回顧2

回顧1でルメールの左ムチでダノンにぶつかったと書きましたが、見直したらルメールはムチを入れてない。

訂正します。

ルメールは必死で真っ直ぐ走らせようとしています。

 

メイデンスコールでなくケイデンスコールでした。

NHKマイルC回顧

はずだった。まずグランアレグリアが出負けして、ルメールの目論見が狂った。最悪の馬群の中に包まれた。そうなるとアレグリアにはメンタル面の弱点があるのは、ご存知の通り。

それでも何とか外に出そうとルメールは努めた。内博のワイドファラオがそうはさせじと外から合わせに。その後はダノン川田とマーズのミルコががっちりフタをしてきた。

たまらずルメールの左ムチにアレグリアは外へ。川田ダノンとぶつかる。そこからミルコのアドマイヤマーズは勝利に向かってゴールを目指す。大外からメイデンスコール石橋脩が弾かれたように追いかけてきた。なんとか凌ぎきったミルコが戴冠。

4着入線のグランアレグリアは審議の結果5着に降着。

そして、ルメールにとって最悪の制裁。来週のヴィクトリアC、オークスはもちろんダービーのサートゥルナーリアの騎乗も出来なくなった。

グランアレグリアの斜行の代償はルメールにはあまりにも大きかった。

NHKマイルC

1番人気の桜花賞馬グランアレグリアが唯一負けた朝日杯はアドマイヤマーズに寄られてひるんだためと言われた。

そして桜花賞は早めに抜け出して他馬と馬体を合わせることなく完勝した。

外に馬がくるのを極端に嫌うようだ。デビュー2戦は内の馬を交わしたものだ。

もちろん、今日も早めに抜け出して馬体を合わせることを避ける作戦だろう。

アドマイヤマーズのデムーロはグランアレグリアに馬体を合わせに行かないとだろうか。

もちろん合わせにいくはずだ。能力で一枚抜けているとされるグランアレグリアを負かすには、メンタル面の弱点をつくしかない。近走冴えないデムーロだがここは一発狙ってくるはずだ。

最強のサートリナーリアを乗り替わり、渋々選んだマーズだ。しかもサートリに乗り替わって皐月賞を勝ったルメールのグランアレグリアに競りかけなくて何とする。

一方ルメールはデムーロが馬体を合わせにくるのは、百も承知の上だ。おそらく馬体を合わせるシーンを作らない。そんな攻防の直線だ。そのはずだ。