あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

実験写真 その2

2012年05月18日 19時35分35秒 | 写真

今日は昨日の作品の応用編です。

わずかな光でも長時間動かなければ、写るんでしたよね。

少しの時間だったら・・・少し写るんです。

 

撮影データー

Canon EOS-1HS EF35-70mm 3.5-4.5 f11 B(約5分) EPP ポジをスキャン

Jikken140

今回もカメラを三脚にセットし、シャッターを開きっぱなしにしました。

今回の場合は結構明るかったので、速めに作業です。

シャッターを開けて、3分くらいそのままにします。

光があたっている門の部分と、自分で発光している灯籠が露光します。

階段の部分まで走って行きます。

走っている私はその場にじっとしていないので、露光しません。

動いている物が露光するほど光量がないということです。

階段に着いたら、約20秒くらいかけて一歩ずつ降りていきます。

すると「写ってるんだけど薄いなぁ・・」という写真が撮れます。

つまり、写るんだけど適正露出になるには光量が足りない状態です。

シャッターが開いているので、連続した画像が露光されます。

写真という静止した画像なのに動きが表現できるでしょ?

あまり止まっている時間が長いと、はっきり写ってしまい現実的に

なってしまいます。ここら辺は勘に頼るしかないです。

すべて私一人でやってます。

心霊写真じゃないですよ、いくら神社だからって。

 

あっそうそう、この写真は夜間照明に照らされた神社を撮影していた時に

”オマケ”で撮影したものです。

本来、B(バルブ)というのはこういう使い方をするんですよ。

 

旧作品

会津美里町にある「伊佐須美神社正門」

撮影データー

Canon EOS-1HS EF35-70mm 3.5-4.5 f8 B(約8分) EPP ポジをスキャン

Isasumi099


コメント (2)
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