あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

ワラビ採りの集団

2012年05月12日 10時08分29秒 | 写真

野沢町から喜多方市に帰る途中、ちょうど荻野駅近辺に

さしかかった頃、道路脇に普通にワラビが生えているのを発見。

「すごいなここは」と近くの小野小町に関する記念塚の駐車場

に車を駐めた。

すでに葉っぱが繁り食べられる状態ではなかったが、小さい頃

親父が山が好きでよく連れられていったので、それがワラビである

というのはすぐにわかった。

もっとも、こんな所に生えているワラビなんて食べてもうまくないが・・

すると近くの休憩所で雑談していた集団がよそ者を見るような顔で、

こちらに話しかけてきた。

集団 「山菜採りがよぉ?」

私 「山菜採りでなくて、写真撮り」

集団 爆笑(なぜ?)

集団 「ワラビっつうのは、こういうのだがらぁ。」

しかし、それは明らかに”ウド”。

私 「なんだ、ウドじゃね、それ」

集団 ひるむ。

集団 「うー、ウドも採れるんだぁ。」

私 「これくらいのウドだと、かなりの崖にいかないとないでしょ?」

集団 また、ひるむ。話をそらす。

集団 「ところで、小野小町のわき水って撮ったがよぉ?」

と、汚い小さな水たまりを指さす。

集団 「この水は飲むなって言われっちまってよぉ」

私 そりゃそーだろ。

集団 「別な場所に掘ったんだぁ。」

私 だったら、小野小町関係ねーだろが。

集団 「屋根かけであっからすぐわかる、いってみっせぇ」

集団 「いちばんちっちのが飲むどご、隣が菜っ葉洗うどごだがら」

私 町民が掘った井戸を撮ってどーする。行くわけねーだろ。

しかし、そんな気持ちはおくびにも出さず、

「へー、そうですか、じゃあ行ってみます」

うーん、大人の対応だねぇ。

先に立ち去って井戸にいないことがバレると、

「あんのぉやろ、せっかく教えでやったのにいねぞぉ」

とか思われるのもイヤだなと思った。関係ないんだけどね。

そこで集団が立ち去るまで塚の周りに植えてある花を撮影。

集団が立ち去った後、悠然とその場をあとにしたのでした。

井戸?探しもしませんでしたよ。

おしまい。

 

”スミレ”なんでしょうか。よくわかりません。

撮影データー

Canon EOS 5D MarkⅡ EF100mm macro 2.8L Ⅱ f4 AV

Img_0358_8

















コメント (4)
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