あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

大山ドライブイン

2012年05月20日 05時24分26秒 | グルメ

今回は、西会津野沢宿味噌ラーメン会2店目の大山ドライブインです。

西会津の味噌ラーメンと言ったら”ここ”というくらい有名店です。

西会津味噌ラーメン発祥の地といわれる店ですよぉ。ハードル高っ。

先日訪問した「えちご屋」さんはここから独立したという話です。

雨降りの午後5時、40分かけて味噌ラーメン食いに行くか?とちょっと

は考えたんですよ、一応。結果、行ったんですけどね。ばかですね。

それでは、ナビをセットしてスタート。

しかし去年の豪雨災害で山都町と荻野漕艇場までの区間がまだ通行止め

なんですよ。

でも、我がポンコツナビはいつもそこを通らせようとする。

だから、いつも山都町を出るとルート再検索になるんですが、ポンコツ

ゆえに毎回ルートが違う。

今回は10分間で4回も同じ川の橋を渡りました。

勘弁してよ、もう。えっ、使い方が悪い?そうかも。

あっ、3回は阿賀川、1回は只見川でした。ややこしいね、ここら辺。

ドライブインといっても国道沿いにはありませんでした。

場所はちょっとわかりづらいですが、野沢町内の福島県立西会津高等学校

を目指して走ってください。そこまでの行程は割愛させていただきます。

そしてその前の通りを西に1分くらい走って行くと、左手にあります。

Cimg0049

店の中は普通の食堂でした。

「こんにちは」

「シーン・・・」

厨房には人影がありますが、返事なし。

あらー、聞こえなかったのかな・・・

ここはかなり建物が大きいですね、人気店で混んでいても並ぶという心配は

いらないんじゃないでしょうか。

Cimg0050

いいですね、雑多な感じが。いかにも”食堂”って感じで。

煙草も吸えるし、手打ちそば屋のシーンとしたテレビもマンガ本もない雰囲気

とは違って、これはこれでいいと思います。

さて、注文します。もちろん味噌ラーメンです。

 

なんと裏面を撮影するという失態。

Cimg0051

いすに座っても注文を取りに来る気配無し。

あたりまえですよね、気が付いてないんだから。

しかたないので厨房まで行き「味噌ラーメンちょうだい」

そこで初めて「いらっしいゃませ」

まぁ、私は気にしませんけど、気にする人は気にするでしょうね。

あるサイトでは客の7割以上が注文すると聞いていたのですが、

他の人の注文を聞いていても、味噌ラーメンを注文してる人はいない。

あれー?と思いながらもしばらく待つことに・・・

約10分後、きました!味噌ラーメンが。

いつの間にか登場していた女将さんが運んできました。

Cimg0052

噂では味噌スープが甘いという話ですが・・・・甘い、大甘ですぅ。

こんな甘い味噌ラーメンは初めてですね。

麺は中太で少し縮れてます。

肉は挽肉で、野菜はニラ、タマネギ、ニンジン、もやしなど一般的なもの、

ニンニクは控えめです。

量はけっこうガッツリあります。

スープに独特な”クセ”というか”臭み”がありますね。

肉から出るんでしょうか、よくわかりませんが私には不得意な匂いです。

もやしもちょっと生の味がしました。

スープも甘いせいか、最後は少し飽きますね。

人の好みなんでしょうけど、私はあまり好みではありませんでした。

この味が好きという人もかなりいるらしので、食べてみて判断するのも

いいかもしれません。

皆さんの口には合うかもしれませんよ。

最後に女将さんに「えちご屋さんの師匠のお店なんですか?」と質問

してみたら、笑いながら「兄弟ですよ」だって。

だったら、独立なんて紛らわしい言葉を使わないでほしいですよね。


金環日食って撮ってみたい?

2012年05月19日 01時09分53秒 | 写真

約170年ぶりだかで、金環日食ってのがあるらしいですね。

世の中”金環日食特需”で盛り上がっておりますが。

撮ってみたいですか。

私は思わないしそんな経験ないので、あまりコメントやアドバイス

できないのですが、一般的なものでよければ少しお話できます。

どっちみち会津では見れないのですが。

 

まず専用のフィルター(ND10000)を用意します。

レンズの先端に直径(72mmなど)が書いてありますので、あった物を

装着してください。

もう売り切れかもしれませんね。

元来ほとんど売れる物ではないので、在庫もあまりないはずです。

この”特需”で生産数を多くしてるはずではあるのですが・・・

もう少し早めにアップすればよかったです、すみません。

「絞りをギリギリ絞ればいいんじゃね?」と思うかもしれません。

絶対やめてください。

絞り羽より前の玉が直射日光にさらされ、コーティングがダメになります。

ND10000を装着するとカメラはこうなります。

 

オートフォーカスが効かない。

もっとも、太陽ですからMFに切り替えて∞にすればいいのですが。

 

自動露出が効かない。

正確に言うと、露出計が正しい値をださないということです。

周りとのコントラストがありすぎるからだと思います。

マニュアル露出に切り替えて対応します。

エントリー機以上の機種でスポット採光で対応出来る場合があります。

今はデジカメなので撮ったらすぐに確認して調整しましょう。

 

太陽以外写らない。

太陽が明るすぎるため、それに露出を合わせると周りの物が暗くなって

写らない”はず”です。

断言はできません、やったことないので。すみません。

 

思ったより”小さい”こと。

天文台やテレビ局の超望遠レンズの映像を見せられると、ついあんな

画像が撮れるものと思ってしまいますが実際は思っているよりはるかに

小さい画像です。

太陽は明るいので”大きい物”と思い込んでいるのです。

35mmフルサイズのセンサー換算で400mmの望遠レンズ使用の時、イメージ

センサーに写るのは直径約4mmと言われています。

天体マニアの私の友人の弁

「おめぇ!どんな望遠使ったってそったにでっかくなるわげねぇべ、どんだけ

はなっちっと思ってんの!」

妙に納得。

太陽は”天体”ですので、その写真で人を感動させるような物を撮りたい

なら”天体写真”というジャンルにある程度精通していないとダメです。

メモや記念にという程度でいいんじゃないかと思います。

天体写真もはまると奥が深いです。

 

そして最大の問題点。

このフィルターは高いうえに太陽撮影以外には使えないこと。

このあと何年待つことに・・・

 

カメラは壊れても交換ができるけど、目を痛めたら取り返しがつきません。

絶対直接目でみてはダメですよ。

ましてやカメラで覗くなんてことは自殺行為です。

一番はっきりくっきり見る方法は?・・・テレビ。間違い?

 

旧作品

太陽ってこれくらいの大きさです。

福島県磐梯町よりの夕日。雲がいい仕事してますね。

撮影データー

Canon EOS-1HS EF35-70mm 3.5-4.5 f8 AV EPP ポジをスキャン

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実験写真 その2

2012年05月18日 19時35分35秒 | 写真

今日は昨日の作品の応用編です。

わずかな光でも長時間動かなければ、写るんでしたよね。

少しの時間だったら・・・少し写るんです。

 

撮影データー

Canon EOS-1HS EF35-70mm 3.5-4.5 f11 B(約5分) EPP ポジをスキャン

Jikken140

今回もカメラを三脚にセットし、シャッターを開きっぱなしにしました。

今回の場合は結構明るかったので、速めに作業です。

シャッターを開けて、3分くらいそのままにします。

光があたっている門の部分と、自分で発光している灯籠が露光します。

階段の部分まで走って行きます。

走っている私はその場にじっとしていないので、露光しません。

動いている物が露光するほど光量がないということです。

階段に着いたら、約20秒くらいかけて一歩ずつ降りていきます。

すると「写ってるんだけど薄いなぁ・・」という写真が撮れます。

つまり、写るんだけど適正露出になるには光量が足りない状態です。

シャッターが開いているので、連続した画像が露光されます。

写真という静止した画像なのに動きが表現できるでしょ?

あまり止まっている時間が長いと、はっきり写ってしまい現実的に

なってしまいます。ここら辺は勘に頼るしかないです。

すべて私一人でやってます。

心霊写真じゃないですよ、いくら神社だからって。

 

あっそうそう、この写真は夜間照明に照らされた神社を撮影していた時に

”オマケ”で撮影したものです。

本来、B(バルブ)というのはこういう使い方をするんですよ。

 

旧作品

会津美里町にある「伊佐須美神社正門」

撮影データー

Canon EOS-1HS EF35-70mm 3.5-4.5 f8 B(約8分) EPP ポジをスキャン

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実験写真

2012年05月17日 11時33分56秒 | 写真

まだフィルムを使っていた頃、実験的に撮影した写真があります。

発表する場所も、発表する気もなかったのですが、死蔵させて

おくのももったいないので、この機会に発表します。

実験的な写真ですので説明が長くなります。

この点、ご了承願います。

 

撮影データー

Canon EOS-1HS EF35-70mm 3.5-4.5 f11 B(約10分) PKR ポジをスキャン

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篠山紀信の写真集「Tokyo Nude」というのを見て、

自分も撮ってみたいなと思って撮ったものです。

もちろん、モデルを雇うお金なんかないので風景だけですが・・・

 

公園の遊具が証明に照らされています。

花火が何本か写っていますが、実は1本です。

私が約10秒ごとに移動させています。

カメラは三脚に乗せて、シャッターは開けたままにしています。

 

カメラに写るということは、自らが発光しているか、光源からの光に

照らされてその反射光がカメラに届いた場合です。

この写真の場合、遊具はコンクリートで固定されていて動きません。

そして照明に長時間照らされているので露光します。

花火も自ら発光しているので露光します。

では、花火を持っている私は?

私はほとんど照明に照らされていない上に、約10秒で移動してしまい、

その場にいないので露光しません。

絞りを開ければ、少ない時間でも露光するようになるのですが、F11では

光をあてて30秒くらいじっとしていないと露光しません。

ちょっとしたトリック写真のような感じではないでしょうか。

当時はこんなことして遊んでました。

よいこはマネしないでね。職務質問確定です。

 

デジカメの技術がどんどん向上してますが、このような写真はまだ

撮れないはずです。

なぜなら、あまりにもシャッタースピードが遅いと、ノイズが多くて

黒い部分が黒ではなくなってしまうからです。

専門用語では”偽色”と呼んでます。


水車(くるまや)

2012年05月16日 04時27分59秒 | グルメ

今回は会津でも特に人気のあるそば屋さんの登場です。

場所はちょっと、いやかなりわかりづらいです。

会津坂下町と喜多方市を結ぶ道路があるのですが、

その道路を坂下方面から喜多方市に向かって走って

いくと阿賀川に架かる大きな橋があります。

その橋を渡る直前に交差点がありますので、右折します。

しばらく走っていくとお店の看板がありますので左折します。

最後はもう一度左折するのですが「こんなところに店が

あるの?」という感じです。周りは民家です。

一番奥が店です。駐車場は5台くらい駐められます。

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店の中は普通の民家って感じです。

多いですよね、こんな感じのそば屋さんが。

P1130080

注文したのは天ざる、1260円です。

並盛りでもかなり量が多いです。

天ぷらの材料は日替わりで、店の前に書いてあります。

この時期は山菜がメインになります。

いっしょに”水そば”なるものが付いてきます。

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知らない人のために、

”水そば”は一口サイズのそばが水に浮いています。

最初にそれを何も浸けずに食べます。

そばの香りと水のうまさをたのしむのだそうです。

ガイドブックで絶賛していることがありますが、

だまされてはいけませんよ。

なにも浸けないそばなんかうまいわけありません。

コンニャクと同じですよ。

「ほんのり、そばの香りがするね」程度でいいんです。

そばは、お店の目の前のそば畑で自家栽培している

「あいづのかおり」です。

そばの細さですが、極細です。これほど細く切れるんですから、

よっぽど大将の腕がいいんでしょうね。

そば打ち40年だそうですよ。

その極細のめんが辛口のつゆと良く絡むんですね。

ここがうまいポイントではないでしょうか。

そば湯で割って飲んでもうまいです。

天ぷらはつゆではなく抹茶塩で食べます。

初めて”こしあぶら”なるものを食べましたが、よくその味

がわかりませんでした。

食べ続けるとうまさがわかってくるんですかね。

天ぷらは及第点くらいですね。

一度食べてみてもぜったい損しない店です。

 

しかし、私の隣の席でお店のおばちゃん達がまかない

でそば食べてましたけど、毎日見てるのによく食べれ

ますね。関心します。