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Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●「日本の恥と呼ぶべき存在」

2013年04月20日 00時00分56秒 | Weblog


ポット出版http://www.pot.co.jp/)のWPに出ていた松沢呉一さんによる記事(http://www.pot.co.jp/matsukuro/20130410_093215493931863.html)。

 口に出すのもはばかられる現象。詳しくは記事中のYoutube映像をご覧ください。
 先週、「南京事件南京大虐殺)」にかかわる事柄で、ツイッター上でブログ主は批判(?)されました。産経系WPのとある記事にあった「事実と異なるという見解」「現在では30万人まで膨張」「当時の南京市の人口は約20万人」というのは否定派の言い分で、そういった主張を繰り返すことで、教育が歪められ、下記のような「中学生によるヘイトスピーチ」のようなことが起きるのではないでしょうか。ツイッター上で、ブログ主が3つのサイト(『南京事件-日中戦争 小さな資料集』(http://www.geocities.jp/yu77799/ )、『南京事件資料集』(http://www.geocities.jp/kk_nanking/ )、『inti-solのページ』(http://homepage3.nifty.com/ryo-folklore/intisol/intisol.htm …)を紹介したところ、肯定派の資料ばかりに基づいたサイト、科学的な議論が行われていないサイトだとまで言われる始末。勝手に紹介し、フォロワーの何人かの方々には誤解させてしまったままかもしれませんね・・・・・・、3つのサイトの運営者の方には、すいませんでした。
 二項対立だそうなので、この事件について否定派でもなく肯定派でもなく、かつ、科学的に議論しているサイトがどこかにあるのかどうか。そもそも、否定派のサイトで科学的に議論しているものなんて見たことがないし、上記3つの肯定派のサイトは圧倒的に否定派サイトよりも科学的で、何が起きたのかを冷静に、かつ、真摯に考えておられるサイトだと思うのですが。

 否定派の方や、「とある暴力集団」の方々の方こそ教育を歪めてはいないでしょうか? 問題を長期化させているのは、二項対立で言えば、肯定派なのでしょうか? ブログ主は、否定派こそが問題をこじらせているように思うのですが。

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http://www.pot.co.jp/matsukuro/20130410_093215493931863.html

松沢呉一の黒子の部屋
2013-04-10

お部屋2497/「鶴橋大虐殺」動画の拡散

Facebookでまとめたのですが、一度投稿したものに追加ができないので、こっちで改めてまとめておきます。

2月24日、鶴橋で行われた街宣で、女子中学生が「鶴橋大虐殺」の演説をしたことはネットで話題になっていましたし、韓国でも報じられていたようです。

これが一気に拡散するのは、この動画に英文字幕がついたものがYouTubeにアップされて以降。4月2日のことです。

罵倒語までは翻訳できないので、元のひどさがそのままは伝わらないでしょうが、それでも本日時点で48000再生回数で、700弱のコメントがついています。

同日、CNNのiReportが取り上げます。これは市民記者の投稿のページ。
翌4月3日、Japan Daily Pressロケットニュース英語版が取り上げます。
同日、台湾でも報道され、これを受ける形で、中国のメディアも複数取り上げてます。

以降は以下の通り。

4月8日 カナダ http://www.digitaljournal.com/article/347556
4月9日 香港 http://news.wenweipo.com/2013/04/09/IN1304090053.htm
4月9日 イギリス http://www.dailymail.co.uk/news/article-2305900/Japanese-girls-anti-North-Korea-rant-goes-viral-rogue-state-threatens-nuke-West.html
4月10日 オランダ http://www.demorgen.be/dm/nl/990/Buitenland/article/detail/1611128/2013/04/09/Japanse-roept-op-om-Koreanen-te-vermoorden.dhtml
4月10日 ペルー http://www.americatv.com.pe/portal/noticias/internacionales/joven-japonesa-amenaza-en-video-con-masacrar-coreanos-que-viven-en-su-pa-s-2013

抜けがあったり、さらに増えた場合は加筆していく予定なので、気づいたものがあれば、コメント欄でお知らせください。

当たり前と言えば当たり前ですが、「日本の中にいる一部の異常な人々の行動」ととらえるだけでなく、日本という国の問題としてもとらえられます。CNN iReportのまとめにあるように、日本は国際社会に適しているとは見なされなくなる。「行動する保守」はまさに日本の恥と呼ぶべき存在です。

ヘイトスピーチに刑事罰が加えられるヨーロッパだったら許されにくい内容であり、アジアでもヘイトスピーチ規制法のある国は存在しています。もはや日本でもヘイトスピーチ規制法の制定は免れないのではないか。今なお私はそこに躊躇があるわけですが、すでに述べたように、「やむを得ない」とも感じ始めています。繰り返しますが、「法の制定は危険だ」と主張する方々は、どうかそれ以外の方法で、これに対抗してください。

2013-04-10 9:56 [松沢 呉一]
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ご紹介ありがとうございます (ゆう@小さな資料集)
2013-04-20 08:32:08
ご紹介いただきました「小さな資料集」の「ゆう」です。

サイトにも書いてある通り、私の関心は「事実は何か」ということにあります。「事実」を知るのに余計なイデオロギーは不要。事実は事実、そうでないものはそうでない、それだけの話。

でも私のサイトはネトウヨさんにとっては「目の上のたんこぶ」であるようでして、やたらと私のサイトの悪口を言いたい方が多い。

ただしその中で「まともな批判」はほぼ皆無でして、ごく最近も、拙サイトへの「言いがかり」に対して長大な批判文をお返ししたところです(笑)

どんな「批判」があったのかよくわかりませんが、

>肯定派の資料ばかりに基づいたサイト

私は、「拙サイトを頼りに議論を行う方に迷惑をかけないこと」をひとつのテーゼとしています。可能な限り、「予想される反論」をも想定して記述を行っています。

だから不確実なこと、突っ込まれる余地があることは極力書きませんし、ましてや「都合の悪い資料」を無視することは「禁じ手」であると考えています。

どうも私が「都合の悪い資料」を無視している、と言いたいようですが、私がどんな資料を無視したのか、ぜひともお伺いしたいところです。

(念のため。自分が「見ていない」ことを根拠とした「私は南京虐殺はないと思っています」の類の「どうでもいい資料」は無視しています(笑))

>科学的な議論が行われていないサイト

「歴史学」における「科学的な議論」って、一体何なんでしょうね。私がまっさきに連想するのは、マルクス主義史学の「科学的」議論なのですが(笑)

「歴史学」の「方法」は、

「できるだけ沢山の真偽とりまぜの資料を集めて、これを一々、充分に史料批判して、これは本当らしい、いやこれは違う、と選りわけた上で、それを総合して、真実に近いものを描き上げていくのが、歴史家のやり方なんです。」
(秦郁彦  『諸君!』1985年4月号 P81 座談会「「南京大虐殺」の核心」での発言)

ということで十分、と私は判断しています。
返信する
コメント、有難うございます (AS)
2013-04-20 11:39:44
 ブログ主のASです。

 ゆうさん、初めまして。コメント、誠に有難うございます。また、重ねて「勝手に紹介し、フォロワーの何人かの方々には誤解させてしまったままかもしれませんね・・・・・・、3つのサイトの運営者の方には、すいませんでした」。
 とほほさんがご健在の頃から、ゆうさんのサイトを存じ上げていました。

 ツイッター(AS@ActSludge)ですので、当方も無愛想な対応で、相手を怒らせてしまったようです。
 紹介した記事は『これでいいのか自虐史観入試問題 フェリスや立教女学院 伊藤博文暗殺犯を“英雄扱い”』(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130412/dms1304121539019-n1.htm)で、「事実と異なるという見解」「現在では30万人まで膨張」「当時の南京市の人口は約20万人」といったところを批判的につぶやいたつもりですが、短文ですので、忖度してもらうのは無理ですね。否定派・肯定派と二項対立で述べたつもりはないのですが、上手く相手に伝わらなかったようです。
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