[付記(140521): ブログ主にとっては意外な結果になりました・・・・・・『●PC遠隔操作”冤罪”事件: 意外な結果に・・・・・・ブログ主自身の無能さを痛感』]
大変に残念で無念な飯塚事件の再審棄却について、書く気力がわかない。後日、感想を書くことにするが、冤罪にもかかわらず死刑を執行された久間三千年さんご自身、そして親族や関係者の皆様の悔しさを思うと怒りがわいてくる。
asahi.comの記事【筋弛緩剤混入事件、受刑者の再審請求棄却 仙台地裁】(http://www.asahi.com/articles/ASG3V3PT5G3VUNHB006.html?iref=comtop_list_nat_n05)と、
東京新聞の【【コラム】筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014032802000124.html)。
『●〝犬〟になれなかった裁判官』
『●『冤罪ファイル(2010年10月号)』読了』
検察や警察、裁判所自身の誤りを否定できないのでは裁判所の存在の意義はない。「ヒラメ(ひらめ)」裁判官や「犬」裁判官では存在意義がない。仙台地裁の河村俊哉裁判長のことである・・・・・・「仙台市のクリニックで起きた筋弛緩(しかん)剤混入事件で・・・・・・守大助受刑者(42)の再審請求について、仙台地裁は25日付で棄却した」・・・・・・目は節穴である。
『●『冤罪File No.2 (6月号)』読了』
『●『紙の爆弾(2010年9月号)』読了』
『●『冤罪File(No.10)』読了』
『●冤罪: 筋弛緩剤事件の守大助氏』
『●冤罪(その1/2): どんな力学が働いているのか?』
袴田事件に一区切りついた今、北陵クリニック事件=「筋弛緩剤混入事件」にも注視し、一日でも早く冤罪を晴らさないと大変な問題。和歌山毒カレー事件、PC遠隔操作事件、等々・・・・・・「ヒラメ(ひらめ)」裁判官や「犬」裁判官に当たらないことを祈るしかない現状が悲しい。
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【http://www.asahi.com/articles/ASG3V3PT5G3VUNHB006.html?iref=comtop_list_nat_n05】
筋弛緩剤混入事件、受刑者の再審請求棄却 仙台地裁
2014年3月26日12時17分
仙台市のクリニックで起きた筋弛緩(しかん)剤混入事件で、患者5人に対する殺人と殺人未遂の罪で無期懲役が確定した守大助受刑者(42)の再審請求について、仙台地裁は25日付で棄却した。弁護側は仙台高裁に即時抗告する。弁護側は、鑑定の方法や結果に誤りがあり、患者の症状も筋弛緩剤による中毒症状と矛盾するなどと主張。検察側は「恣意(しい)的で非科学的だ」と反論し、請求の棄却を求めていた。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014032802000124.html】
【コラム】
筆洗
2014年3月28日
一九五〇年の春、英国で一人の青年が絞首刑に処せられた。幼い娘を殺したというのが、その罪状だった。彼の名チモシー・エバンスは、死刑廃止の一つの契機をつくった人の名として、英司法史に刻まれることになる。処刑後、真犯人が捕まったのだ▼この悲劇を受け、司法のありように疑問の声がわき起こった。内務省は調査に乗り出したが、出てきた報告書は捜査機関をかばう内容。国会で議員らは、こう追及したという▼「我々がこの報告書を問題にしているのは、真実を明らかにせぬからではない。真実を隠蔽(いんぺい)しているからだ。我々がこれを問題にしているのは、そこに過失があるからでもない。そこに不実があるからだ」▼きのう静岡地裁は袴田事件の再審開始と、無実を訴えてきた袴田巌さんの釈放を決めた。その決定要旨にある裁判所の指摘は驚くべきものだ。死刑判決の拠(よ)り所となった証拠は「捜査機関によって捏造(ねつぞう)された疑いがある」というのだ▼捜査も人のやること。真実にたどり着けず、過ちを犯すこともある。だが袴田さんに罪を着せるため、当局が証拠をでっち上げたとしたら、真実の隠蔽や不実どころではない。犯罪である▼司法当局が自らこの疑惑の解明にあたらないのならば、国会がその権限で追及すべきだ。それもできぬとしたら、それこそ地裁が言う「耐え難いほど正義に反する状況」だ。
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