮捕・起訴された山城博治 沖縄平和運動センター議長の拘束が約3カ月に及ぶ。

 今回の長期勾留に関し、政治的な表現の自由を脅かす異常な人権侵害であり、今後、市民運動が標的になりかねないという懸念が国内外で急速に広がっている

 沖縄の不条理に目を注ぐ海外の有識者、国内の刑法研究者、日本国際法律家協会、76カ国にネットワークを持つ環境NGOが相次いで、山城議長の即時釈放を求める声明を出した。

 作家の落合恵子さんや脚本家の小山内美江子さんらが呼び掛けた釈放要求の署名運動は、3週間で国内外から約1万7千筆を集めた。

 こうしたうねりは、安倍政権下で、民主主義国家法治主義国家であるはずの日本が急速に「警察国家化」しているという疑念と危機感が深まっている表れだ。

 沖縄の民意に反した基地建設をごり押しされることに異議を唱え、非暴力の抵抗に身を投じた市民を問答無用に抑え込む。さらにリーダーを狙い撃ちにした必要性の乏しい勾留が延々と続いている。

 政治弾圧に等しい長期勾留は即刻やめるべきだ山城議長は一刻も早く釈放されねばならない

 山城議長は(1)ヘリパッド建設への抗議中に有刺鉄線1本(2千円相当)を切った器物損壊(2)沖縄防衛局職員に対する公務執行妨害と傷害(3)辺野古新基地建設に抗議した際、ブロックを積み上げた威力業務妨害-の三罪で起訴された。

 第一線の刑法研究者41人以上が名を連ねた異例の緊急声明は、議長の行為は偶発的に発生した可能性が高く、違法性が低いと指摘している。公判維持のための捜査は終わり、証拠隠滅の恐れもない。

 「不当に長い拘禁」は抗議行動を反社会的行為と印象操作する安倍政権の意向が反映していよう。

 がんを抱え、健康状態の悪化が懸念される山城議長は家族との面会や靴下の差し入れが認められなかった

 裁判所は安倍政権の強権的姿勢を忖度(そんたく)する県警や那覇地検に従い勾留延長を認めてきた憲法の番人の役割への自覚はあるのか

 警察法は、警察が治安維持を名目にして政治弾圧を担い、国を戦争へ導く役割を担った戦前、戦中を猛省して制定された。沖縄で見える刑事司法の変質警察国家への回帰と感じられてならない。
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●沖縄平和運動センターの山城博治さん…イジメ・見せしめな「反対運動つぶし」「国策捜査」「狙い撃ち」

2017年01月14日 00時00分43秒 | Weblog


日刊ゲンダイの記事【軽い容疑で再三逮捕 沖縄反基地リーダー“長期拘留”の異常】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197357)。

 《沖縄でトンデモないことが起きている。…これは明らかに、反対運動つぶしの国策捜査に他ならない》。

   『●沖縄差別:目取真俊さん「多くの日本人が
     その嘘っぱちを信じている、というよりも、信じたいんでしょう」
   『●番犬様=米軍「拉致被害者」を
     アベ様達が「逮捕」ってどういうこと? 本当にバチアタリな人たち
   『●アベ様らによる辺野古破壊・沖縄差別、
       「対立激化で県民にケガ人が相次ぐ異常事態」

 イジメ・見せしめ、アベ様の「政」の縮図。沖縄平和運動センター山城博治さんが「拉致」されて三ヵ月。記事には、「反対運動つぶし」「国策捜査」「狙い撃ち」といった言葉が並ぶ。


   『●新作『標的の島~風かたか~』の監督・三上智恵さん、
           「あなたが穴をあけた森はもう元には戻らない」!
   『●「思いやり」に溢れた、番犬様にとっての「天国」ニッポン
                     …子どもの貧困問題などは置き去り

 いつもながら、「本土」マスコミの動きは鈍い。アベ様の広報官には、沖縄破壊や沖縄イジメが見えていないらしい。

   『●室井佑月さん、「政府が間違ったことをしていたら、
         間違ってると言えるのが愛国者だと思うけど。」
   『●アベ様広報官として、「「スゴイ、スゴイ」と安倍さんを
          ヨイショしながら食べるしゃぶしゃぶは旨」いか?

 それどころか、ヘイトなデマを拡散。アベ様に尻尾を振る無惨さ、アベ様の広報機関化。酷すぎる…。
 沖縄タイムスの【社説[「沖縄ヘイト」番組]真偽不明 悪意むき出し】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/79474)によると、《東京MXテレビが2日に放送した報道バラエティー番組「ニュース女子」で、高江ヘリパッド建設問題を取り上げた。反対する人たちの声は1人も流されないまま「カメラを向けると襲撃に来る」「テロリストみたい」などと表現。「反対派の中には韓国人はいるわ、中国人はいるわ」と人種差別につながる発言があった》。
 また、琉球新報の【<社説>ヘイト番組放送 沖縄への偏見拡大恐れる】(http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-426400.html)には、《沖縄に対する許し難い誹謗(ひぼう)中傷だ。公共の電波を使った沖縄に対するヘイトスピーチ(憎悪表現)と断ずるしかない。なぜこのような番組を制作し、放送したのか明確に説明すべきだ。東京のローカル局・東京メトロポリタンテレビジョン(東京MX)が、米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する市民をテロリストに例えるような内容の番組を放送した》。

 加えて、最「低」裁をトップとする裁判所が、これまた、酷い。記事にある通り。アベ様は沖縄の司法も破壊。

 さて、「本土」でも、電脳上でも、山城博治さんの「拉致」に対する様々な抗議の声が上がっている。
 東京新聞の記事【「沖縄の基地反対リーダー釈放を」 「微罪」で3カ月勾留 東京で抗議】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201701/CK2017011302000127.html)には、《沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)らの早期釈放を求める…鎌田慧さんは「微罪での不当逮捕を長期勾留によって大きな罪にみせようとする政治弾圧。無関心に許せばこれからの大衆運動も弾圧される」》。
 また、CMLの記事【[CML 046363] キャンペーン:山城博治さんらの釈放を!】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2017-January/046468.html)にも、《「ふるさとの自然を守りたい」「当たり前のくらしを守りたい」「米軍施設はいらない」--ただそれだけの思いで、高江の住民や沖縄の人たちは必死の座り込みを続けています…要請者:鎌田慧澤地久枝佐高信落合恵子、小山内美江子》。


 最後に、《ヘイトの温床》、イジメの温床、見せしめを作り出している人は誰? アベ様のヘイトがヘイトを呼んでいる。アベ様の言う沖縄に《寄り添う》とは「イジメる」といことか? 《負担軽減》とは、「押し付ける」ということか?
 琉球新報のコラム【<金口木舌>軽蔑は軽蔑を呼ぶ』(http://ryukyushimpo.jp/column/entry-426398.html)には、《▼トランプ氏の危うい言動を、女優のメリル・ストリープさんがゴールデン・グローブ賞の授賞式で真っ向から批判…▼「軽蔑は軽蔑を呼び、暴力は暴力を生む権力者が立場を利用して他人をいじめれば、私たちは全員敗者となる」…▼対岸の出来事ではない。沖縄に対しても公人によるヘイト(憎悪)発言が横行している。人気作家しかり、機動隊員しかり、隊員を擁護した大阪府知事しかり…「寄り添う」の4文字を繰り返すだけで、沖縄の民意を無視し続ける安倍政権はどうか。ヘイトの温床をつくってはいないだろうか》。

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197357

軽い容疑で再三逮捕 沖縄反基地リーダー“長期拘留”の異常
2017年1月13日

     (反対運動の求心力(C)日刊ゲンダイ)

 沖縄でトンデモないことが起きている。昨年10月に逮捕された反基地運動のカリスマ的リーダーの勾留が、異例の長期に及んでいるのだ。再逮捕や起訴が繰り返され、すでに3カ月近くが経過。これは明らかに、反対運動つぶし国策捜査に他ならない。

 現在、那覇拘置所に勾留されているのは、沖縄平和運動センター山城博治議長(64)。昨年10月17日、山城議長は高江での抗議活動中、2000円相当の有刺鉄線1本を切ったとして、器物損壊容疑で準現行犯逮捕された。3日後、傷害と公務執行妨害でも逮捕。沖縄防衛局職員の肩を掴んで揺さぶったという。11月11日に起訴されるが、裁判所はすぐには釈放しなかった

 さらに県警は、10カ月前の行為を持ち出してまで再々逮捕するムチャクチャ。昨年1月、山城議長は仲間と、辺野古のキャンプ・シュワブのゲート前の路上でコンクリートブロックを積んだ。これが威力業務妨害だというのである。当時、大勢の機動隊や警察官がいたのに、警告も何もなかった。12月に追起訴された後も勾留は続き、家族の接見も許されていない。山城議長の弁護を担当する金高望弁護士は、逮捕自体の不当性を指摘した上でこう続ける。


■家族の接見すら認めず

   「起訴したということは、検察は必要な捜査を終えている。
    重大事件でない限り、起訴後は釈放が原則です。
    こんな軽微な事案で勾留を続け、かつ家族の接見すら認めない
    のは極めて異例です。さらに困ったことに、裁判所がなかなか公判の
    期日を決定しないのです。恐らく公判は3月以降になってしまう。
    それまで山城さんを勾留できることになる」

 山城議長は沖縄基地反対運動の象徴的存在だ。

   「沖縄が返還される前、1969年の佐藤首相訪米阻止闘争や
    翌年の70年安保闘争で、高校生だったヒロジは運動の先頭に
    いました。沖縄のために闘ってきた第一人者です。人望があって、
    辺野古の新基地や高江ヘリパッドの反対運動は、
    ヒロジの求心力があってまとまっています」(山城議長の旧友)

 普天間の辺野古移設を強行する安倍政権にとって、山城議長は目の上のたんこぶなのだろう。あからさまな狙い撃ちなのに大メディアはスルーそれも異常事態だ
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●東京電力核発電人災の教訓: 次の大地震で川内原発に「異常があってからでは遅い」

2016年04月18日 00時00分35秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016041702000124.html)と、
記事【「川内」運転 住民ら不安 政府、地震域拡大でも静観】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201604/CK2016041702000107.html)。


 《余韻、余興、余白。「」とはもちろん「あまること」「それ以外のもの」の意味。「本来のもの」ではないと見て「」の字がついた言葉を目にしてもあまり警戒はしない…「」とはもともと長い針形の呪具である。地面にさし、地下の悪霊を追い払ったという。避難、情報共有、助け合いという現代の「」に強く期待する》。

 「裕」を持った行動が必要ではないのか? 川内原発に最悪の事態が起こる前に、今直ぐに、取りあえず「裕」を持って再稼働を止めるべきではないのか? 核発電が無くても、電力に「裕」があることは3.11東京電力核発電再以降、証明されている。


 《規制庁の担当者は「再稼働前の審査で、地震の揺れや外部電源の喪失、火山噴火に対する事業者の備えを確かめた一連の地震で、その前提が崩れたとは考えていない」との立場》。

 原子力「ムラ寄生」委員会は、九電の約束を反故にしてあげても、この期に及んでも設定値等は守るわけだ? 樋口英明裁判長(原島麻由裁判官、三宅由子裁判官の合議)による福井地裁判決を思い出すべき…「《原子力規制委員会新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性がない」と指摘、基準に適合していても再稼働を認めないとの決定》。「原子力「ムラ寄生」委員会の「世界一厳しい」らしい基準に合格したからと言って、「安全」…なわけがない。それはアベ様らが自称しているにすぎず、世界が「世界一」を認めている訳ではない…。《福井地裁は、原子力規制委員会の新規制基準を否定した。それでは国民が守られないと》。3.11東京電力原発人災の惨状を見よ!…「原発さえなければ」」。
 「安全より効率、命より経済」を優先」が「社会通念」である、などということが、許されるはずがない。熊本大分大地震から得られた教訓は、「「いつでも、どこでも、強大な地震は起こる」。地震国日本では、これこそ社会通念」であるということ。

   『●高浜原発「差し止め」、国民を守る司法判断:
       寄生委の新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性がない」

   『●九州電力川内核発電所、「住民の命に関わる重大事」を 
           「審査さえパスすれば、約束をほごにしてもいい」?
   『●前田郁勝・西川知一郎両裁判長や九電のオゾましき
         「社会通念」=「「安全より効率、命より経済」を優先」
   『●熊本大地震…「「いつでも、どこでも、強大な地震は起こる」。
                    地震国日本では、これこそ社会通念」


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2016041702000124.html

【コラム】
筆洗
2016年4月17日

 余韻、余興、余白。「」とはもちろん「あまること」「それ以外のもの」の意味。「本来のもの」ではないと見て「余」の字がついた言葉を目にしてもあまり警戒はしない▼その字が付いた「余震」である。熊本などで強い余震が続く。大きな地震の後に続く、比較的弱い揺れを「余震」と呼ぶが、今回は、その強さ、頻度といい、余震という言葉を使うのがためらわれるほどである▼遠く離れた場所でもテレビの地震速報を耳にすれば、「もうやめて」と声を上げたくなる。現地の恐怖と不安、疲労は想像もできない。心配である▼木曜夜の最大震度7の地震は「前震」で土曜日未明の方が「本震」だったことが明らかになっている。揺れが収まってホッとしていたのは前触れにすぎず、不意を突く形で本震が来て、なお強い余震が続く。地震の心理的恐怖度を測る物差しはないが、極めて高いストレスであろう▼地震にせよ、台風にせよ、日本人には自然災害を擬人化する傾向がある。一頭の「怪物」がやって来て、爪痕を残し、時を置かず去って行く。そんな単純な物語で考えるが、今回は様相が異なる。何頭もの「怪物」が今なお居座っていると警戒を続けたい▼「」とはもともと長い針形の呪具である。地面にさし、地下の悪霊を追い払ったという。避難、情報共有、助け合いという現代の「余」に強く期待する。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201604/CK2016041702000107.html

「川内」運転 住民ら不安 政府、地震域拡大でも静観
2016年4月17日 朝刊

 熊本地震発生後も、新規制基準の審査に適合とされた原発として全国で唯一稼働中の九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)は運転を続けている政府は「止める必要はない」と静観の構えだが、地震活動が広がり、周辺の住民からは不安の声も上がる。

 九電などによると、通常は原発の半径五十キロ以内で震度4以上の揺れが観測された場合、国に状況を報告。原子力規制庁が原発に関する情報発信を強化した十五日以降は、距離にかかわらず震度5弱以上の全ての地震が報告対象となり、川内原発でも運転員が原子炉の状態をその都度確認し、現場パトロールも実施しながら運転を続けている

 規制庁の担当者は「再稼働前の審査で、地震の揺れや外部電源の喪失、火山噴火に対する事業者の備えを確かめた。一連の地震で、その前提が崩れたとは考えていない」との立場だ。

 地震が拡大した大分県と豊後水道を挟んで四国電力伊方原発(愛媛県)がある。県と四国電は十六日未明、県庁で記者会見を開き、伊方1~3号機に異常はないと説明。四国電担当者は、再稼働前の最終的な手続きである3号機の使用前検査に影響は出ないと思うと強調、七月下旬の再稼働を目指す姿勢を変えていない

 熊本地震でも原発の地元や周辺には動揺が広がる。川内原発のある鹿児島県薩摩川内市で飲食店を営む女性(71)は「運転は続けてほしいが、予測の付かない地震がこれだけ起こると心配がないわけではない」と話す。川内原発建設反対連絡協議会の鳥原良子会長は「川内原発周辺にも活断層があり、いつ南九州で大きな地震があるか分からない。とにかく運転を止めてもらわなければ」と語気を強めた。

 松山市の市民団体「伊方原発をとめる会」の和田宰(つかさ)事務局次長(63)は「再稼働の方針を考え直してもらいたい」と訴えた。


◆「異常あってからでは…」即時停止を 文化人6人要請

 九州で相次ぐ地震を受け、フォトジャーナリストの広河隆一さんら文化人六人が十六日、川内原発の即時停止を求める要請文を、九電に送ったと明らかにした。要請したのは他に、作家の落合恵子さん、沢地久枝さん、広瀬隆さん、ジャーナリストの鎌田慧さんと、若者のグループSEALDs(シールズ)の山田和花(のどか)さん。要請文では「異常があってからでは遅いということは、東京電力福島第一原発事故の経験から、誰の目にも明らか人々は、次の大地震が川内原発を襲うのではないかという恐怖にさいなまれている」と記した。
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●「敗戦70年 日本人は、戦争で何をしたのか」 『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号)

2015年01月12日 00時00分49秒 | Weblog


週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、宇都宮健児さん【黒風白雨31/不公正税制の抜本改革を】と岩崎大輔氏【黒塗りだらけだった「ビキニ被ばく」の政府間公開文書 時間との闘い続く『X年後』】の真相究明】。

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■①『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 「敗戦70年 特集 日本人は、戦争で何をしたのか」。「終戦」ではなく「敗戦」。永尾俊彦氏【汚染対策は見切り発車、後世に残る〝粗大ゴミ〟も!? 生活を圧迫する〝東京五輪〟】、「華やかな五輪の底には、人々に犠牲を強いる構造が横たわる」

■②『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / まさのあつこ氏【原発事故の健康管理・支援策は 政府、自治体に転嫁】、「ところが、議題は被ばく線量の推計に偏った・・政府は自治体・・・・・・丸投げした形・・環境省の施策案は・・・・・・などにとどまり、期待された前進は見られない」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/629c9031a7b55c9e9b071942bb3e0c18

■③『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 落合恵子さん【風速計/やれることはすべて!】、「「戦争ができる国」はそのまま、原発や武器輸出を進め、もっともっとと煽るくにになることである。メインストリームを行く財界の軍需産業と固く手をとりあって「戦争を切望する国」へ、か?」。イラク「派兵」のその先(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/b7bf174830af46389179f7c8999df6c9

■④『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 【黒島美奈子の政治時評辺野古新基地は困難 万策尽きた安倍政権】、「2013年の仲井眞弘多前知事への対応とのあまりに露骨な違いは、あきれることを通り越して悲哀さえ覚える・・無策ぶりを露呈」。「ロコツな“沖縄イジメ”」はアベ様らの「無策ぶり」?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/21c24eed8a04dd47c18ba16067f00b87

■⑤『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 【竹信三恵子の経済私考/再構築される「世襲的資本主義」 ピケティ勲章拒否の警告】、「安倍政権の「日本を取り戻す」というスローガンは、戦前の社会の基礎だった世襲制度の回復なのか」? 「ワッペン」拒否(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a5661638ef06c77dbd0ac190d3051410

■⑥『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 相田冬二氏【Interview 1 [映画監督]塚本晋也/好戦の論理を「映画という本能」でかち割る】、「いま撮らないと撮りにくく、いや、撮れなくなる・・・・・・これは自分にとって「観てほしい」ではなく、なんとか「観てもらわなければいけない」作品」

■⑦『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 石井千湖氏【Interview 2 [作家]中島京子/どんどん苦しくなる感じ――ゾッとする「戦前との符号」】、「普通の人がスパイにされてしまう時代・・とにかく「おかしい」と思ったら黙らないこと・・ヘイト・スピーチで頭をよぎるあの歴史」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/55a79986ce2ffe9d1ece5a7158626260

■⑧『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 松村洋氏【Interview 3 [沖縄民謡歌手]古謝美佐子/沖縄を想い、戦争の記憶をたどる歌たち】、「私の知ってる沖縄はどこ行った・・・・・・おーおー、腹立ったよ、とっても・・このままじゅ沖縄で暴動が起きるかも」。沖縄では4度目の完敗だというのに(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/21c24eed8a04dd47c18ba16067f00b87

■⑨『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 倉本さおり氏【Interview 4 [俳人]金子兜太/「いま、平和を詠む」ということの本当の意味】、「政治性を付与するのは詠み手でなく読み手・・・・・・作品の意図をでっちあげるようになると、その国は危ない・・・・・・「芸術性がなくなる」ということの怖さ・・・・・・鶴彬・・・・・・」

■⑩『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 山口正紀さん【盗聴拡大・密告取引導入を許すな 「可視化」関連法案】、「通過を狙っている悪法がある。盗聴法拡大と密告取引の導入・・・・・・実態は、自分が助かるための「密告取引」であり、新たな冤罪の温床になる」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/25cfbe2a14b41322994f35c3c15a5364

■⑪『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 高嶋伸欣さん【事実歪曲研究者が日本学士院会員に! 広がる歴史修正主義】、「「自虐史観」批判とは、事実を根拠に主張できない弱点を、曖昧な事実歪曲の手法とでごまかす歴史修正主義の常套手段・・・・・・安倍政権下、歴史修正主義が学会の頂点に浸透しはじめた」

■⑫『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 宇都宮健児さん【黒風白雨31/不公正税制の抜本改革を】、「一致して消費税増税に頼るしかないかのような報道をしているのは異常である・・・・・・『朝日新聞』の社説・・・・・・などは・・・・・・消費税10%への引き上げを決断すべきとの内容・・・・・・」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/944ad49c44f73710c04a576f4c299b5c

■⑬『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 宇都宮健児さん【黒風白雨31/不公正税制の抜本改革を】、「消費税は低所得者層に厳しい税制であり、貧困と格差を益々拡大させる税制・・・・・・社会保障の財源や財政の健全化を消費税増税だけに頼るのは、まったく不公正・不公平」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/01c2d759e6bdee3c0a7834a5db0da01b

■⑭『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 岩崎大輔氏【黒塗りだらけだった「ビキニ被ばく」の政府間公開文書 時間との闘い続く『X年後』】の真相究明】、「伊東英朗監督・・開示された2700頁の重要な部分が黒塗り・・なぜ、60年も経った今も黒塗りにしなければならないのか・・・・・・」

■⑮『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 岩崎大輔氏【黒塗りだらけだった「ビキニ被ばく」の政府間公開文書 時間との闘い続く『X年後』】の真相究明】、「福島で上映会を行うと、500人の観客が集まった。上映後、いつまでも拍手が続いた」。取り返しのつかないことが現実化してはいまいか?http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/99824f073e1c8b558dbe67c1d42f3644

■⑯『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 岩崎大輔氏【黒塗りだらけだった「ビキニ被ばく」の政府間公開文書 時間との闘い続く『X年後』】の真相究明】、「福島での上映は悩みました・・乗組員の死をもって被曝が証明される最悪の状態となった・・福島の人から励まされたことに責任を感じます」
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●「資本主義に絶望せよ!? ピケティ」 『週刊金曜日』(1021号)についてのつぶやき

2014年12月21日 00時00分08秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日合併号、1021号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、 横田一さんら【いつのまにか憲法改正、集団的自衛権まで「国民とお約束」 安倍首相「信任を得た」と豪語】と【佐々木実の経済私考/子どもに貧困を押しつける国・日本 病名は「再分配機能の不全」】。

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■①『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 「資本主義に絶望せよ!? ピケティ」。横田一さんら【いつのまにか憲法改正、集団的自衛権まで「国民とお約束」 安倍首相「信任を得た」と豪語】。自公政権に投票する、投票を棄権するとはそういうことだ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3a59428b47748c3b7a4de1958d2bd0b9

■②『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 横田一さん【嘉田由紀子・前滋賀県知事の言動を攻撃か 自民滋賀県連が「恫喝」文書】、「「公平中立な報道」といった言葉でメディアに圧力をかけた安倍政権は、教育関係者にも恫喝まがいの文書を」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/beaa36f5f1209df87ddcae28a2171984

■③『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 北村肇さん【新年、この国の景色が変わる】、「自分勝手な選挙が安倍政権の終わりの始まりとなり、市民が「ダメよ~ダメダメ」と突きつける。「最大の声は沈黙」であった年は去り、生まれ変わった市民がときの声をあげる」。「本当に、「「眠り猫」は眠っているように見えて実は起きている」のか?」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bb6a3507df166d17dd60dde1e96367b4

■④『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 「編集員が考える衆院選 安倍政権にどう対抗するか」、雨宮処凛さん【くじけている暇はない】、石坂啓さん【平和憲法か戦争憲法か】、落合恵子さん【今日から再び「はじめの一歩」】、宇都宮健児さん【暴走許さない運動展開を】

■⑤『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 佐高信さん【冬の時代にこそ批判の花を】、田中優子さん【自民圧勝、対策が急務】、中島岳志【「もう一つの道がある」】、本多勝一さん【日本の人口減の〝風景〟】。「僕はもうあきらめた」とは言わない!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/129b4c41abeebce673781ba4276701a9

■⑥『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 「政治時評 拡大版/「風なく民意」を読む」、大村アスカさん【メディアの無残な弱体化】、黒島美奈子さん【不条理と制度欠陥まざまざ】、西川伸一さん【「気づいたら」一党支配】、村岡和博さん【あきらめるにはまだ早い】

■⑦『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 大内裕和+竹信三恵子さん【「夢をもう一度」はあり得ない 世襲なき中流階級よ、目覚めよ!】、「ピケティ現象を読み解く・・若者の棄民化を放置していいのか」。格差社会を拡大する「トリクルダウン理論」: 「したたり落ちているのは、若い世代の悔し涙なのか」?http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/43faac32d2da8cd0dbc1a429f3c52f17

■⑧『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 【佐々木実の経済私考/子どもに貧困を押しつける国・日本 病名は「再分配機能の不全」】、「まさしく「政府のおかげで貧困率が増えている」状態だ」。「富裕層が富めば、その滴がしたたり落ちるというトリクルダウン効果はなく、庶民の暮らしはより厳しくなるばかりだ。所得の再分配機能を強化すべきだ」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/01c2d759e6bdee3c0a7834a5db0da01b

■⑨『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / ピーター・バラカン氏【「失敗から学べばいい。もう一度、夢を温め直そう」 ラジオ番組「打ち切り」騒動、放送規制、原発、そして日本の行方――】、「右派の中にいるごく少数の人たち。・・この国を批判するな!とかね。不健全だし・・」

■⑩『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 【金曜日から】「『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』(監督・脚本:斎藤潤一、2012年)を見た・・・・・・安倍第一次・第二次政権は合わせて21人の死刑を執行。しかも・・・・・・谷垣法相によって執行された二人ともが再審請求の準備中・・・・・・」

■⑪『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 【金曜日から】「・・・・・・再審請求すると、その間は思考できないので狙われたという見方もある。間もなく新内閣発足。このような死刑制度のあり方を許してはならない・・」(吉田亮子氏)。冤罪事件、「門前払い」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/11e88f3128c34ea915f5f34eaf11890d
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●「キラキラ系業界の裏側」 『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号)についてのつぶやき

2014年08月25日 00時00分34秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、能川元氏【右派紙の「慰安婦報道批判」のデマ 『朝日』による自社記事検証をどう読むか】。


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■①『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 「夢とやりがいに潜むワナ キラキラ系業界の裏側 テーマパーク アイドル エステ アパレル ヘアサロン」。落合恵子さん【風速計/コピペ】、「東京新聞・・・・・・時事川柳・・・・・・六十九年 コピペ棒読み 心無し。横浜の永井さん・・・・・・」。魂も心も無きアベ様(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/939aecd1c4501e464b77fb2e11bdc164

■②『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 能川元氏【右派紙の「慰安婦報道批判」のデマ 『朝日』による自社記事検証をどう読むか】、「『産経新聞』など・・「慰安婦」の存在が「捏造」であったことが証明されたかのように騒ぎ立てている・・・・・・「吉田証言」の非重要性・・・・・・右派紙こその日本の恥

■③『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 粟野仁雄さん【橋下大阪市長との誘致をめぐる対立の深層 「ハリポタ」人気のUSJにカジノの計画】、「健全な娯楽施設として軌道に乗るUSJにカジノが必要だろうか・・・・・・ハコモノの失敗の尻拭いにさらなる税投入は許せない」。「最後の切り札」!?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/07968cccb4abad0a01affdd3c37e0b4e

■④『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 【佐高信の新・政経外科第10回/「老人たちの勲章」の手配師がしたザンゲ】、「「関電クーデター」・・・・・・関西電力の「2・26事件」とも言われる・・・・・・芦原義重が、側近の副社長、内藤千百里とともに取締役会で解任・・・・・・内藤氏の証言は「勇気ある行為」か」

■⑤『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 「フクロウの会」阪上武代表・「FoE Japan」満田夏花理事【脱原発で闘う電光石火の二人に聞く〝市民力〟】、「FFTV(フクロウ・FoEチャンネル)・・・・・・日隅一雄・情報流通促進賞の大賞を受賞・・・・・・原発問題の情報を幅広く伝え、政府交渉のプロセスを発信して社会に貢献」

■⑥『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 【金曜日から】、「▼矢崎泰久さんの新刊『残されたもの、伝えられたこと――60年代に蜂起した文革者烈伝』(街から舎)・・・・・・久野収小田実など錚々たる個性派15人が登場する。・・・・・・70年代、原発推進一色だった国・企業・学会に対し・・・・・・」

■⑦『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 【金曜日から】、「・・・・・・果敢なる反対論を唱え続けた物理学者、水戸巌高木仁三郎は、矢崎さんが物理学とは違うところでのつきあい・・・・・・小出裕章氏のまえがき・・(土井伸一郎)」。

■⑧『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 内原英聡・兼子章平氏ら【政治家参拝、改憲促す政治団体、排他主義の市民団体・・・・・・〝政教癒着〟象徴する靖国】、「在特会・・・・・・天皇を「国家元首」と位置づけ、これを批判・否定する人々は「殺されて当たり前」と放言し・・・・・・」。表現の自由と言えるか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e4fff2e56d3ac71449d6db42a0892483

■⑨『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 土井敏邦氏【イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナ自治区・ガザ 行き場を失った避難民の家族】、「現在、こうした避難民は50万人近くいるという・・たとえ「戦争」が終結したとしても、家を破壊された一家に帰る所はない」。それに加担する・・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ad424a115a39a422e1750dc012f1b9d5

■⑩『週刊金曜日』(2014年8月22日号、1004号) / 取材班【米軍ヘリ墜落から10年、沖縄国際大学で集会】、「学長は・・・・・・「普天間飛行場があり、オスプレイが県内上空を飛行し続ける以上、事故は県内どこかで起こる」と訴えた」。小出裕章さんのお話にも興味を(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/1813a5a17acc82c47446756a2a1d297d
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●「主権在民 創刊1000号」 『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号)についてのつぶやき

2014年07月21日 00時00分15秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、石坂啓さん【本質をわかりやすく言うと】、「病床の母はあっさりと一言、「テメーが行ってこい」」。

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■①『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 「主権在民 創刊1000号」。同封チラシ「「戦後」の1000号として」(平井康嗣編集長)、「たかが1000号、されど1000号」(北村肇発行人)、「『週刊金曜日』1000号の歩み」。創刊準備号『月刊金曜日』から買い続けた身としては、感慨深いものに

■②『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 三宅勝久さん【自衛隊「訓練」中の死亡事故が多発 10年で69人、「人命軽視」か】、「〝不要な危険〟を強要か・・「教育訓練」以外の死亡事故も多数あり、事故死の実数はこれよりも多いものとみられる」。「戦争できる国」になれば「訓練」死どころか・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/cc3976ac9b61db2a8b6c540d79ff96ba

■③『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 及川健二さん【「集団的自衛権の行使容認」閣議決定に各地で抗議 「文章は形容詞によって腐る」】、「・・といった開高健の言葉が思い出される・・」「暴力の連鎖が拡大することを止めたい!」。戦争絶滅受合法案を定める矜持もない自公議員(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/77de2f301efae2ff4a6c6e5f58a3a960

■④『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 満田夏花さん【川内原発再稼働手続き進むも避難弱者は・・・・・・ 施設管理者に避難計画丸投げ】、「伊藤祐一郎鹿児島県知事・・「10キロ圏外の、要支援者・・の施設については避難計画を策定する必要はない」と発言」。死の灰は宮崎や熊本まで届くというのに(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a724141dcbc2f9d68a76dd33d89418d3

■⑤『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 平野次郎氏【人の尊厳守り抜く二審判決 在特会の控訴を棄却】、「大阪高裁(森宏司裁判長)は・・の支払いを命じた一審(京都地裁判決)を支持し、在特会側の控訴を棄却する控訴審判決」。こちらは至極当たり前の判決で、司法の良心は守られた

■⑥『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 「編集委員抗議声明/集団的自衛権行使に否(いな)!」。石坂啓さん【本質をわかりやすく言うと】、「病床の母はあっさりと一言、「テメーが行ってこい」」。そう、戦争絶滅受合法案を制定してから言ってくれ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bf0581c0ebf44de944dfaeda3fe0ddc5

■⑦『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 雨宮処凛さん【この流れに抗う方法】。宇都宮健児さん【闘いはこれからだ】、落合恵子さん【市民へのテロ!】。佐高信さん【改めて「国とは何か」を問え】。田中優子さん【パンとサーカス】。中島岳志さん【立憲主義を守るために】

■⑧『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 横田一さんら【滋賀県知事選、自公敗北の衝撃 福島県知事選、沖縄県知事選に波及する三日月大造氏の勝利】、「原発政策が問われる10月の福島県知事選、普天間基地の名護市辺野古移設問題のゆくえを左右する11月の沖縄県知事選と、自公連立体制には荒波が待ち受けている」

■⑨『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 半田滋さん【旧日本軍化する自衛隊が苦心する若者の呼び込み 自衛官募集CMにAKB島崎遥香】、「戦死と自殺と・・防衛省が8500万円かけて制作した自衛官募集のテレビCM・・徴兵制への道・・憲法の屋台骨である9条でさえ、解釈を変更して「戦争できる国」に・・」

■⑩『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 安田純平さん【現地ルポ 「イスラム国」が支配地域を拡大 制圧されたファルージャをゆく】、「イラクは国家分裂の危機にある・・イラク市民の間の亀裂は危険な水準にまで来ているようだ」。『ルポ戦場出稼ぎ労働者』http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/25aeb85839f7e9274655adf7a976c909

■⑪『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 伊田浩之さん【新聞全面広告を7月1日に全国展開した三菱電機 武器】、「ミサイル共同開発・・過大請求明るみに・・NHK報道に疑問・・同じ番組で2回も三菱電機(とその子会社)が出るのは異例。必然性が無い宣伝であれば放送法・・に触れる恐れすら・・」

■⑫『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 浅野健一さん【命懸けた訴えを犯罪にしたメディア 新宿焼身自殺未遂】。「安倍首相の回答は、メモの棒読みで、質問にまともに答えていない。日本の国の形をクーデター的に変えようとする首相を追及する気もない記者たちに絶望した」

■⑬『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 【佐々木実の経済私考/空振りする日銀の“異次元緩和”企業優遇だけの成長戦略は的外れ】、「「企業が潤えば、従業員も潤う」。そんな楽観論はもはや通用しなくなった。企業優遇策に遍した成長戦略では問題を解決できない・・」

■⑭『週刊金曜日』(2014年7月18日、1000号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「日本の歴史認識は軍国主義時代の皇国史観を未だに引きずっているように思える。その見本が解釈改憲を強行する安倍政治に他ならない」。「積極的平和主義」という言葉のいかがわしさがすぐわかる」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/cc3976ac9b61db2a8b6c540d79ff96ba
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●経産省前テント村、設置から1000日

2014年06月22日 00時00分27秒 | Weblog


東京新聞の記事【脱原発の象徴 全国から集い1000日 「ふるさと蹂躙」怒りの詩】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014060702000107.html)。

 ずいぶんど日が経っていしまいました。
 「経済産業省前で原発反対を訴える市民らのテントが・・・・・設置から千日目を迎えた・・・・・・鎌田慧さんは「原発推進の中心になっている経産省の前で原発反対の意思を目に見える形で示したことに意味がある」と評価。作家の落合恵子さんは「原発、集団的自衛権での国の動きをみると、怒りが込み上げる。テントがあり、そこに服従しない仲間がいることが、気持ちの支えになる」」・・・・・・1000日!、本当に頭が下がる思いです。原子力「ムラ寄生」委員会の人事やこれまでの「規制ブリ=寄生ブリ」に代表されるような、とんでもない状況の中、大変な努力をされている姿に感銘を受けます。「九電本店前ひろば」共々、この国の原子力推進原理主義のとても恥ずかしい状況を何とか打ち破れるようにしたいものです。

   『●九電本丸に小出裕章さん現る
   『●原発人災放射性物質汚染地図シミュレーション
   『●九州発『暗闇の思想』を: 「原発いらない」市民集会@福岡市
   『●〝とある暴力集団〟、九電前テント村に現る
   『●〝とある暴力集団〟の警察お墨付きの「自由」は許されるのか?
   『●「九電本店前ひろば」:
     「原発推進派」の〝とある暴力集団〟による嫌がらせ、それに乗っかる警察
   『●「九電本店前ひろば」「経産省前テントひろば」の継続した抗議行動
   『●レイシストをしばき隊 
   『●冷たい国: 国が経産省前テントひろばの撤去を訴え裁判を起こす
   『●「九電本店前ひろば」が1000日目を越えた!


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014060702000107.html

脱原発の象徴 全国から集い1000日 「ふるさと蹂躙」怒りの詩
2014年6月7日 朝刊

    (2012年5月2日、(左から)ジャーナリストの鎌田慧さん、作家の
     瀬戸内寂聴さん、沢地久枝さんらが座り込み)

 東京・霞が関の経済産業省前で原発反対を訴える市民らのテントが六日、設置から千日目を迎えた。初日は東京電力福島第一原発事故から半年後の二〇一一年九月十一日。脱原発の象徴となり、再稼働を目指す国からは撤去を求める訴訟が起こされている。梅雨空の下、この日も原発ゼロを望む多くの人が集まった。 (加藤裕治)


 強い雨が降りしきる中、三張りあるテントの一つでは、原発事故で福島県から東京都武蔵野市に避難した小島力(ちから)さんが自作の詩を朗読していた。「帰れないかもしれない 放射能という醜悪な武力で占拠され 蹂躙(じゅうりん)されたふるさと」。約二十人が聞き入った。テントには各地の人がいた。内田智(さとる)さんは宮崎県から来た。「千日の節目。いても立ってもいられなかった」と話した。

 テントは、人間の鎖で経産省を囲んだ時に立てられた。「その後も座り込みを続けようと考えた」とメンバーの一人、正清(まさきよ)太一さん(76)は振り返る。

 当初は二週間ほどで撤収しようと考えていた。ところが福島など全国から次々と人が訪れ、一張りだったテントを三張りに増やし、そのまま張り続けることにした。暑さや寒さにも負けず、メンバーが交代で詰めており、今は約五十人が協力している。

 経産省側は一三年三月、広場の明け渡しと損害賠償約千百万円を求める訴えを起こし、現在も東京地裁で係争中。原発の再稼働を求める政治団体の街宣にさらされることもある

 メンバーの淵上太郎さん(71)は「国民の大半は脱原発を望んでいる。政府が再稼働しないと決断すれば、すぐ撤去するのに」と憤る。

 ルポライター鎌田慧さんは「原発推進の中心になっている経産省の前で原発反対の意思を目に見える形で示したことに意味がある」と評価。作家の落合恵子さんは「原発、集団的自衛権での国の動きをみると、怒りが込み上げる。テントがあり、そこに服従しない仲間がいることが、気持ちの支えになる」と話している。
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●「集団的自衛権」 『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号)についてのつぶやき

2014年06月16日 00時00分43秒 | Weblog


『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「私は今回のことで、新聞記者やフリージャーナリストが冤罪事件の取材や捜査批判に消極的になることを心配する。メディアの仕事は犯人探しではなく、捜査機関の監視だ」。

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■①『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / あと4号で1000号、よく頑張りました! 「集団的自衛権」。ラジカル鈴木氏イラスト、今週号の表紙も目立ちます。【今週の表紙】、「・・・・・・首相就任以来最低の45.7%・・・・・・その3日後、政府は拉致再調査を発表」。そんなヤラセに乗せられるようでは・・

■②『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 取材班【「オール沖縄の象徴」翁長那覇市長へ自民新風会が出馬要請 沖縄県知事選へ向け動き加速】、「稲嶺市長は、・・・・・・仲井眞弘多知事の辺野古埋め立て承認について「公約違反により県民に失望感・・・・・・」と強調」。2010年11月のミスを繰り返してはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fa4f1b36ec9d09183b008c6bb2a40681

■③『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 藍原寛子氏【核のゴミ押しつける「中間貯蔵施設」計画 説明会で地元住民が反発】、「環境省は「施設がないと福島県全体の除染、復興が進まない」の一点張りだが、住民不在のままの「復興」路線には懸念が高まる」。電力会社の本社内に貯蔵しては? 

■④『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 満田夏花氏【避難計画も不十分な川内原発 再稼働を止めよう!】、「火山学者からも異論が噴出・・・・・・①避難先が風下になる可能性が高い・・・・・・」。風船による死の灰実験では、風船は宮崎や熊本まで、「この風船が届くところには、確実に死の灰が届きます」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d0f61521885730597733975b4dae7b6f

■⑤『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 落合恵子さん【風速計/一市民のほこり】、「大飯原発・・・・・・運転差し止めの判決・・・・・・しかしご存じのように、地裁での判決。上級審で覆される可能性は極めて高い。いつだってそうだった。注視したい」。「今度こそ、福井地裁の名判決を活かしたい」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bbc4219e4b63bf26f0a3e9c4423f9060

■⑥『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 【大村アスカの政治時評/アベノミクスの「第三の矢」 「女性と外国人の活用」って何か似ていないだろうか?】、「・・・・・・いわゆるエリート層。選ばれた女性だけが対象だ。こういう女性って、女性の100人に一人もいないんだろう・・・・・・半分以上が非正規雇用」

■⑦『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 桑原史成さん【水俣事件 患者と家族との54年】、「水俣病の公式発見は1956年5月1日。その4年後から現在まで、桑原史成さんは患者と家族たちを克明に記録し続けている」。「桑原氏が撮影した人びとに、昔の写真を手に並んでもらい、記念撮影をした。水俣湾埋立地船溜り。2011年5月1日」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d8e6cff4905e754de151098b386576fe

■⑧『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 【佐高信の新・政経外科第5回/いま、なぜ、田中角栄か】、「保守を含めての政治家の使命は戦争をしないことと弱者の味方をすることであり、それが現在のボンボン政治家たちからもっとも失われていることに危機感・・・・・・」

■⑨『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 【佐高信の新・政経外科第5回/いま、なぜ、田中角栄か】、「・・・・・・田中と同い年の中曽根康弘が強行した国鉄の分割・民営化ならぬ会社化と、小泉純一郎が闇雲に推進した郵政の民営化ならぬ会社化に田中は反対だったことを明記したかった」

■⑩『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 「集団的自衛権の詭弁」。伊勢崎賢治氏【紛争解決に9条でできることはある 自衛隊は非武装の軍事監視団に特化すべき】、「「9条」の下で自衛隊は貢献できることはあるし、日本は「平和外交」に徹すればいいのです」。「自衛隊の活動している所は非戦闘地域」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/726b7943f3e9c54877e9555c809b3ffd

■⑪『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 宮崎信行氏【民主党の岡田克也元外相が激白 「外相時代、米国に集団的自衛権を求められたことは一度もない」】、民主党が言えた義理じゃないとは思うが・・・・・・「情けない自民議員」「(総裁に対して)何も言わないのは情けない」

■⑫『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 畠山理仁さん【特定秘密保護法は廃止を!!! 権益傍聴する「公安」の利権隠しか、準備不足か 「適正評価」の当初予算はゼロ】、「適正評価対象は2.9万人」「都合の悪い文書は破棄」。「非民主国」のデタラメ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/2087366d69cc2627b469e48a0fa8cb9a

■⑬『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 桐島瞬氏【除染手当引き下げに「やってられない」 ピンハネ構造こそ解消すべきだ】、「半分くらい辞める?」「労務単価は引き上げ」「渡り歩く除染労働者」「ピンハネやりたい放題」。所詮、「移染」にしか過ぎないというのに(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/70ea694eaba6c83b3973a0be001acbca

■⑭『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 和田秀子氏【福島県田村市に見る「線引き」の理不尽 原発からの距離で「安全」が測れるか】、「汚染の度合いはまだら状となる。事故現場からの距離と汚染度は正比例しない・・・・・・「国が決めたこと」・・無責任極まる返答」。民主党の上を行く自公のいい加減さ

■⑮『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 宇都宮健児さん【黒風白雨28/司法の役割を果たした福井地裁判決】、「関西電力大飯原発・・・・・・運転差し止めを命じた・・・・・・福井地裁判決は、まさに司法本来の役割を果たした判決」。「今度こそ、福井地裁の名判決を活かしたい」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bbc4219e4b63bf26f0a3e9c4423f9060

■⑯『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「Kさんや弁護人の無罪主張を伝えてきたジャーナリストやメディアを非難して「犯人を擁護した責任をどうとるのか」などと釈明を迫る動き・・」

■⑰『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「・・・・・・青木理さんがコラムで《PC遠隔操作事件 「悪人の肩を持つのか」との罵声にお答えする》と題し、批難に応答・・・・・・《今後も被疑者、被告人の言い分に耳を傾け、・・」

■⑱『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「・・・・・・警察・検察の捜査や刑事司法の問題点に疑義を唱え続けると宣言」「私は・・・・・・〈・・・・・・逮捕時、大手メディアはKさんのプライベート写真まで隠し撮りし、大々的な犯人視報道を繰り広げた・・・・・・〉」

■⑲『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「・・・・・・公判が始まってからもKさんの保釈後も、弁護側の主張はほとんど報道されてこなかった・・・・・・1年以上の長期拘留、自白強要の人質司法・・・・・・弁護人が語った捜査批判は妥当な内容・・・・・・〉」

■⑳『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「私は今回のことで、新聞記者やフリージャーナリストが冤罪事件の取材や捜査批判に消極的になることを心配する。メディアの仕事は犯人探しではなく、捜査機関の監視だ・・・・・・」

■(21)『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「それには、被疑者・被告人の訴えに耳を傾けることが不可欠だと思う」。ブログ主もいろいろ翻弄された。でも青木理さんの言ってることや佐藤博史弁護士がやってきたことは決して間違いではない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/dc7bb4adf90d94805b847d69f64ad274

■(22)『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 岩本太郎氏【反原発の拠点である「テントひろばが1000日迎えました!】、「木内みどりさんが・・・・・・大飯原発再稼働差し止め訴訟の勝利・・・・・・「(反原発の種火を大事にしていかなければ」・・・・・・霞が関のど真ん中にはなおも反原発の種火&メディアが・・」

■(23)『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 岩本太郎氏【反原発の拠点である「テントひろば」が1000日迎えました!】、「・・・・・・が1000日を超えて常に臨戦態勢で構えているのである」。そして、「九電本店前ひろば」も同様(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/16d6b6a2564e36577254292106fe79df
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●「新社会人の憂鬱」 『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号)についてのつぶやき

2014年04月10日 00時00分38秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年4月4日、986号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、小石勝朗氏【これ以上の拘置は、「正義に反する」 再審決定で、袴田さん釈放!!】と林博史氏【『産経新聞』のキャンペーンに反論する 「河野談話見直し」の策動を許してはならない】。

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※冒頭のオマケ①: 【『週刊金曜日』編集委員のご紹介/雨宮処凛(あまみや かりん)】(http://www.kinyobi.co.jp/intro/intro_amamiya.php) 「今のこの国では、大切なことが隠され、日々「知らないこと」「知らされていないこと」の怖さを痛感します。そんな中、『週刊金曜日』の取り組みを通して、みなさまとともに様々な事実を突き付けながら「これでいいのか?と世に問う、そんなことができたらと思っています。」

■①『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / ようやく到着。「新社会人の憂鬱」。小石勝朗氏【これ以上の拘置は、「正義に反する」 再審決定で、袴田さん釈放!!】、「弁護団が「よくここまで踏み込んだ」と驚くほど画期的な内容だった」。捏造袴田事件(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/049357a4c458aa9a0094191c2b363e56

■②『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / 渡辺仁氏【岡山県労働委がセブンに裁定 オーナーは労働者だ】、「フランチャイズ契約で縛られた加盟店経営者は独立の事業者ではなく、労働組合法上の団体交渉権を持った「労働者だとの画期的な判断」。鈴木帝国の落日か?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6c8bd66d6e20d032e6d5338be9962ef9

■③『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / 落合恵子さん【風速計/怒】、「そもそも消費税アップは「社会保障と税の一体改革」と喧伝・・「年金、医療、介護の社会保障給付と少子化に対処するための施策に要する経費充てる」は、どこに消えた?」。自公投票者の無関心・無自覚の責任http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/0d77c2ede488f4ed9364bb261496b4b0

■④『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / 【黒島美奈子の政治時評/国が育鵬社教科書をごり押し 「教育の政治的利用」の姿を明確にした八重山教科書問題】、「不正まがいで採択された教科書を、国がここまで強力に押し付けることに違和感を・・」。「ト」な教科書を使わされる子供が哀れhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d92dfb2834d9b1c533560c511be9c3af

■⑤『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / 【黒島美奈子の政治時評/国が育鵬社教科書をごり押し 「教育の政治的利用」の姿を明確にした八重山教科書問題】、「文科省の役人でさえ「政権交代の後、より強い指導を行うようになったのは事実」」。この自公政権のトンデモ度(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/5efcef79061544849f5460eccd29fab3

■⑥『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / 林博史氏【『産経新聞』のキャンペーンに反論する 「河野談話見直し」の策動を許してはならない】、「『産経』を中心に・・安倍首相は見直しはしないと国会で発言したが、自民党や「維新」の談話攻撃もやむ気配はない」。ニセ右翼・ニセ保守(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c9f38caddd98084b42de0513c704945a

■⑦『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / 横田一さん【「みんな」と「維新」の存在感急低下の一方で 集団的自衛権行使めぐり連立の意味を問われる公明党】、「溝が横たわる自公」 平和を愛するらしい公明党・学会さん、大きな疑問だ。もはやアクセルの役割のみ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/74678d48c6b9380cad2dcf2095b4e197

■⑧『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / まさのあつこ氏【報道されない国際会議の議論の中身 放射線の影響を否定できない福島の甲状腺がん増加】、「確定、または疑い・・子は75人。事故前、100万人に一人・・36万人中・・27万人しか検査していない段階でだ」。「比例する」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/2fd5905ed20d114b50d41a0395d0773b

■⑨『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / 藤倉善郎氏【研修の場で繰り広げられる異常な興奮 社会人が断れない勧誘“自己啓発セミナー”】、「マルチ商法や詐欺まがいの自己啓発セミナーが新たに目をつけた市場の一つが企業研修」「泣いたり踊ったりけなしあったり」・・・う~ん、気持ち悪い

■⑩『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / 木下昌明さん(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3aa14f857a33a8df6740e40de8ab7b59)【大西巨人さんを悼む ―― 『神聖喜劇』連載の頃】、「・・が掲載された当時、編集者を務め、その後も半世紀にわたって親交のあった木下昌明さんに・・」

■⑪『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / 宇都宮健児さん【黒風白雨27/集団的自衛権行使は9条改憲である】、「わが国を米国とともに戦争ができる国しようとしている・・憲法は、国の基本的な在り方を定める最高法規」。壊憲であり、「平和憲法が泣いているhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/237410d1ba170d66ecd8447f01eae975

■⑫『週刊金曜日』(2014年4月4日、986号) / 山口正紀さん【再審請求棄却も詳しい報道を 北陵クリニック事件】、「仙台地裁(河村俊哉裁判長)は・・守さんの再審請求を棄却する決定を行った」。「「耐え難いほど正義に反する状況」を認めれない仙台地裁 ~筋弛緩剤混入事件守大助さん~」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e3abc3c0caba32e215a8668db737231e
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●「セブン‐イレブン〝鈴木帝国〟の落日」 『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号)について

2014年02月04日 00時00分47秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、矢崎泰久さん【発言2014】、「・・脱原発なら誰でもいいのか恥知らずな軽率な行動に思えてならない」。全く同感。そして、横田一さん【投票率を上げよう! 山本太郎が活動を開始】、「「準決勝」「決勝戦」

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■①『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 今週も表紙が刺激的、「セブン-イレブン〝鈴木帝国〟の落日」「奴隷の契約書」「近隣への出店」「発注の強要」「反セブンに踏絵」「捨てる商品にも料金」、そして「告発リポート/妻はなぜ自殺したのか 脱サラオーナーが陥る〝コンビニ地獄〟」

■②『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 【東京都知事選、終盤へ向けて闘い熾烈 三つどもえ、投票率がカギか】。横田一さん【投票率を上げよう! 山本太郎が活動を開始】、「「準決勝」「決勝戦」。都民じゃないが、大前提の上で、さらに・・・決勝戦に進むべき候補者http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/eb6f5b48605f2d6df539290d1e636ef5

■③『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 満田夏花氏【原発輸出で不明確な〝調査費用〟 日本原電に36億円余の税金】、ベトナムに約25億円、加えて「トルコの原発建設調査も」11億円。『●国際的な「恥の上塗り」な恥さらし行為: 「安倍政権 「復興予算」を「原発輸出」に流用」』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/513844afc60e1d5422eaec61207792af

■④『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 尾崎孝史氏【名護市の民意無視する安倍政権 辺野古埋め立て広告】、「稲嶺進氏が大勝し、「基地はNO」との民意が明確に示された沖縄・名護市長選」。民意を無視して暴走する安倍自公政権を許してはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fa4f1b36ec9d09183b008c6bb2a40681

■⑤『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 落合恵子さん【風速計/これからも】、「名護市市長選・・・南相馬市の市長選とこのところの選挙結果は歓迎したい・・・それぞれが迷いに迷って、心がねじ切れそうになりながらした選択を大事にしたいと心から願う。結果がどうあろうとも、「わたしたち」の闘いはこれからも続くのだから

■⑦『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 伊田浩之氏【計算がずれ始めた安倍晋三政権のNHK支配計画】、「籾井勝人会長発言の衝撃」「政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない」「あまりにも常識はずれ」。「「番組改変が政治的圧力によって行われた」間違いのない事実」にも関連?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/885a5e91e40d48dddecbaef287440bee

■⑧『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / まさのあつこ氏【南スーダンPKOでの韓国軍への弾薬譲渡 官僚主導で名ばかりの国家安全保障会議】、「その重大な試金石となる事案で・・」「議論をつくさない会議」「福島瑞穂参議院議員・・資料請求・・「議事録は作成しておりません」」。積極平和主義?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a67e3a42d79f822ec49e6946dbde3e93

■⑨『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 高橋哲哉氏【未だ過去を克服できない現実が問われている 「安倍靖国参拝」で世界の孤児になった日本】、「世界が気付いた日本の異様」。産経系のようなマスコミの「異様」と、そんな政治家を選べる有権者の「異様」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/cc4e571fe8c3a2c5d50742ae0de4f0c7

■⑩『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 【谷村智康の経済私考/被災地の、ではなく、被災者の生活の再興を 10年後、「防潮堤だけが残った」とならぬために】、「・・というふうに発想の枠組みを変え・・面倒は避けたいので、「進まない被災地の復旧」とお茶を濁した周年記事が今年も並ぶのだ」

■⑪『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 渡辺仁氏【妻はなぜ自殺したのか】、「セブン-イレブン。その裏では・・自殺や家庭崩壊が絶えず、・・セブン商法をただす裁判包囲網・・「鈴木敏文商法」の何が問題か・・」。古川琢也さんら『セブン-イレブンの正体』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7e309ae417490bc5365050e446161ce6

■⑫『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 「奴隷の契約書/フランチャイズ契約」「近隣への出店/ドミナント」「発注の強要/押しつけ在庫」「反セブンに踏絵/契約更新」「捨てる商品にも料金/ロスチャージ」。渡辺仁(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%C5%CF%CA%D5%BF%CE)氏【いまだ加盟店の利益よりも本部の発注を優先】

■⑬『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 小室等さん【なまくらのれん24】、「『ユージン・スミス写真集1934-1975』・・・高田渡・・・からもらったものだ。・・・マグナム・フォトの正会員でもあった・・妻、アイリーン・美緒子とともに数年間水俣に滞在・・会社側に雇われた暴力団員に暴行を受ける事件があり、・・」

■⑭『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 小室等さん【なまくらのれん24】、「ユージンも・・・脊椎を折られ片目失明の重傷を負う・・・『ライフ』六月二日号に発表し大反響を得る。・・・石牟礼道子さん、アイリーンさんの反原発活動の話へと続くのだが・・」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/38594e150ec4ede3e002213f40603528

■⑮『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「なんとなく気味の悪い都知事選・・・どうもスッキリしない。・・・猪瀬直樹そっくりさんのような・・・、次いで安倍復古政権の代弁者として・・・名乗り出てびっくり魂消(たまげ)た。隠居したはずの・・・が小泉純一郎に推されて出馬する・・・」

■⑯『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・に及んでは、気味悪さを通り越して背筋か寒くなった。・・・奇妙なのは雪崩を打って有名人、文化人たちが細川支持に名乗りを上げたことである。脱原発なら誰でもいいのか。恥知らずな軽率な行動に思えてならない

■⑰『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・支援者や支持政党に右往左往するのではなく、候補者ひとりひとりをじっくり精査するべき・・・猪瀬辞職を生かすことでしか、日本も東京も私たちも蘇る道は他にない」。私は、「分断工作」に騙されてはいけない、と思う(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/eb6f5b48605f2d6df539290d1e636ef5

■⑱『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人vol.84】、「福島みずほさんを中心に「戦争反対! 女性大集合」と言う集会・・・「事件」が起きたのは・・・女に厳しい保守論客として名高い、長谷川三千子氏だった。・・・」

■⑲『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人vol.84】、「・・「NHK経営委員が『安倍首相の応援をしている』と言うのは聞き捨てならないですね」と声をあげると、「・・マスコミのイメージと私が知る安倍晋三は違う・・」と語り、会場はブーイングと失笑の渦に」

■⑳『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人vol.84】、「福島みずほさんは「私たちはイメージで安倍さんを批判しているのではない。政策の批判をしている」と反論した。・・これ以上負けたくない、と、長谷川氏のにたにた笑いを見て、そう思った」

■(21)『週刊金曜日』(2014年1月31日号、977号) / 岩本太郎氏【都知事選をめぐる解禁後初のネット戦と地上戦の「泥仕合」】、「「小泉さんが本当に脱原発なら宇都宮さんを応援すればよかった・・」と参加者の声も」「「マスコミ内で・・汚職報道を禁止する圧力・・」との当該文書が写真入りで出回った・・」
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●「『平成の治安維持法』をつくった総理」の非常に危険な思い入れ、それに手を貸す責任

2013年12月09日 00時00分45秒 | Weblog


asahi.comの記事【秘密保護法案、映画人ら269人反対 吉永小百合さんも】(http://www.asahi.com/articles/TKY201312030272.html?ref=com_top6)と、
保坂展人さんの記事【「目配せ」でも成立する共謀罪と特定秘密保護法案】(http://www.asahi.com/and_w/life/TKY201312020368.html?ref=comtop_fbox_d2http://www.asahi.com/and_w/life/TKY201312020368_01.html)、
そして、解説記事【(新ポリティカにっぽん)秘密保護法案、いまこそ再考を】(http://www.asahi.com/articles/TKY201312030244.html)。
最後に、東京新聞の記事【知る権利もメルトダウン 落合恵子さん憤り胸に反対運動】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013120690100153.html)。

 (非)特定秘密隠蔽法が参院でも可決されてしまった。(矢崎泰久さん)「・・それでなくとも「違憲状態にある国会が、こうしたデタラメな法律を審議する資格など、どこにも見当たらないhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/f15ad34b381cf38250f40df47c7ee7eaにもかかわらず、「ウソをつく人達」である自公議員や翼賛野党議員が「治安維持法」を可決、または、可決をアシストしたわけである。彼/彼女ら議員に投票した人達は、どうも「騙され(続け)ることの責任」を問おうにも、その自覚は全くないようで、いくらその責任を叫んでも空しい・虚しいだけで、次の選挙が来ればまた過ちの繰り返しなのだろう。

 保坂展人さんの記事によると、あの小泉純一郎氏でさえが「『平成の治安維持法をつくった総理」と呼ばれることを嫌ったそうだ。「『平成の治安維持法』をつくった総理」安倍晋三首相や石破茂幹事長らの危険な思い入れの強さ」で、戦争できる国へまっしぐら・・・。「「私たちの『知る権利』がメルトダウンしてしま」い、さまざまな権利が「民主主義国家」をメルトスルーし、どこに権利が存在するのかわからない状態へ。
 それにしても、「第三自民党公明党の議員の自民党議員化は目を覆うばかりだ。「平和」を願っているらしい「学会さんらの心情や如何に

   『●閉塞の時代に: 安倍晋三首相の危険な「思い入れの強さ」
   
     「要するに都合のいい委員会を作り、自分の望む方向へと議論を
      誘導してくれる委員を選び、消費税増税にしろ、TPPにしろ、
      好き放題やっている訳。戦争を出来る国へと異常な思い入れの強さ」。
      その結果、以下のような世界を希求している」

     『●『石原莞爾/その虚飾』読了 (2/2)
   
       「「手と足をもいだ丸太にしてかへし
        万歳とあげて行った手を大陸へおいてきた
         /・・・鶴彬は、こうした刺し貫くような反戦川柳をつくって逮捕され、
             赤痢にかかって、手錠をかけられたまま、二十九歳で病死した」」

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http://www.asahi.com/articles/TKY201312030272.html?ref=com_top6

秘密保護法案、映画人ら269人反対 吉永小百合さんも
2013年12月3日20時01分

【織井優佳】 高畑勲監督、降旗康男監督、山田洋次監督ら5氏が呼びかけ人となり、「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」が3日発足した。4日間で264人が賛同し、法案の内容や拙速な国会審議を批判する声明を発表した。

 賛同したのは大林宣彦監督、宮崎駿監督、是枝裕和監督、井筒和幸監督、俳優の吉永小百合さん、大竹しのぶさん、脚本家の山田太一さん、ジェームス三木さんら。撮影監督や映画館主、評論家らのほか、映画ファン約60人も加わった。

 声明は「心ならずも戦争に対する翼賛を押し付けられた映画界の先達の反省に立ち、日本映画界は戦後の歩みを開始しました」とした上で、「『知る権利』を奪い、『表現の自由』を脅かすことになりかねないこの法案は、とても容認することはできません」と反対を表明している。

 呼びかけ人や賛同者の一部のメッセージも公表。高畑監督は「安倍政権を生み出してしまったのが他ならぬ私たち国民自身であることに愕然(がくぜん)とせざるをえません」、降旗監督は「戦前、戦中の日本に戻らないように、ねばり強く抵抗していくほかありません」と記した。原田眞人監督は「公聴会を公然とセレモニー化したやり方にも憤りをおぼえます」と書いた。


■日本映画監督協会なども声明

 日本映画監督協会など各分野の著作者でつくる5団体は3日、特定秘密保護法案の廃案を求め、共同で緊急声明を出した。

 声明を出したのは同協会と日本児童文学者協会、日本シナリオ作家協会、日本美術家連盟、日本脚本家連盟。声明は「私たち著作者は、かつて国家による言論弾圧により、尊い仲間の生命を失った歴史を決して忘れることはできません」などとして、廃案を求めている。
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http://www.asahi.com/and_w/life/TKY201312020368.html?ref=comtop_fbox_d2
               http://www.asahi.com/and_w/life/TKY201312020368_01.html

目配せでも成立する共謀罪と特定秘密保護法案
文 保坂展人
2013年12月3日

 大きな危惧の声が高まっている特定秘密保護法案が審議されている今、2005年の秋を思い出してみたいと思います。衆議院法務委員会では、「共謀罪」をめぐり与野党で厳しい議論を交わしていました。

 8年前、共謀罪を新設する法案は3回も国会に提出されましたが、廃案になりました。当時は、小泉元首相による郵政解散によって与党が圧倒的多数を占めていたにもかかわらず、強行採決は総理官邸からの異例の指示で直前に直前に見送られました。

 「小泉元首相発言を『原発ゼロ』の追い風に」(10月8日)でも紹介したように、官邸からもれ聞こえてきたのは「『平成の治安維持法』をつくった総理と言われたくない」というものでした。小泉元首相独特のカンと言ってもよいと思います。

 当時、共謀罪はなぜ「平成の治安維持法」と呼ばれたのでしょうか。共謀罪とは「犯罪の概念」を根本から塗り替えるものです。犯罪は、心の中で芽が出る段階から、発育・成長して、次第に確固とした形をとる段階をへて、やがて実行へと至ります。これまでの刑事司法では、少なくとも、未遂か、実際に罪を犯した場合に罪を問われますが、「心の中の犯罪準備の意思」は処罰対象とはなっていませんでした。

 共謀罪が特異な点は、犯罪行為に及ばなくても、「2人以上で犯罪計画を示し合わせた時」に犯罪として成立するいう点にあります。「共謀をしたこと」自体が罪に問われるため、8年前の政府は600以上の行為が犯罪に問われる対象として列挙していました。

 私は、事件等で耳にする「共謀共同正犯での共謀」と「共謀罪の共謀」は同じ定義か、と国会でたずねたところ、答えはこうでした。

   「2人以上の者が、特定の犯罪を行うために、共同意思のもとに一体と
    なってお互いに他人の行為を利用し各自の意思を実行に移すための謀議。
    共謀罪の共謀として必要とされる合意内容とほぼ同一と考えています」
    (2005年10月21日、衆議院法務委員会・刑事局長答弁)

 共謀の概念は同一だけど、「謀議」をへて成立する……。それも「特定の犯罪を実行しようという具体的・現実的な合意」が必要となるので乱用の心配はない、と政府は説明していました。

 ところが、暴力団の拳銃所持をめぐる最高裁判所の決定(03年5月1日)に、「黙示的な意思の連携があり、共謀共同正犯に該当する」という判断がありました。暴力団の組長と一緒に移動するボディーガードとの間に特段の「謀議」がなくても、あうんの呼吸で共謀した、と解釈できるというものです。

 すると、「謀議」を行なわない共謀も論理的にはありえるということになります。犯罪を実行する意思のあるグループが、その意思を一致させるには必ずしも言語による「謀議」を挟まなくてもいいということなら、サインは「目配せ」でも共謀が成立することにならないでしょうか。

 そこで、私はあらためて、リーダーが「いよいよ時が来た」という顔で目配せしたら共謀が成立する場合もありえるのではないかと問いかけました。

   「ケースによって合意ができる仲間たちであれば、目配せでも相手に
    意思が伝えられるかなと思います」(05年10月25日、南野法相答弁)

 南野法相が微笑みながら口にした「目配せ答弁」は衝撃的で、テレビで何度も報道されるなど、多くの議論を呼びました。その後、何度か法案修正の動きがありましたが、共謀罪は廃案になりました。

 じつは、その共謀罪が特定秘密保護法案の中に盛り込まれています。しかも、大きな議論にはなっていません。元検事の落合洋司弁護士は次のように指摘しています。

   「特定秘密保護法は、懲役10年または1千万円以下の罰金を科しており、
    非常に刑罰が重い。特定秘密を漏らした公務員だけでなく、共謀や
    教唆(きょうさ)、扇動をした者も含めたことで、処罰対象を市民側にも
    広げている。
     市民運動をしている人や取材者が原発や在日米軍、外交などに
    関する情報を知ろうと、機密を扱う公務員に近づくことで、犯罪としての
    疑いがかかる可能性がある。起訴されなかったとしても、
    家宅捜索されたり、事情を聴かれたりすれば、人々の生活に支障が
    生じかねない」(13年11月28日付東京新聞「私の疑問」)

 重大な問題を多く抱えた秘密保護法案をめぐる議論に、共謀罪の危険性への言及が不足しているように思います。重い刑罰を課す法案にはしっかりした審議、あらゆる視点からの検証が不可欠のはずです。

 身近かな自治体での仕事について書く予定をさしかえて、今回は少々固い原稿となりました。息苦しい社会にしないために、活発な議論が必要です。

 参考:「共謀罪とは何か」(岩波ブックレット)
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http://www.asahi.com/articles/TKY201312030244.html

(新ポリティカにっぽん)秘密保護法案、いまこそ再考を
2013年12月3日18時35分

    民主党などの野党議員が額賀福志郎委員長(右端)に詰め寄るなか、
    賛成多数で特定秘密保護法案を可決した衆院国家安全保障特別委員会。
    左奥は森雅子・特定秘密保護法案担当相
    =11月26日午前、国会内、越田省吾撮影


 世の中もこの法案の危うさにじっとしていられないということだろうか、街に「反対」の声が響く。国会会期末は6日、圧倒的多数の与党と「すりより野党」によって成立してしまうのかどうか、特定秘密保護法案の参院審議が大詰めである。

「平和」掲げる公明党が、なぜ?

 それにしても、いったい公明党は何を考えているのだろうか。「平和」の党であることを誇りにしていたのに、「戦争」がちらつく法案にかくも血道をあげるなんて。

 11月26日、この法案が自民、公明の与党とみんなの党の賛成で衆院を強行通過したその夜、明治大学で行われたジャーナリストのリレートークに参加した私は公明党への疑問を呈した。それが伝わったのか元参院議員の平野貞夫氏から電話がきた。

   「1985年、中曽根内閣のときのスパイ防止法案に一番強く反対して
    廃案に追い込んだのは公明党でしたよ。こんどの秘密保護法案は、
    そのスパイ防止法よりも戦前の治安維持法よりもタチが悪い

・・・・・・・・・。
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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013120690100153.html

知る権利もメルトダウン 落合恵子さん憤り胸に反対運動
2013年12月6日 10時01分

 激しい怒りを胸に、反対運動に奔走してきた。東京都港区で絵本店を営む作家の落合恵子さん(68)は「私たちの『知る権利』がメルトダウンしてしまう」と原発事故の炉心溶融になぞらえる。参院特別委員会で可決された特定秘密保護法案。穏やかな生活を奪いかねないことへの懸念と、民意を無視して成立に向け強行した政権への憤りが湧き出している。

 東京電力福島第一原発事故以降、反原発を訴えてきた。「3・11で情報公開の大切さを嫌というほど味わっているにもかかわらず、世界の潮流を無視して逆行していくのが理解できない」と首をかしげる。

 事故直後、放射性物質の拡散を予測する「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の情報は公表されなかった。「さらに隠蔽(いんぺい)体質が推進されていく。市民の命と安全に生きる権利に反する」。反対集会や記者会見のほか、国会を囲む「人間の鎖」にも駆け付けてマイクを握り、法案に異を唱えた。

 法案では公務員だけでなく市民も処罰の対象になる。「見せしめにも、恐喝にも使える。どこまで拡大解釈されるかは、さじ加減ひとつ」。専門家を呼んで原発に関する勉強会を開いているが、その参加者も処罰の対象になる可能性があるのでは、と危惧している。

 ごく当たり前の家庭で朝「行ってらっしゃい」と見送ったその夜、愛する人が理由も分からず帰ってこないという状況が起きるかもしれない。

   「政府にとって都合の悪いことをしようとしたり、考えたり、話し合ったり。
    それだけで網に掛けることは可能。私たちの精神生活や思想の
    自由にも介入できる」

 採決強行、市民団体のデモを「テロと同一視した石破茂自民党幹事長の発言…。反対の声を押し切る姿勢こそがテロ行為だと考えている。「みんなが(法案の危うさに)気付いてきた。これ以上声が大きくなるのが嫌なんでしょう。十分な議論をはしょって決めてしまおうという、そのやり方自体が民主主義に反する

 終戦の年に生まれた。中学生のころ、祖母に「なぜ戦争に反対しなかったの」と尋ねたことがある。答えは「みんなの目があった」「言った人間は捕まった」。その言葉が今の時代と重なる

 「あの問いかけをした世代として、自分なりの『落とし前』を付けたい」。次世代の子どもたちのために、原発事故を体験してしまった国の人間として、いまの大人の一人として。これからも諦めず、抗議の声を上げていくつもりだ。

(東京新聞)
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●騙されることの責任、再び: 特定秘密保護法案を仲良く協議する翼賛与党・翼賛野党議員に投票した人々

2013年11月28日 00時00分27秒 | Weblog


毎日新聞の社説【秘密保護法案を問う 修正協議】(http://mainichi.jp/opinion/news/20131119k0000m070129000c.html)。
東京新聞の記事【秘密指定の検証 形だけ 首相が「第三者」的関与】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013111902000243.html)。
gendai.netの記事【「秘密保護法」で与党に屈服…国民を裏切った野党の末路】(http://gendai.net/articles/view/news/146080)。
asahi.comの【天声人語】(http://www.asahi.com/paper/column.html?ref=com_top_tenjin)。
『田中龍作ジャーナル』の三つの記事【【秘密保護法】 首相独裁に道開く みんなの党、修正案合意】(http://tanakaryusaku.jp/2013/11/0008227)、【【秘密保護法】 「みんな」に続き「維新」も!? 次々転ぶ野党】(http://tanakaryusaku.jp/2013/11/0008232)、【【秘密保護法】 言論人が総決起集会 文太兄ぃ「トドメの悪法になる」】(http://tanakaryusaku.jp/2013/11/0008237)。
asahi.comの社説【秘密保護法案―「翼賛野党」の情けなさ】(http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=com_top_pickup#Edit1と二つのインタビュー記事【〈秘密保護法案〉私たち一人ひとりの問題 落合恵子さん】(http://www.asahi.com/articles/TKY201311210363.html?ref=com_top_pickup)、【〈秘密保護法案〉国民の「知る義務」阻害 樋口陽一さん】(http://www.asahi.com/articles/TKY201311230294.html)。

 自公という腐敗した与党の腐臭に集(たか)る与党もどきの野党両党。修「正」という名の改「」作業を通して、与党もどきの野党両党議員も「うそをつく人達」だったことが再確認できただけのこと。「自民党の「補完勢力」どころか「翼賛野党」」であり、一体誰がこんな「翼賛与党」や与党もどき「翼賛野党」議員に投票したのか?、彼/彼女ら投票者に尋ねてみたくなる。

 「騙されることの責任」が再び問われようとしている。
  
   『●『だまされることの責任』読了(1/3)
   『●『だまされることの責任』読了(2/3)
   『●騙されることの責任
   『●戦争と原発: 伊丹万作さん
       「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」
   『●騙されること・騙されたフリの責任: 何度でも騙される
   『●予算編成から見えてくるもの: 投票者の責任

 騙す方の品格や責任と騙される方の品格や責任。

   『●田中優子さん「誰の名前を書くのか、その人の品格が問われている」
   『●映画『放射線を浴びた『X年後』』: 
         「こんな巨大な事件が、・・・日本人としての資質が問われる」
   『●「もはや犯罪というしかない」
          ~東京電力汚染水流出大事故と再稼働・輸出という犯罪~
   『●放射能汚染で「太平洋は終わり」との声が出るほどの
                      重大事故だというのに、この国は・・・・・・
   『●次に原発事故が起きた時には責任をとってくれるのね?
   『●「原発推進」という結論ありきのパフォーマンス
   『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」、騙す阿呆に、騙される阿呆

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http://mainichi.jp/opinion/news/20131119k0000m070129000c.html

社説:秘密保護法案を問う 修正協議
毎日新聞 2013年11月19日 02時35分

安易な合意は禍根残す
 特定秘密保護法案の審議が重要な局面を迎えている。与党は週内の衆院通過を目指す構えだ。民主党を含む3野党の修正案や対案が19日に出そろう。与党は日本維新の会、みんなの党と修正協議を進めている。

 法案への疑問や懸念は国会審議でむしろ深まるばかりで、付け焼き刃的な修正でカバーできるものではない。与党による強行採決など数頼みの手段は許されない。野党側も将来に禍根を残しかねない中身での妥協は厳に慎むべきである。

 森雅子特定秘密保護法案担当相の揺れる答弁ぶりが問題だらけの法案を象徴するようだ。秘密指定が妥当かを判断する第三者機関の設置や報道機関への強制捜査をめぐる答弁は他の閣僚らと食い違い、「改善を法案成立後にも尽くしたい」と成立後の見直しにまで言及した。これでは政府自ら欠陥を認めたに等しい。

 だが、どんな閣僚が受け持っても答弁は森氏と似た状況になろう。何が秘密であるかが明らかにされないうえ情報公開のルールもなく、国会や司法のチェックも及ばない。質疑を重ねるほど法案の構造的な問題を露呈しているのではないか。

 そんな法案を2週間ほどの審議で通過させるなど論外だ。参院選で国会のねじれが解消して4カ月ばかりで数まかせの手段を行使するようでは選挙結果を有権者からの「白紙委任」とはき違えているに等しい。

 修正協議の行方が週内に衆院を通過するかのカギを握る。民主党は19日に同党案をまとめるが短期での与党との合意など実際には困難だ。性急な採決への反対を徹底すべきだ。

 焦点は日本維新の会とみんなの党の動向だ。維新の会は秘密の指定解除に期限をつけることや第三者機関による検証を求めている。与党は秘密の指定期間を「原則30年」とすることや第三者機関や国会への指定基準の報告などで応じる構えのようだが本質的な修正とは言えまい。

 不可解なのがみんなの党の柔軟姿勢だ。同法案は官僚による情報独占、立法府や司法に対する行政優位を強めかねない大きな問題がある。

 ところが渡辺喜美代表は「総論賛成」と早々に言い切り、安倍晋三首相との会食で修正案まで示したという。官僚支配に反対した党の理念とどう整合するのか。同党の主張に沿い秘密指定への首相の関与が強化されたとしても恣意(しい)的な指定のおそれなどが解消するとは言い難い。

 安易な妥協で与党に採決の口実を与えてしまえば、その責任は重い。政党の真価が試される場面だ。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013111902000243.html

秘密指定の検証 形だけ 首相が「第三者」的関与
2013年11月19日 夕刊

 みんなの党は十九日昼の役員会で、国家機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案について、与党が示した修正案を了承した。修正案は、政府の意のままの秘密指定を防ぐ第三者機関の設置は盛らず、「首相の『第三者機関的関与』で恣意(しい)的運用を排除し、指揮監督権を明記」としたが、首相は政府代表そのもので「第三者」ではなく、すでに「指揮監督権」もある。三党で合意した恣意性の検証は形式的なものにすぎない。

 みんなの党は役員会の前に部門会議を開き、修正案について協議。出席者から「議論は拙速で今、決めるべきではない」などの異論が出たが、渡辺喜美代表が「われわれの主張がかなり認められた」と強調。最終的に役員会に一任した。

 一方、自民、公明の与党と日本維新の会の法案実務者が同日昼、国会内で会談。与党は法案の付則に「第三者機関の設置の検討」を盛り込むことを伝え、維新も受け入れた。維新が求める最長三十年での秘密指定の全面解除に関しては、与党側は指定期間を延長できるケースを法案に例示することを検討する考えを伝えた。

 民主党は「次の内閣」会合で、対案の「特別安全保障秘密適正管理法案」を決め、衆院に提出した。与党が修正に応じなければ、政府案には反対する方針だ。

 管理法案では特定秘密の指定対象を「外交と国際テロに関する必要最小限の情報」に限定、公務員らへの罰則も政府案の最高懲役十年以下から五年以下に引き下げる。秘密指定の基準を定めて適正か調査する「情報適正管理委員会」設置法案なども衆院に提出した。

 新党改革も法施行から三年後の制度見直しを付則に盛り込む修正案を与党に提出した。
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http://gendai.net/articles/view/news/146080

「秘密保護法」で与党に屈服国民を裏切った野党の末路
2013年11月20日 掲載

 希代の悪法に野党の一角が屈服した。みんなの党はきのう(19日)、特定秘密保護法案に賛成する方針を決めた。自公両党との協議で、みんなが求めた修正案が受け入れられたためだ。みんなの党の裏切りを追い風に、政府・自民党は維新と民主の切り崩し工作に動いている。野党総崩れは時間の問題なのか。

 みんなは「情報公開」「脱官僚」を掲げて支持を集めてきた政党だが、秘密保護法の成立で情報の官僚独占はますます強化される。なぜ、党是と相反する行動に出たのか。

   「一言で言えば『存在感を示したい』ということ。圧倒的な数の力を持つ
    与党案に反対したところで、仮に『強行採決』されたら終わり。そうなると、
    みんなの修正案は蹴飛ばされて党の存在感は示せない。メディアに
    取り上げてもらう機会もなく、他の野党と同じ扱いで埋没する。
    ならば『与党に修正を迫った』という方が、党のメンツが保てる
    と考えたのでしょう」(政治評論家・有馬晴海氏)

 渡辺代表は、第1次安倍内閣で行革担当相を務め、安倍とは近しい関係だ。

 14日には安倍や菅官房長官、塩崎政調会長代理と赤坂の中華料理店で会食。この時、秘密保護法の修正案について“党首会談”を行っていた。

   「会合後に記者に囲まれた渡辺代表は上機嫌で、『安倍政権が
    政治主導を実現するなら真摯に協力するってずーっと言ってきた』
    『(修正協議も)その延長線』『楽しい会合だった』とペラペラまくしたてた。
    この時、すでに修正合意はまとまっていたのでしょう」(みんなの党事情通)

 19日の会見でも、渡辺は「(首相とは)もともと信頼関係がある。トップ会談を行えば政治のプロセスは非常にスムーズに運ぶと痛感した」とシレッと答えていた。もはや野党か与党か分からないが、他の野党もだらしなさは似たようなものだ。

 日本維新の会も、19日午前中の協議では、与党案を断固拒否する姿勢を見せていたが、午後になると態度は一変。秘密基準の妥当性をチェックする第三者機関の「設置検討」を法案の「付則」に盛り込む修正案に合意した。

 霞が関の官僚用語で検討は「やらない」ということ。しかも「付則」だから意味はない。

 条件闘争の末に野党が取り込まれ、悪法の修正協議は完全に与党ペースで進んでいく。野党第1党の民主党もグラグラだ。

   「秘密の範囲を『外交とテロ』に限るとした対案を衆院に提出しましたが、
    与党側が受け入れる可能性はゼロに近い。このままだと、何の抵抗も出来ず、
    “万年野党”になってしまう。そんな民主党の保守系幹部の心理を見越して、
    与党側は水面下で複数の幹部に秘密保護法の採決の欠席を求めたり、
    ポストをちらつかせながら『引き抜き』を画策しています。最悪の場合、
    採決で造反者が出かねません」(政治ジャーナリスト)

 そろって自民の「補完勢力」「別動隊」に成り下がろうとしているから情けない。野党総崩れの中、希代の悪法が粛々と成立してしまっていいのか
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http://www.asahi.com/paper/column.html?ref=com_top_tenjin

2013年11月21日(木)付
天声人語

 茶番劇である。きのう、特定秘密保護法案を取りあつかう衆院の委員会で速記が一時止まった。与党議員がいないじゃないかと、野党が怒ったからだ。これまでも空席がめだっていた。なんとしても成立させたい重要法案にしては不まじめではないか▼委員会は委員の半数以上がいないと開けない。国会法の定めである。定足数割れが疑われるほど閑古鳥が鳴くのは異常だ。テレビ中継がないから構わないのか。国権の最高機関はわれわれだと、いつも威勢のいい人々の国会軽視に驚く▼表舞台での審議をないがしろにしながら、裏舞台では一部の野党と修正のための話しあいをする。その中身も茶番劇というほかない。秘密の指定などが恣意(しい)的にならないよう、首相が「第三者機関的観点」からかかわるのだという第三者とは当事者でない者をいうふつうの理解では、首相は当事者そのものである。与党とみんなの党との合意内容は黒を白と言いくるめるようなものだろう。こんな乱暴がどうしてまかり通るのか▼それに比べ、民主党の対案の第三者機関は検討に値する。なにを秘密にするかの基準を決め、個々の秘密指定が適当かどうかも調べる。機関のメンバーは内閣ではなく、国会が選ぶ。首相のお気に入りを集めるようなことはできない▼民主党案はこのほか多くの点で政府案の骨格を変えている。いまからでも遅くはない。与党は民主党と議論を尽くすべきだ。まずは委員会にきちんと出席してもらわなければならない。
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http://tanakaryusaku.jp/2013/11/0008227

【秘密保護法】 首相独裁に道開く みんなの党、修正案合意
2013年11月19日 11:27

    みんなの党本部に陳情したが事務所の中には入れてもらえず、
    暗い廊下での立ち話となった。=19日午前9時頃、平河町 写真:筆者=

 特定秘密保護法をめぐる攻防で野党の一角が崩れようとしている。みんなの党が与党との間で修正合意に傾いたのだ。

 合意内容に呆れる。▼特定秘密の指定者を行政の長としていたのを首相(府)へも広げる▼チェックする第3者機関を首相(府)が担うというものだ。

 これではますます恣意的に運用される。首相に独裁の権限を与えることになる。みんなの党は官僚政治の打破を掲げて立党した。ゆえに官僚独裁よりも「首相独裁」の道を選んだのだろうか。

 危機感を抱く人々が今朝8時からみんなの党 本部前で抗議の声をあげた。すぐに制服警察官が駆けつけ遠巻きにしたが、参加者が次々とやって来て、抗議集会が終わる9時頃には約30人にまで膨らんだ。

 集会後、党本部事務所を訪れ「みんなの党が国民のことを思うなら自民党との修正には応じないで下さい」と陳情した。

 午後からはみんなの党、日本維新の会の議員事務所を回り「修正には応じないよう」呼び掛ける。

    秘密保護法は警察の権限を肥大化させる。警察官の多さが同法の
    性質を象徴しているようだった。=午前8時頃 平河町 写真:筆者=
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http://tanakaryusaku.jp/2013/11/0008232

【秘密保護法】 「みんな」に続き「維新」も!? 次々転ぶ野党
2013年11月19日 20:15

    自民党議員事務所を訪れたボランティアたちは「強行採決したりしないよう」
    に訴えた。=19日午後、参院会館 写真:筆者=

 天下の悪法が現実のものとなろうとしている。みんなの党はきょう午後一番、役員会を開き秘密保護法案に賛成することを決めた。

 自らが提案した修正案を自公が飲んだためという。みんなの党の修正案とは秘密指定にあたって首相の権限を広げるものだ。

 特定秘密をチェックする第3者機関を首相(府)の下に置くという。首相に独裁権限をわざわざ与えるようなものだ。民主主義を健全に保つための「チェック・アンド・バランス」も何もあったものではない。

 ある永田町関係者は「渡辺代表と安倍首相が食事をした14日が分岐点だった。(首相から)何か交換条件が提示されたんだろうね」と説明する。みんなの党の議員事務所には抗議の電話やFAXが相次いだようだ。

 秘密保護法案に反対する人々がきょう午後、みんなの党の議員事務所を訪問した。ある事務所の秘書は「党が決めたことですから」とそっけない。別の事務所の秘書は、修正案を与党が飲んだことで満足していた。

 日本維新の会も転ぶのは早かった。同会は夕方から与党と修正協議に入った、とNHK午後7時のニュースは伝えた。

 「第3者機関の設置は譲らない」としていた日本維新の会だが、「政府内に準備室を設けてどのような機関ができるか検討する」という附則を法案に盛り込むことで折り合いがついたようだ。

 野党2党を抱き込んだ自公が民主党の対案を審議せずに採決すれば、それは議会制民主主義の無視となる。

    「みんな」の期待を裏切った「みんなの党」の面々(たすきをかけていない)。
    =12日、原発被害者救済の請願受付で 写真:筆者=
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http://tanakaryusaku.jp/2013/11/0008237

【秘密保護法】 言論人が総決起集会 文太兄ぃ「トドメの悪法になる」
2013年11月20日 20:33

    「秘密保護法案、廃案」の要請文を手渡すTVキャスターたち。
    手前(後ろ姿)は橋場・内閣情報調査室参事官。
    =20日午後、内閣府門前 写真:筆者=

 マスコミ界の大御所、作家、評論家、夕刊紙社長……言論に携わる著名人たちがきょう、「特定秘密保護法案」の廃案を求めて総決起集会を開いた。

 平成の治安維持法と言われる秘密保護法案は、みんなの党が昨日与党案賛成に回ったため成立が現実味を帯びてきた。言論界を支えてきた重鎮たちが危機感を表明した―

 「安倍晋三は日本を北朝鮮並みにしようとしている。進めている人の個人の責任を厳しく問いただす。谷垣法相はスパイ防止法に反対していた。反対なら辞めるべきじゃないか」。こう厳しく指摘するのは評論家の佐高信氏だ。

 川崎泰資・元NHK政治部記者(1934年生まれ)は、安倍晋三首相の危険性を強調した―

   「何とかに刃物」じゃないが、この男(安倍首相)にこの法案を与えたら
    とんでもないことになる。右翼軍国主義者と自称する人物が首相に
    なるということは国際的に通らない」。

 社会部記者だった原寿雄・元共同通信編集局長(1925年生まれ)は、警察の性格をよく知っている―

   「この(会場の)中にも警察の尾行がついている人がいる。今は警察の
    尾行を批判できるが、法律(秘密保護法)ができたら“内偵している、
    合法だ”ということになる」。

    小中陽太郎さん。自らが描いて特高警察ににらまれた高射砲の絵を
    持参した。小中さんの後ろは作家の澤地久枝さん。=平河町 写真:筆者=

 作家の小中陽太郎氏(1934年生まれ)は昭和15年(1940年)、ゾルゲ処刑の年に神戸から上海に向かう船の中で特高に尋問された。高射砲を描いた絵を持っていたからだった―

   「“坊やこれは何で書いたんだ?” “クレヨンだよ”。特高は外国のスパイが
    特殊インクで書いたのかと思い捜査した。70年間倉庫に入れたままだったが、
    探して持ってきた。子供の書いた絵が問題になる。これがスパイ法のバカバカしさだ」。

 きょうの集会には俳優の菅原文太さん(1933年生まれ)も駆けつけた―

   「こういう法律が出てくるなんて考えもしなかった。戦後初めてでしょう。
    私は戦争中の時代をかすっている。その頃は異常な時代だったから
    考えられないことが沢山あった。この法案が通ればトドメになるのか
    と思うくらい悪法。娯楽と騒々しい中に放り込まれて、考える事を
    なくしてしまった中で、こんなものが突きつけられている。
    ここにいる皆さんが考えつかないような時代になる」。

 治安維持法の時代に生まれ育った彼らの言葉には有無を言わさぬ説得力があった。

 言論人と表現者だけではない。政界からも一人だけ参加者がいた。辻元清美議員だ。辻元議員は国会内の事情を解説した―

   「与党は26日の衆院通過を目指している…(中略)私が森まさこ大臣を
    追及していたら、維新の議員からヤジが飛んで来る。これまでのような
    与党対野党の図式とは違う異常な状況。(国会の)外で盛り上がって
    いることが、(国会)内での歯止めになる」。

    「国民が不幸になる」と警告を発する菅原文太さん=写真:筆者=

 集会の後、岸井成格氏、田勢康弘氏らTVキャスターたちが、森まさこ特定秘密保護法案担当相に同法の廃案を求める要請文を手渡すため内閣府を訪れた。

 だが森担当相は国会審議を口実に会おうとしなかったため、内閣情報調査室の橋場健参事官が要請書を受け取った。場所は内閣府庁舎の門前だ。「庁舎内でのカメラ撮影はNG」となったためだ。

 キャスターの鳥越俊太郎氏は「門前払いです。ここでしか渡せないのが日本の現実です」と悔しがった。
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http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=com_top_pickup#Edit1

2013年11月22日(金)付
秘密保護法案―「翼賛野党」の情けなさ

 巨大与党の前に、あまりにも情けない野党の姿である。

 このままでは自民党の「補完勢力」どころか「翼賛野党」と言われても仕方あるまい。

 日本維新の会が、自民、公明の与党と、特定秘密保護法案の修正に合意した。

 みんなの党に続く妥協だ。

 いずれの修正も実質的な意味は乏しく、問題の根幹はまったく変わっていない。

 与党は、4党で修正案を共同提案し、26日の衆院通過をめざすという。野党はこれを許してしまうのか。

 愕然(がくぜん)とするのは、維新との修正合意で、特定秘密の指定期間が後退したことだ。

 維新は当初、「30年以上延長できない」と主張していた。ところが、合意では「60年たったら原則として解除」と期間が2倍に延びてしまった。

 しかも60年を超えても延長できる7項目の例外まで、できてしまった。

 まるで与党側の焼け太りだ。これでは、維新もみんなの党も利用されるだけではないか。

 維新は秘密指定できる行政機関を絞り込む案も主張したが、与党にはねつけられた。「首相が有識者の意見を聴いて政令で限定できる」との合意では、およそ実効性に乏しい。

 秘密指定のチェックについても、大きな疑問符がつく。

 法案の付則に「第三者機関の設置検討」を盛り込むことで合意したが、付則に書いても実現の保証はない。どんな機関になるかも不明確で、期限も区切っていない。

 与党とみんなの党との合意では、首相が「第三者機関的観点」からかかわることで客観性が担保されるとした。最大の当事者を「第三者」とする意味不明。与党が真剣に問題を受けとめているとは思えない

 維新の内部からも「後退している」などの批判が噴出している。当然だ。今からでも対応を見直すべきだ。

 野党ではほかに、民主党が対案を出している。

 秘密の範囲は外交や国際テロに限る▽国会が委員を指名する第三者機関「情報適正管理委員会」を設置し、個々の秘密指定が適当かどうかも調べる▽罰則は政府案が最長懲役10年だったのを懲役5年以下とする――などの内容である。

 政府案との隔たりは大きい。そこを埋める努力もせず、4党の修正案で突き進むのでは、巨大与党にすり寄っているとしか映らない。

 与党に都合のいい修正をするのが野党の役割ではない
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http://www.asahi.com/articles/TKY201311210363.html?ref=com_top_pickup

〈秘密保護法案〉私たち一人ひとりの問題 落合恵子さん
2013年11月21日22時39分

■作家・落合恵子さん

 3・11後、脱原発運動を続けてきました。1986年にチェルノブイリ原発事故が起きてささやかな勉強会を開きましたが、長続きしなかった。そのことへの反省があります。

 いま、同じ思いで特定秘密保護法案の反対を訴えています。法律ができて言論が弾圧された戦前のような取り返しのつかない状況を迎えた時、どうしてもっと力を尽くさなかったのかと悔いたくはないからです

 この法案について、近所の人から「(処罰される対象になる)公務員じゃないから大丈夫」と言われたことがあります。そうでしょうか。私たちは、東京電力福島第一原発事故で情報の隠蔽(いんぺい)をさんざん経験し、今も味わっています。

 テロ対策を名目に原発に関する情報はますます出なくなると思います。秘密が広がり、大切な情報が市民に届かなくなる。そうなれば、一人ひとりが多様で正確な情報に基づき判断するという民主主義の基礎が壊れてしまう。私たち一人ひとりの問題なのです。

 歴史を振り返れば、いつの時代でも世界のどこでも権力は情報を隠します。政府が情報をどれだけ開示するかが民主主義の成熟度を示すものですが、日本の情報公開は米国などに比べはるかに遅れています。政治が取り組むべきは、秘密保護ではなく情報公開です。

 法案の修正ではなく、廃案しかありません。

     ◇

 秘密が増えて私たちの身の回りが息苦しくならないか。暮らしにはどんな影響が出るのか。国会での審議が大詰めを迎えている特定秘密保護法案に反対する動きが広まっている。各界で活躍する人たちの異議申し立ての声を聞いていく。
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http://www.asahi.com/articles/TKY201311230294.html

〈秘密保護法案〉国民の「知る義務」阻害 樋口陽一さん
2013年11月24日00時14分

 ■東大名誉教授・樋口陽一さん

 敗戦後の焼け野原の中、「私はだまされていた」と告白した高名な作家がいました。国民主権の憲法となり、国民自身が政治を動かす立場にある今こそ、私たちには「だまされない責任」があると言いたい。

 しかし3・11の原発災害で私たちは「原発は安全」という神話にだまされていたことを知った。今後、政府のうそにだまされず、主権者として公のことがらの基本を動かし、未来への責任を果たすため、国民には問題の所在を「知る義務」がある。それを邪魔するのが、今回の特定秘密保護法案だと言えます。

 法案の中身の粗さからも、政府の説明や政党間協議の経緯からもたくさんの疑問がわき出ています。それを押し切り「秘密」の壁を高く厚くする理由について、安倍政権は「米国と情報共有をはかるため」と説明しています。「秘密」の共有を強化してまで政権がやろうとしていることは、日本が歩んだ道からの決定的転換となるでしょう。

 米国は世界中に情報の網を張り巡らせる覇権大国として各国と摩擦を起こしていますが、一方で米国の言論人は「批判の自由」を核心的な価値として守ってきました。安倍政権は日米で「価値観を共有する」と言いますが、日本社会の骨組みをどちらの方向に切り替えるかが、法案をめぐって問われていると思います。
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●「世紀の大悪法 特定秘密保護法案」 『週刊金曜日』(11月15日、968号)についてのつぶやき

2013年11月18日 00時00分59秒 | Weblog


週刊金曜日』(2013年11月15日、968号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、青井美帆氏【日本が「法治国家」ではなくなる 統治機構のバランスが崩れ三権分立が消滅】、「軍無き国に軍事機密なし」。筑紫哲也さん(文責 編集部)【超訳 「特定秘密保護法」が子分を連れてやってきた】と横田一さん【新潟県で東電の福島原発事故検証がスタート 地震か津波か、原因に切り込む】。

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■①『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 「世紀の大悪法 特定秘密保護法案」。横田一さん【新潟県で東電の福島原発事故検証がスタート 地震か津波か、原因に切り込む】。自然の災害ではなく、人災でしょう!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a3ffb87aa63324f861c829d0357d4721

■②『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 編集部【練馬区民が閲覧制限請求に抗議の署名提出 『はだしのゲン』を隠すな】、神田香織さんと佐高信さん、「・・を隠して、どんな子どもを育てたいのか、どんな社会にしたいのか」? (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6be86bd9ca068a1948302f1e349f8664

■③『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 落合恵子さん【風速計/言葉が欲しい】、「分からない三〇%賛成八%に驚く、「会場とはまったく別の風が、外では吹いている・・」。ウソをつく人達の作る猛毒など許してはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/48272cd76b5adc03ece0c6295eef6308

■④『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 小倉利丸さん【「スノーデン問題」を闇に葬るな 米諜報機関は日本で何を行ってきたか】、「実態は何も判っていない」「本人への聴取は不可欠」「なにをさておいても、スノーデンから話を聞かなければならない」

■⑤『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 村上和巳氏【東電が5カ月ぶりに公開した福島第一原発 危険な4号機燃料棒取り出し作業がはじまる】、「1年続く取り出し作業」「増える撮影禁止場所」。恐ろしい神頼み作業がはじまる・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/24d458cb16a2c7c82eaeadd12df9d664

■⑥『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 【西川伸一の政治時評/三権分立を理解していない議員に司法はなめられている 裁判所は「闘う司法」であれ】。【竹信三恵子の経済私考/生活扶助引下げの根拠「物価指数」に仕掛け 統計や報道まで操作しようとするこの政権のゆがみ

■⑦『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 編集部【あなたがテロリストにされる日】、「「国家の安全」優先」「完全な警察国家になる」「私たちが大切にしてきた民主主義」「国際平和」「主権在民」が、消し去られようとしている」。猛毒(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/48272cd76b5adc03ece0c6295eef6308

■⑧『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 三宅勝久さん【「広報」を通さないと刑務所送り!? 元情報保全隊長が法廷で漏らした記者監視という任務】、「「働きかけ」を監視」「記者も調査対象に」「あらゆる官庁が情報収集」。こんな法案が通ってしまうと・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a38306f4b58e0871400154b303996c38

■⑨『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 青井美帆氏【日本が法治国家ではなくなる 統治機構のバランスが崩れ三権分立が消滅】、「軍無き国に軍事機密なし」「裁判官も議員も処罰対象」「「うるさい市民」を監視」「自由を下支えする9条」。日本は既にそんな法案は不要な状況かも?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/4beb72bb9c24264018e095a5e1c5218f

■⑨『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 筑紫哲也さん(文責 編集部)【超訳 「特定秘密保護法」が子分を連れてやってきた】、「不当な秘密があったとしても、秘密は秘密」「政治家のスキャンダルは一切後を絶った」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/2e3d95d5ba4ab46702523623d4b8dd04

■⑩『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 宇都宮健児さん【黒風白雨26/情報公開は民主主義の「通貨」である】、「政府がなさねばならないのは、情報公開を徹底することでありそのための情報公開法の改正であるはずである」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/b2db1d90312dd74e39c7492159840a78

■⑪『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 【伊藤千尋の国際時転/米国 他国指導者や市民への盗聴・通信傍受が発覚 各国が抗議し米国市民による盗聴反対デモも】

■⑫『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / みわよしこ氏【あまりにも危うい「両刃の刃」 国会に再提出された生活困窮者自立支援法案】。永六輔さん【無名人語録/トイレの無いマンション・・でもそんなきれいごとじゃありません。もっとはっきり言いましょう。ウンコだらけのマンション】

■⑫『週刊金曜日』(2013年11月15日、968号) / 明石昇二郎さん【日本は韓国の手厚い被害者救済を見習うべし 「枯葉剤」を浴びた兵士たちの今】、「晩発性疾患も「被害」」「疑わしきは救済」。枯葉剤と放射能(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/826f81f88c49f5fc553712714d3291b2
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