あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

シャネルNo.5 リフィル

2020年06月25日 01時00分00秒 | シャネル フレグランス

  

シャネルのフレグランスには「リフィル」と

呼ばれる携帯サイズのアトマイザーと詰め替

え用のボトルがセットになったものがある。

手軽に外出先でも使える、ってわけだね。

正直、これを紹介するのをためらった。

なぜなら、ボトルが違うだけで、基本は同じ

だからだ。

しかし、コレクター魂で「ないなら、集め

る」ということをしているので、紹介するこ

とにした。

詳しい香りの内容とかは、私の過去記事を参

照してください。

  

まず、第一印象。

「思ったより、でかいな」ということ。

大きさの比較のため、となりにたばこを並べ

てみます。

  

まあ、女性のハンドバッグには入るが、ポケ

ットにはちょっとムリ・・・という微妙なサ

イズ。

レンズの収差で斜めに写ってますけど、スマ

ホカメラの限界ですので、ご容赦願います。

リフィルなので、1度アトマイザーを買えば、

あとは詰め替え用のボトルだけを買えばいい

わけだ。

これ、キャップを外すのではなく、頭をねじ

ればスプレーノズルが出てくるんだよ。

さすが、おしゃれ。

  

このリフィルなのだが、製品によって、オー

ドパルファム、オードトワレなどがあった

り、オードトワレのみだったりするのだ。

詳しい意図はわからないが、サイトやカタロ

グで調べるしかない。

売れ筋の状況によっては「取り寄せ」になる

かもしれないよ。

私のようなコレクターになると、めったに売

れないものなどを注文するので、「取り寄

せ」がけっこうあるんだよ。

私個人的には、フットワークの軽い、オード

トワレがお勧め。

昔から「オードパルファム」という立ち位置

が、いまいち理解できないのよ。

香水とオードトワレの間の濃度、とうことな

のだが、私的には、香水に近い(濃い)のだ。

  

これは笑い話だが、去年のクリスマスに、限

定品のリフィルを販売したそうだ。

限定品なので、それ以降は販売されていない

のだが、リフィルである以上、詰め替え用の

ボトルを販売し続けなければならないわけ

だ。

だから今でも「本体はないですけど、詰め替

えボトルだけなら、あります」という製品が

あるんだよ。

 


復活

2019年12月22日 01時00分00秒 | シャネル フレグランス

 

  30年前のオー・ド・トワレを復活させます。

用意する物。

100均で買ったアトマイザー

同じく100均で買った化粧品用スポイト

薬局で買った局方エチルアルコール。

当たり前だけど、メチル、イソプロピルはダメよ。

  

オー・ド・トワレの中身をアトマイザーの半分

くらい入れ、残りをエチルアルコールを入れます。

早い話が、薄めるわけです。

30年も経つと、オー・ド・トワレのアルコール

が自然蒸発して、濃度が濃くなってしまって

いるのです。

「それでもいいけど」という方は、薄めずに

使ってください。

私は、正常な濃度が好きなので薄めました。

完成。

  

素朴な疑問として、フレグランスって、そんなに

長持ちするの?ってことだけど、あくまでも私の

経験則だが、今まで数十年保管してきて、香りが

おかしくなった、というものは1つもない。

かなりの年数、もつのだ。

ただし、コスメ(化粧品)に分類されるものは、

消費期限がある。

含まれている成分のためらしい。

勘違いしないように、お願いします。

パッケージに、消費期限のあるものは、その日付

が記載されています。

あと、かなりの期間もつ、といいましたが、分析

器にかければ違いは当然でるわけで、それも私の

感覚上違いがわからない、というニュアンスです。

それと、香りの成分には経年劣化のほかに、

紫外線によって変質してしまうものもあります。

このような場合は、濃度を調整したくらいでは、

元に戻らないので、あきらめてください。

  

香りの成分の中でも、劣化の速度の違いで、

普通の製品とは違う香りの残り方、ミドルノート、

ラストノートと言うのですが、それが出る場合が

あります。

従って、どこまでで「戻った」とするかは、本人

の納得のしかた次第なので、あしからずご了承

ください。

  

「直接、元ビンにアルコールを入れた方が簡単じ

ゃね?」

たしかに、そうなのですが、間違って薄めすぎた

場合、またしばらく、蒸発させなければならなく

なるので、小瓶に小分けして、様子を見ながら薄

めていきました。

腕(鼻?)に自信のある方は、一発勝負でかまわない

ですよ。

 


エゴイストを買い換えた 2/2

2018年11月28日 01時00分00秒 | シャネル フレグランス

  

さて、前回からの続きだが、小分けするにはどうするか。

ダイソー(100円ショップ)で、スポイトとアトマイザーを買います。

危ない注射器じゃないよ(笑)。スタッフの話だと「香水・化粧品用」のスポイトらしい。

今は、便利なものがあるんだねえ。

これとアトマイザーを買っても200円。

「安いって言いたいわけだろ」

そうなのだが、もっと重要なのは、「安いんだから、専用にしてほしい」ということ。

どんなに丁寧に清掃しても、香りは若干残ってしまう。

だから、それで他の香水とかを詰め替えると、香りが混ざってしまうのだ。

そのためにも、専用にしてほしいのだ。

  

ボトルから吸い上げます。通常ボトルだからできる。

ちゃんとボトルの底までいくようになってるね。うまく考えられている。

  

アトマイザーに入れます。これで終了。

応用編として、香水を、あらかじめ局方エチルアルコールの入ったアトマイザーに

入れて薄くして、オー・ド・パルファムとして使う、という方法もある。

  

あっそうそう、アトマイザーも専用にしてね。

私は香りの確認用に20本ほど使っているので、名前がわからなくなってしまうので

アトマイザーにラベルを貼っています(笑)。

 


エゴイストを買い換えた 1/2

2018年11月26日 19時57分33秒 | シャネル フレグランス

  

シャネルのエゴイストは男性向け商品の中では、一番気に入っている。

いわゆる「フローラル系」ではないのだが、チャラくなくていいのだ。

しかし、気に入っているせいか、約20年前から保有しており、あまりにも

情報が古くて、公開するのをためらっていたのだ。

それが、今回買い換えたので公開することにした。

  

向かって左が、約20年前に購入したもの。右が今回購入したもの。

さすがに、香りは変わらないが、中身が焼けて色が濃くなっている。

  

ロゴがマイナーチェンジしたり、ボトルのデザインが変更されたり、

容量が変更になったり、細々変更がされているのだが、最大の変更は、

ヴァポリザター(スプレー)になったことだ。

選択できるのではない、スプレーしかないのだ。

  

今の若い方にはスプレーは当たり前のことだが、当時は左のボトルを

「通常ボトル」といって、スプレーは値段がちょっと高かったのだ。

いわゆるオプション扱いだったのだ。

その「通常ボトル」はどうやって使うか?

「そりゃ、手のひらに入れて体のつけたい部分につけるんだろ」

やってみればわかるが、それだと量がとてつもなく多くなり、とても近くに

よれないくらいの香り(悪臭?)になってしまうのだ。

それにアルコールで、手の脂が分解されボトルの底に、濁りのようなものができる。

だから、普通はコットンパフあたりに染みこませて使う。

それでも、通常ボトルの底には、細かいパフの繊維が沈殿する。

だから、スプレーは基本的にはいいことなのだ。

しかし、通常ボトルにしろスプレーにしろ、困ったことがある。

家に置いておくぶんにはいいのだが、大きくて持ち運びできない。

コンパクトな「アトマイザー+リフィル」という製品が発売されているのだが、

同じ香りを複数持つのは、経済的ではない。

そこで、通常ボトルの出番なのだ。

それは、小分けできるからだ。スプレーは、ヘッドを外すと再びふたをすることが

できないからだ。

そのやり方は、No.2で。

「そもそも減ってないのに、なんで買い換えるわけ?」

まあ、それがコレクター魂でしょう(笑)。

  

肝心の香りだが、コリアンダー(パクチー)、マンダリン、サンダルウッド(白檀)が

主成分で、甘ったるくなく、すっきりしている。

それでいて、チャラっぽくもなく、またいわゆる「たばこ臭」といわれる

渋すぎる香りではないのだ。

そこが、気に入っている。

ちなみに、近頃発売になった「エゴイスト・プラチナム」は似て非なるもの

なので、注意が必要です。

 


MISIA(ミシア)

2018年03月12日 03時59分01秒 | シャネル フレグランス

  

今回はレ ゼクスクルジフシリーズから「ミシア」です。

新たにシャネルではオンラインブティックを開設したのだが、

このレ ゼクスクルジフシリーズはないようだ。

実際にお店で買ってください、ということか。

うんうん、それでいい。だってこれを買うために、私は

わざわざ銀座まで行ったんだからね。

これは、前回No.5ジェルパフュームを買いに行ったときに

一緒に買った物だ。

だって、わざわざ銀座まで行って、No.5を1本だけと

いうのは、もったいないからだ。

  

調香師は4代目のオリヴィエ ポルジュだ。

ちなみに「ミシア」というのは、シャネルの友達だそうだ。

彼女がシャネルにどんな影響を与えたかは、わからないが、

若干、ネタ切れ感が・・・

しかし、オリヴィエ ポルジュは就任早々、この「永遠の名香シリーズ」の

レ ゼクスクルジフシリーズに作品をぶち込んでくるとはね。

まあ、シャネルの調香師になった以上は、このシリーズに

作品を入れたい気持ちはわかるが。

  

現役の調香師の作品だから、きっと今風の香りなのかな、と

思ったのだが、あら、以外と保守的。

シャネル伝統の甘くやさしい香りだ。

ベースはシャネル香水の代名詞ともいえる、ローズ・ド・メ。

需要に供給が追いつかず、自社栽培しているそうだ。

それにバイオレットを配合しているそうだ。

シャネル製品でバイオレットという名前は、始めて聞いた。

トップは甘いが、ミドル、ラストになってくると爽やかな感じになる。

それが、今風といえば今風。

しかし、似た感じの香りはたくさんあるので、あえて「ミシア」を

選ぶ理由が、私にはよくわからない。

 

 

これも他のレ ゼクスクルジフシリーズと同様に、日本でも

限られた店舗でしか、手に入らない。

ラインナップは、No.22、ガーデニアのように、香水、オー・ド・パルファム

のようなものから、オー・ド・パルファムのみの物、オードゥ コローニュと

いう名のオー・ド・トワレ(笑)のみの物など様々だ。

これは推測なのだが、実際に香水が発売されていた物はそれを復刻し、

発売されていなかった物は、あえて新しく作ったりしない、という方針

なのではないかと思われる。

しかし、「ミシア」も「BOY」も、他のシリーズと比べると

けっこう高いのよ。

何が高いんだか・・・

まあ、「希少な花精油を使用してます」的なことなんだろうな。

  

おまけ

  

本当は、この記事は3月11日にアップする予定だったのだが、

この日に、こんな浮かれた記事をあげていいもんかな、とちょっと考えたのだ。

一応、東北人として被害者(風評被害を含む)だからね。